2018年10月21日

鉢盛山[旧波田町・黒川林道から](松本市/朝日村/木祖村)

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鉢盛山山頂付近の反射板から北アルプスの展望

登山口732−810波田町避難小屋820−840朝日村分岐−930鉢盛山避難小屋−937鉢盛山(〜反射板)1005−1011鉢盛山避難小屋1019−1101朝日村分岐−1116波田町避難小屋1140−1210登山口

信州百名山や三百名山に名を連ねる鉢盛山。登山そのものより、登山口までのアプローチに苦労する印象が強い。朝日村側からの林道が長らく通行止めらしいので、旧波田町の黒川林道から入ることにした。夏頃に偵察した際には笹が道を覆っていたが、ネットの登山記録を見るとその後笹刈りされたようなので登りに出かけた。

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(左)登山口。右手の林道に進む。

新島々駅近くのコンビニで黒川林道ゲートの鍵を借りる。国道158号から黒川林道に入り、ゲートを開けて車を進める。舗装箇所もあるが、落石でパンクしないように慎重に進む。1時間ほどで登山口へ。車2台分ほどのスペースがある。「登山口」の標識に従って、折り返す林道の続きを歩く。軽四駆なら走れるかと思われる林道は笹と唐松に囲まれ、今朝の冷え込みで霜柱が見られる。

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(左)波田町避難小屋。(右)笹刈りされたダケカンバの中の登山道。

3回折り返して歩けば、波田町避難小屋の前に出る。少し周囲は開けて穂高・槍が木の間に見える。その右手のハト峰には手が届きそうだが、いまは登山道も深い笹に覆われてしまったらしい。小屋の左から笹刈りされた登山道に入る。笹刈り後の歩きにくさはあるものの、緩急の登りはダケカンバから針葉樹林に入っていく。程なく朝日村側からの登山道が合流。切開きから中ア・南ア・八ヶ岳が望める。

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(左)朝日村分岐から中ア方面が見渡せる。(右)深い針葉樹林帯の道が続く。

その先、左手に唐松の紅葉や笹原越しに展望が開けた後は、深い針葉樹林帯の緩やかな道。山腹の左を巻いた後、九十九折の急登で尾根上に登る。1〜2cmの薄雪が道を覆う。傾斜が緩めばぽっかりと周囲が開け、権現の庭という小湿地。針葉樹林帯を進めば、すぐに鉢盛山避難小屋が左手にあらわれる。ジグザグの急登で鉢盛山の山頂に到着。三角点といくつかの祠がある。周囲は小高い樹木に遮られて展望はよくない。

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(左)周囲が開け、権現の庭。(右)鉢盛山避難小屋は樹林の中。

その先、平坦路を数分進めば反射板が立つ広場に出る。ここは絶景。目の前に穂高・槍・大天井から常念へと北アルプスの連なりが広がる。左には乗鞍と御嶽。右手の北信の山々や八ヶ岳方面は薄雲に霞んでいる。下山は往路をそのまま戻った。途中、出会った登山者は1組2人のみ。ほぼ針葉樹の山なので紅葉のはなやかさはなかったが、秋晴れの中、ところどころの展望を楽しむことができた。

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(左)鉢盛山山頂。展望はよくない。(右)山頂先の反射板の広場から絶景が広がる。
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2018年10月05日

御嶽山[御岳ロープウェイから剣ヶ峰](木曽町/王滝村)

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八合目付近からの山腹の紅葉

御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅825=838飯森高原駅845−850七合目行場山荘−940八合目女人堂945−1043石室山荘1048−1107二ノ池分岐−1127御嶽山(剣ヶ峰)1144−1158二ノ池分岐−1211石室山荘−1302八合目女人堂1324−1402七合目行場山荘−1410御岳ロープウェイ飯森高原駅1413=1427鹿ノ瀬駅

2014年9月27日の御嶽山噴火では登山者ら58人が死亡し、日本における戦後最悪の火山災害となった。しばらく御嶽山登山はできないと思っていた。ところが9月26日に、黒沢口登山口の九合目二ノ池上分岐から山頂までの立ち入りが解除された。ただし、これは10月8日正午までの限定的なもの。やはりこの機会に登っておきたいと考え、御岳ロープウェイに向かった。

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(左)七合目から八合目への登り。

雨模様の天気なのに、ロープウェイ運行開始の8時30分には乗場に30人ほどの列ができた。ロープウェイと名乗るが、6人乗りのゴンドラが次々と発車する。10数分の乗車で標高2,150mまで労せずして到達する。見下ろす山腹は紅葉に染まっている。細かい霧雨なので雨具をつけて歩きはじめる。ヘルメットを着けている人が意外と少ない。

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(左)八合目女人堂。(右)八合目上の紅葉。

山腹を巻く道を歩いて七合目行場山荘へ。その脇を過ぎて針葉樹林の中、雨で滑りやすい木段をジグザグに登る。尾根の左下を行く道から、尾根上の直登に。所々に残りの距離数を示す標柱。針葉樹の中に色づいた広葉樹が混在する。両側はダケカンバと背の高い笹で視界は優れない。ダケカンバがハイマツに変わると間もなく八合目女人堂。ここからは周辺山腹の紅葉が美しい。信仰の山らしく多くの石碑がある。

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(左)ハイマツの登り。(右)ハイマツが見えなくなり火山性の石が多くなる。

左にトラバースし右折する場所にも多くの石碑や像がある。両側ハイマツの登りが続く。いくつかの石像を傍に見ながら登れば、ハイマツから溶岩がゴロゴロした登りに。視界が開けるものの、周囲は霧に囲まれている。馬の背状に少し緩んだ先は、大きな岩が重なる急登。周囲には火山灰が積もっている。岩の斜面にへばりつく石室山荘に到着し、その先ひと登りで廃業となった九合目覚明堂。

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(左)石室山荘直下は岩の重なる急登。(右)石室山荘。

勾配はやや緩み、尾根の左下を行き二ノ池への道を右に分ける。晴れていれば展望が広がるのだろうが、霧の中でほぼ視界がない。植物がない殺伐とした中、木材の土留めがある緩やかな登りを進めば、剣ヶ峰の山頂直下。そこから階段を登り山頂に到着、霧で展望皆無。山頂や直下の小屋は噴火の被害が痛々しい。思わず手を合わせる。噴火対策のシェルターが設置されているが、今日は雨を凌ぐのに役に立った。

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(左)二ノ池分岐。(右)剣ヶ峰山頂直下。階段の上が山頂。右は噴火シェルター。

下山は往路を戻った。霧雨の中、展望はほとんどなく御嶽山の魅力を感じたとはいえないのかもしれない。下山中に一瞬霧が晴れて、八合目付近の紅葉が見渡せたのが一番の見どころだった。

[参考]御岳ロープウェイ 往復2,600円
posted by 急行野沢 at 23:25| Comment(0) | 登山(木曽・東濃) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

浅間山[浅間山荘から前掛山](御代田町/小諸市)

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蒲鉾型のシェルター付近から見た前掛山(左のピーク)

浅間山荘720−747一ノ鳥居−805二ノ鳥居−853火山館903−925Jバンド分岐−1017シェルター−1035前掛山1048−1100シェルター1138−1215Jバンド分岐−1233火山館1245−1321二ノ鳥居−1337一ノ鳥居−1357浅間山荘

8月30日から浅間山の噴火警戒レベルが1に引き下げられ、前掛山まで登れるようになった。この期を逃してはならないと登山口の浅間山荘へ向かった。連休でもあり、多くの人が訪れていた。浅間山荘付近に駐車している車は100台以上。登山者が数珠つなぎといっていい場所もあった。

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(右)カモシカ平。周囲が開ける。

浅間山荘からしばらくは林道のような広い道。一ノ鳥居を過ぎて沢の右岸に移り、唐松と笹の緩やかな道が続く。枯れ沢の源頭を横切って登り、ベンチのある二ノ鳥居へ。ここからは沢音を右下に聞きながら樹林帯のジグザグの登り。大きな折返しを挟みながら、少々汗を絞らされるところ。右手の沢側が開け、牙山の岩峰が見える。ところどころ笹原が開けるようになり、やがてカモシカ平の案内板があらわれる。

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(左)火山館の下では硫黄が匂う沢を横切る。(右)火山館。

はじめて前方に浅間山本体の姿が見える。左にも岩峰が連なっている。道が緩むと硫黄の匂いが漂い、右下の沢は真っ白に。その沢を渡り、右へ登れば火山館の前に出る。WCなどが利用できる。ひと登りすれば、浅間山と外輪山の間の平坦地。樹林帯から草原に出れば、湯ノ平口。トーミの頭からの道を合わせる。周囲は盛夏には花畑になるのだろうか。そのまま針葉樹林の中を進み、Jバンドへの分岐へ。

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(左)湯ノ平口の分岐。(右)賽の河原付近から浅間山。

その先、樹木は低くなり周囲の景観が開ける。賽の河原と呼ばれるのはこのあたりだろうか。浅間山の姿が美しい。左には黒斑山から蛇骨岳への稜線が見渡せる。足元はガラガラした登りとなり、斜度は徐々に増してくる。登山者か多いので、登り下りで渋滞のようになることもしばしば。植物も見られなくなってくる。

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(左)この先、足元が悪く急登になる。(右)前掛山付近から、黒斑山・蛇骨岳の向こうに北アルプス。

登山道が右に曲がれば急登は一段落。かまぼこ型のシェルターが設置されている。その向こうに前掛山までの馬の背状の道がずっと見渡せる。荒涼とした火山特有の風景が広がっている。途中、小ピークを経て緩やかな登りで前掛山の山頂へ。窪地を挟んだ浅間山の姿が間近に見える。今日は登山者が多いので、山名標の前には写真撮影待ちの行列が長々とできていた。

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(左)前掛山から登山道を振り返る。左前方は四阿山。(右)前掛山から見た浅間山。

シェルターの上あたりまで戻って昼食休憩。多くの人がこの辺りで休憩をとっている。背後にはボリューム感たっぷりの浅間山が聳えているが、西の方向には黒斑山の向こうに北アルプスの連なりが望めた。その右の方向は四阿山が認められるけれど、雲が多くてはかばかしい展望は得られない。下山は往路をそのまま戻った。

[参考]浅間山荘前駐車場 500円
posted by 急行野沢 at 22:10| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月17日

北八ヶ岳[唐沢鉱泉から東天狗岳](茅野市/小海町)

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すりばち池から見た天狗岳。

唐沢鉱泉820−847八方台尾根に右折−913八方台分岐−932唐沢鉱泉分岐−1018黒百合ヒュッテ1023−1028中山峠−1123東天狗岳1205−1233天狗の奥庭上1238−1309黒百合ヒュッテ1318−1358唐沢鉱泉分岐−1450唐沢鉱泉

今回も別の山域に登る計画だったけれど、朝の天気を見て急遽変更。太平洋側の方が、天気がいいので、南下して八ヶ岳方面を目指す。このところ、このあたりばかり登っている。どこを歩くか、はっきり決めていなかったけれど唐沢鉱泉の下の無料駐車場に車をとめる。厚い雲が空を覆っているので、駐車場にはかなりの空があった。

唐沢鉱泉まで来てみれば目指すのは天狗岳ということになるけれど、コースは少し変化をつけてみる。渋の湯との間の尾根に向けて針葉樹林帯をジグザグに登っていく。八方台方面との十字分岐に至り、東に向けてごく緩やかな登り。歩く人が少なく道形が細いためか、苔の緑が一段と際立つ。広い尾根のやや右に道が移れば、渋の湯からの道を合わせる八方台分岐。

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(左)苔が美しい道。(右)唐沢鉱泉から直接の道を合わせ、岩が重なる。

その先は北八ツらしい岩ゴロの登り。唐沢鉱泉からの直接の道を合わせると勾配が増す。途中、右手の迂回路に入る。左下の沢に累々と重なる岩を見おろす。いったん道が合流した後も、右手の木道が敷かれ、金属製の橋が随所に架けられた道を登る。濡れた岩や木道が、わかっていても滑る。

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(左)黒百合ヒュッテ。(右)東天狗岳山頂が見えてくる。

傾斜が緩むと黒百合ヒュッテの前に出る。東天狗岳への登りは、時間のかからない中山峠経由の道をとる。中山峠から東天狗岳にかけては多くの登山者とすれ違う。山頂部には霧がかかっている。樹林帯に出入りして進めば手足を使う岩場も現れる。直登を我慢すれば天狗の奥庭経由の道を右から合わせ、岩峰を右手から巻いて、岩がちの登りをこなせば東天狗岳山頂。

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(左)東天狗岳から南方の展望はこの程度。(右)東天狗岳から望む西天狗岳。

絶望的な天候だったが、風が雲を押し流し、ときどきは展望が得られる。北に中山や蓼科山方面、西に西天狗岳。しかし、南の赤岳方面は厚い雲に覆われている。山腹の木々は色づきはじめ、季節が進んでいることを感じる。この天候なので西天狗岳には登らず、下山は天狗の奥庭経由の道を久しぶりに歩いてみる。ハイマツと岩が重なる庭園風の景色の中、歩きにくく時間はかかるけれど風景は楽しめる。

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(左)天狗の奥庭から蓼科山・中山方面の展望。

天狗の奥庭から黒百合ヒュッテに下り、そのまま唐沢鉱泉へと下山した。途中、唐沢鉱泉分岐からは直接、唐沢鉱泉に下る道をとった。下山する頃に少しずつ天候は回復した。こちらの道も中間部では苔が美しかった。東天狗岳はもっとも多く登っている山のひとつ。天候が悪くても、それなりに楽しむことができた。
posted by 急行野沢 at 22:59| Comment(0) | 登山(八ヶ岳・蓼科) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

唐沢鉱泉(茅野市)

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東天狗岳から下山後は、やはり駐車場の目の前の唐沢鉱泉で汗を流す。
長い廊下と階段を進んで浴室へ。手作り感満載の浴室は、さほど大きくない適度な広さ。洗い場が3つ。浴槽は2つあって、鉱泉だからいずれも過熱しているけれど、温度に差をつけている。温い方は濾過してないようで、湯の花が舞っている。この温さが気持ちいい。温度が高い方は、濾過しているのだろう、無色透明の湯だけれど、浴感は素晴らしい。宿の人の対応も丁寧。気持ちよく、汗を流すことができた。(おとな入浴:700円)
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2018年09月09日

北八ヶ岳[高見石〜中山〜ニュウ] (佐久穂町/小海町/茅野市)

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ニュウから白駒池・縞枯山方面を望む。

麦草峠西駐車場746−749麦草峠753−823白駒池分岐−910高見石930−1031中山展望台1041−1046中山−1105見晴らし台1110−1204ニュウ1237−1347白駒池(白駒荘)1353−1431麦草峠−1434麦草峠西駐車場

秋雨前線が停滞している。別の方面の登山を計画していたが、天気予報が芳しくない。どうせ晴れ間が望めないのなら、樹林帯を鬱々と歩くのもいいと思い北八ヶ岳へ。麦草峠の西側にある無料駐車場に車をとめる。雨は落ちていないけれど、空を雲が覆い、風が強い。天候のせいか、駐車場は6割程度しか埋まっていない。

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(左)高見石への登り道。

何回も歩いた道だけれど、白駒池から高見石・中山・ニュウと周回しようと思う。少し歩けば、笹原広がる麦草ヒュッテの前に出る。北八ツらしい針葉樹と苔の道から、園地風の白駒の奥庭を通り、白駒池が近づけば木道が整備された遊歩道へ。白駒池に出る前に右折して高見石への登りへ。白駒荘横からの登り道よりは緩やかだが、このところの雨でぬかるみが多い。

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(左)高見石へ登る。(右)中山への登り。

高見石小屋の前は、この天気なのに多くの登山者が行き交っている。高見石の上からは白駒池が眼下に望めた。中山方面に向かい、少し下った鞍部は水浸しで足の踏み場がないほど。その先は針葉樹林帯に、足元の岩が滑って歩きにくいだらだらした登りが続く。登りが緩み、少し行くと中山展望台。霧が巻き、遠望は得られない。中山山頂の先では、前方に北八ツの樹林帯を見渡すことができる。左手にニュウが岩峰をもたげていた。

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(左)中山展望台。(右)中山南側から樹林帯を見渡す。左端にニュウの岩峰。

大岩の急勾配を下り、樹林の中を中山峠に進む。ニュウへの分岐を過ぎて、中山峠手前の天狗岳・硫黄岳が見渡せる見晴らし台まで行くが、山頂部は雲に隠れている。分岐までもどり、ニュウへは概ね緩い下り。ぬかるみと濡れた岩と木の根に気を配りながら下れば、ニュウの岩頭が目の前にあらわれる。岩の上に登れば、縞枯山方面から白駒池、中山から天狗岳・硫黄岳へと展望が広がっていた。雲も少なくなってきたようだ。

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(左)中山峠北側の見晴らし台から雲に覆われた硫黄岳・天狗岳。(右)ニュウから硫黄岳・天狗岳を望む。

ニュウに到着したときは5〜6人しかいなかったが、その後、いくつも大団体が到着。山頂やその下の広場は50人以上の大混雑となった。たしかに団体山行を組みやすい山域なのだが。早々に山頂から退散する。ニュウからは相変わらずの木の根と岩の道を下り、観光客の多い白駒池に出て麦草峠に戻った。至るところ水浸しで足元は泥だらけになってしまった。
posted by 急行野沢 at 22:56| Comment(0) | 登山(八ヶ岳・蓼科) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

北八ヶ岳[三ツ岳〜雨池山](茅野市/佐久穂町)

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三ツ岳V峰。後方は北横岳と蓼科山。

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅800=807山頂駅816−849北横岳ヒュッテ下分岐−923三ツ岳V峰934−945三ツ岳U峰951−1004三ツ岳T峰−1034雨池山−1052雨池峠1124−1139山頂駅1150=1157山麓駅

今日は時間の制約がある。短時間で歩けそうで、登ったことのない、北八ヶ岳の三ツ岳に向かう。3週間前に訪れた大岳の南側。今回も北八ヶ岳ロープウェイの始発に乗車する。乗車率は半分程度。坪庭から北横岳への登山道をたどるのは前回と同じ。北横岳ヒュッテの少し下に三ツ岩分岐の道標があり、そこを右折。「岩場で危険です。軽装での方は入らないでください」と注意書きがある。

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(左)三ツ岳への分岐。(右)前方に三ツ岳V峰があらわれる。

石楠花など低木の中に火山性の岩が累々とした歩きにくい道。岩の間に何か落とすと探すのは不可能。2つ並んだ大きな岩頭(西峰)の左下を巻くように進むと、前方に三ツ岳の岩峰が見えてくる。威圧感がある。大岩を攀じ登り、鎖場で岩場をトラバースすれば岩が重なる三ツ岳V峰に立つ。三つのピークで最も高く、岩峰だから展望は360度。北から西に大岳・蓼科山・北横岳、南側には縞枯山の向こうに八ヶ岳連峰と南ア。

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(左)三ツ岳V峰への登り。(右)三ツ岳V峰から縞枯山の向こうに八ヶ岳・南ア。

風が強く、体感温度は涼しい。大きな岩の段差に鎖もある岩場を歩き、U峰まではすぐ。振り返るとV峰を見上げる。いったん樹林帯に下り、やや登り返してT峰。南東方向の展望が開け、眼下の樹林帯に雨池がぽっかりと浮かんでいる。ここからは針葉樹林帯の中、岩の段差も大きな急下降。道標のある鞍部からは緩やかな歩きやすい道を登り返して雨池山へ。

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(左)U峰からV峰を振り返る。(右)T峰からU峰・V峰方面を振り返る。

雨池山頂は樹林の中で展望はない。しかし少し南に進んだ雨池山展望台からは南方向の展望が開け、縞枯山との間の八丁平を見おろせる。ここからは再び岩で足元が悪い急な下りが続く。雨池峠に降り立って、ほっとする。三ツ岳付近からここまですれ違った登山者は5名ほど。雨池峠で休んでいると、多くの登山者が雨池や縞枯山方面に去っていく。三ツ岳方面に進む人はごくわずか。

今日はそのまま八丁平の穏やかな道をたどり、ロープウェイ山頂駅に戻った。北八ツらしい樹林帯から岩が聳えているような風景は、他の山域ではあまり見られない。新鮮でもあった。歩きにくいことは間違いないけれど。

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(左)T峰から雨池方面を見おろす。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復 1,900円
posted by 急行野沢 at 22:30| Comment(0) | 登山(八ヶ岳・蓼科) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月20日

烏帽子岳[ブナ立尾根往復](大町市/富山県富山市)

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前烏帽子岳から見た烏帽子岳と立山・南沢岳・針ノ木岳。

第1日[8月19日]七倉山荘540=(タクシー)555高瀬ダム600−622ブナ立尾根登山口−715ごんだ落とし(3/12)−810中休み(6/12)820−906三角点(8/12)933−1045烏帽子小屋1128−1225烏帽子岳1315−1346前烏帽子岳1435−1451烏帽子小屋
第2日[8月20日]烏帽子小屋603−700三角点(8/12)−729中休み(6/12)737−812ごんだ落とし(3/12)817−852ブナ立尾根登山口−915高瀬ダム−1023七倉山荘

以前、野口五郎方面から縦走してきたときは、烏帽子岳を意識することもなく烏帽子小屋からブナ立尾根を下ってしまった。そこでブナ立尾根を登って烏帽子岳を目指すことにする。ブナ立尾根を登ったらいずれかの方向に縦走したいところだけれど、今回はあいにくと日程の余裕がない。

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(左)高瀬ダムから歩きはじめる。前方のトンネルへ。(右)ブナ立尾根登山口。

朝5時半に七倉山荘前の駐車場(無料、約100台)に到着。駐車場にはかなり空きがあった。高瀬ダムまでの特定タクシーはちょうど第1陣が出発した後で、その戻りを待って他の登山者2人と相乗りする。高瀬ダムの上でタクシーを降りて、トンネルを歩き、不動沢の吊橋を渡る。マークに従って濁沢の白砂の河原を歩き、丸木橋を渡って案内板のある登山口へ。

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(左)いきなり金属階段の急登。(右)中休み。6/12中間地点。

すぐに金属製階段の急登が始まる。その先も右へトラバース気味にジグザグに高度を上げる。標高差1,200mに約100mごとに目印がある。登山口が12、烏帽子小屋が0。目安になる。猛暑最盛期よりやや涼しいのも救い。折り返しながら登れば、大岩の下の9/12ごんだ落とし。小丸太階段や土留めが整備された樹林帯の急登。6/12中休みは小広場。ダケカンバの中、木の根や岩の段差が多くなる。左に唐沢岳方面が開ける箇所も。

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(左)南沢岳・不動岳方面の展望が開ける。(右)1/12から三ツ岳方面を望む。

三角点がある4/12を過ぎると道は緩む。タヌキ岩を過ぎ、右手に崩壊地が見える。3/12の前後はヤセ尾根状の平坦路から、左右に展望が開ける。右手には南沢岳・不動岳。アキノキリンソウが咲く。その先はダケカンバの中、花崗岩の多い急登が続く。1/12に至れば、三ツ岳方面の裏銀座縦走路や大天井岳方面が見える。リンドウの花も咲く中を登り、針ノ木岳方面も見える開けた小ピークから樹林帯をやや下って烏帽子小屋に到着。

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(左)烏帽子小屋。(右)烏帽子小屋前から赤牛岳・薬師岳を望む。

小屋の前にはイワギキョウが咲き、赤牛岳から薬師岳の展望が目の前に広がる。急登といわれるブナ立尾根だが、予定よりずいぶん早く小屋に着いた。宿泊の手続きを済ませ、烏帽子岳へ向かう。樹林帯を進むと、花崗岩と砂礫とハイマツの景色が開ける。緩やかに登って前烏帽子岳。ここから烏帽子岳を望む展望は素晴らしい。いったん下り、船窪方面への道から左折して、砂礫の道からハイマツの中を急登。

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(左)烏帽子岳山頂。(右)唐沢岳・餓鬼岳と高瀬ダム。

あんな岩峰のどこから登れるのか、と思うけれど右側から巻くように、最後は鎖場があらわれ岩場をトラバースして登る。岩が重なる山頂からは場所を移動しながら360度の展望が開ける。山頂の向こう側に立山・剣岳。それから左に薬師・赤牛・水晶。三ツ岳からの裏銀座縦走路の左には大天井・燕・餓鬼・唐沢。さらに船窪へ続く稜線の向こうに蓮華・鹿島槍・針ノ木。

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(左)前烏帽子岳から眼下に烏帽子小屋。前方に三ツ岳から裏銀座縦走路。左に燕岳。

烏帽子岳の山頂、そして前烏帽子岳でもゆっくりと展望を楽しんで小屋に戻った。烏帽子小屋はさほど混雑していなかった。翌朝はブナ立尾根を下り、時間の余裕もあったので七倉まで歩き通した。ブナ立尾根の急登に恐れをなして余裕を持ったプランとしたが、かえって時間を持て余した。日帰りもできたか?

[参考]タクシー(七倉〜高瀬ダム:片道) 2,100円(3人乗車割勘で700円ずつ)
    烏帽子小屋 1泊2食 9,500円
posted by 急行野沢 at 23:29| Comment(0) | 登山(北アルプス・乗鞍) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大町温泉郷 薬師の湯(大町市)

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下山後は大町温泉郷の薬師の湯で汗を流した。大町温泉郷の中心的な日帰り温泉施設。葛温泉から引き湯をしているらしい。このあたりの温泉施設の中では使い勝手がいいこともあって、過去に数回訪れたことがある。長野行のバス停も間近にあり、登山帰りには使いやすいと思う。リュックが多く並んでいて、多くの登山者が訪れていた。新館と旧館の2つの温泉がある。

事情通によれば、温泉の質を求めるなら旧館ということのようだが、とにかく汗を流したいので新館へ。広い露天風呂と内湯、ほかにサウナもある。大広間や食事処、土産物売り場、さらには温泉博物館もある施設となっている。(おとな入浴:700円)
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | 温泉(白馬山麓・大町) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

北八ヶ岳[北横岳〜大岳](茅野市/佐久穂町)

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北横岳南峰から見た縞枯山と八ヶ岳連峰

北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅800=807山頂駅813−853北横岳ヒュッテ−903北横岳南峰−906北横岳北峰913−1010大岳1028−1128北横岳北峰1202−1217北横岳ヒュッテ−1242坪庭周回路−1256縞枯山荘−1306山頂駅1310=1317山麓駅

猛暑が続いている。山の上は涼しいけれど、そこへ登る間に汗を絞らされる。であれば、ロープウェイで標高を稼ごうと不埒な考えを起こした。目指すのは北八ヶ岳の大岳。ずっと前に双子池ヒュッテで水をもらったとき「大岳からの水だからおいしいよ」といわれ、以来、大岳の名は頭の片隅にあった。

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(左)坪庭から見た北横岳。(右)北横岳北峰。背後に蓼科山。

北八ヶ岳ロープウェイの8時始発に乗る。さほどの混雑ではない。山頂駅から整備された坪庭周回路を歩き、道標で北横岳への道に左折する。溶岩とハイマツの台地から、北横岳の山容が見える。樹林帯の中、ジグザグの登り。左に曲がるとやや傾斜が緩み、緩急の登りで北横岳ヒュッテの前に出る。その先、最後は階段状となり北横岳南峰へ。三角点が置かれ、四周の展望が開ける。前方に蓼科山、振り向けば縞枯山と八ヶ岳連峰。

緩やかな道をたどって北峰へ。こちらの方が標高は高く、蓼科山がより大きい。21年ぶりの再訪。この時間、人影は少ない。今日はここからが本番。大岳に向かって急下降していく。途中、鎖場の下りもある。下りが一段落すると、針葉樹の緩やかな道。振り返ると北横岳がそそり立っているのが樹間から見える。

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(左)大岩が重なる道から前方に大岳山頂。(左)大岳山頂。左遠方に八ヶ岳連峰。

手足を使う段差を登り、その先は大岩が累々と重なる道になる。歩きにくく消耗させられる。右手前方に大岳の岩峰が見える。歩くと汗が滴るが、立ち止まると風は涼しい。双子池への道を見送り、右折して10分ほどで大岳山頂。岩が重なる山頂だから展望は360度。展望の主役は、やはり蓼科山と八ヶ岳。このマイナーなピークに、私の後から断続的に5人ほどが登ってきた。

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(左)大岳から見た北横岳と蓼科山。

下山は往路をそのまま戻った。下山といっても北横岳への登り返しが結構大変。北横岳の山頂は、この時間、50人を超える人たちで賑わっていた。坪庭周回路を回り、縞枯山荘まで足をのばす。縞枯山にも登ろうかと迷ったが、樹林帯の急坂が頭に浮かび、ロープウェイ駅に戻った。結局、高い標高から歩き始めても汗を絞らされることに変わりはなかった。

[参考]北八ヶ岳ロープウェイ 往復 1,900円
posted by 急行野沢 at 23:22| Comment(0) | 登山(八ヶ岳・蓼科) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする