2018年12月05日

<県外編> 子持山(群馬県渋川市/沼田市)

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屏風岩付近から見た獅子岩

駐車場所(通行止ゲートから左折した林道二本木線途中)855−910五号橋−921七号橋登山口−942屏風岩947−1039合流−1056獅子岩1108−1142柳木ヶ峰−1202子持山1238−1257柳木ヶ峰−1314大たるみ−1345浅間山1350−1403炭釜跡分岐−1440五号橋−1453駐車場所

一等三角点のある山として、名前は知っていた。少々の岩場があるくらいの里山というイメージだったけれど、手足を使う岩の急登が随所にあって意外と手強い。その分、ところどころの岩峰から展望を愉しめたし、葉を落とした明るい雑木林も楽しく歩くことができた。12月の平日、やや風が強いけれど、季節外れの暖かさ。途中、ひとりの登山者にも出会わなかった。

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(左)七号橋上の登山口。(右)屏風岩を見上げる。

通常は子持神社奥の院手前の七号橋駐車場まで車で入れるが、昨年、林道が崩れて工事中。二号橋・三号橋の間から先は車両通行止。通行止ゲートから左折し林道二本木線に入りすぐの路側駐車スペースに車をとめ、ところどころ工事中の林道を歩く。七号橋の先で奥の院を過ぎ、右の山道へ。木道を歩き、屏風岩の基部から沢の中を進んだ後、左折してロープ頼みの超急登で屏風岩へ。梯子があり岩の上に立てる。

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(左)屏風岩からの痩せた岩の尾根。(右)一般道と合流して獅子岩の下へ。

戻って沢沿いに登るのが一般ルートだが、屏風岩からそのまま尾根を進んでみる。右手を巻くように次の岩峰に登り、その後も左右が切れ落ちた痩せた岩の尾根を所々はロープも頼りに急登していく。周囲は樹林だが落葉した雑木林なので明るい。所々の岩峰からは、行く手に獅子岩が見える。獅子岩の手前から右にトラバースすれば、一般ルートと合流。すぐにその先左に獅子岩への急坂が分岐する。

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(左)獅子岩を見上げる。(右)獅子岩から見た山頂方向。

標識に従って獅子岩の下まで行く。鉄梯子までは登ったけれど、その上は私には危なっかしいので岩の上までは登らず。もとの道に再度合流した後は、気持ちよい尾根の登り。右手は灌木帯で展望が開け、赤城山方面が見渡せる。小ピークを2つ越えた後は、足元に笹も見られる柳木ヶ峰への緩やかな登り。柳木ヶ峰の祠を見て右折、さらに気持ちよい緩やかな道が続くがそれもわずか。

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(左)展望が開けた尾根。(右)柳木ヶ峰。

目の前の岩峰に登り詰めた後は、概ね尾根の右下に岩の段差を攀じるように登って子持山山頂へ。南北に長い山頂台地の一番北に一等三角点と山名標がある。東と西が開け、東に赤城山・皇海山・日光白根山・上州武尊、西には浅間山と榛名山。ゆっくりと休んでから、下山は柳木ヶ峰まで戻り浅間山経由とする。

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(左)子持山山頂。前方に日光白根山。(右)子持山山頂から浅間山・榛名山方面。

スリップしやすい急坂を大タルミに下り、その先は概ね気持ちよい雑木林の中、落葉の音をカサコソさせながら緩やかに小ピークを越えて行く。緩急の登りで意外と簡単に浅間山へ。背の低い木々の上に榛名山が見える。南東に向かう尾根をさらに下り、炭釜跡分岐で左折。途中からアカマツやヒノキが混在する尾根を下って五号橋に戻る。あとはそのまま三号橋下まで下って駐車した場所に戻った。

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(左)下山は浅間山経由。
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2018年12月02日

南アルプス ライチョウサポーター養成講座(富士見町)

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富士見町(富士見グリーンカルチャーセンター)で開催された南アルプスライチョウサポーター養成講座を受講した。登山の際にライチョウを見かけるけれど、生息数の減少には関心をもっていた。2時間半に渡る講演を聞き、ライチョウの生息の現状や、現在までの取組内容などを知ることができた。100人以上になる出席者の多くは登山愛好者と思われ、県外から来られている方も多い様子だった。

やはり生息数減少の根本的な原因は、温暖化にあるように感じられた。ライチョウを捕食する動物が高山にあらわれるようになり、また、高山の植生の変化も見られるとのことであった。

受講したことにより、南アルプスライチョウサポーター及び長野県ライチョウサポーター(北アルプス・火打山も対象)として登録することができた。おもな活動内容はモニター活動であり、ライチョウを目撃した際の情報提供などに協力するということである。

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2018年11月24日

田立の滝〜天然公園(南木曽町)

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天然公園の展望櫓から、左奥に穂高連峰、右は中央アルプス。

粒栗駐車場835−915不動岩展望ベンチ−937天河滝−1017林道・避難小屋1020−1054林道終点−1110天然公園1148(周回路)−1213林道終点−1242避難小屋−1255不動岩展望台1306−1322避難小屋−1354天河滝1400−1418不動岩展望ベンチ−1444粒栗駐車場

「天然公園」という名を知ったときは、何のことか解らなかった。観光地的な公園ではなく一応は登山の対象らしいが、顕著なピークというわけでもない。パッとしない場所かもしれないけれど、田立の滝を経由して林道に出て……というルートの特異性には興味があった。小春日和の一日、木曽路を南下し、田立の滝入口の粒栗駐車場に車をとめる。この時間、他に車はいない。

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(左)坪栗駐車場。(右)各所に樹種の説明板。

滝見物の遊歩道なのでよく整備されている。樹林帯の中、大きく折り返しながら緩やかな勾配。道脇にサワラ・モミ・ケヤキ・マキ・ヒノキ・ツガといった樹種の説明板がある。滝に至るまでは少し退屈な道程であり、それを紛らわすためか。「サワラ大師」の案内板を過ぎて右に折れれば、あとは右下に谷を見て山腹をトラバースする。右手に不動岩の展望があるベンチ前後はほぼ水平道。桟橋が連続する。

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(左)不動岩を見上げる。(右)天河滝下の金属階段。

右手に螺旋滝への道を見送ると、勾配が少しずつ増す。目の前に霧ヶ滝があらわれ、ここからが田立の滝の核心部。急な金属製階段を登って、天河滝を見上げる。田立の滝の主瀑であり、水量の少ない季節だが見事。ジグザグに登って、沢の右(左岸)へ左へと吊橋で渡り、不動滝の下に出る。ちどり桟橋という木製の階段はちょっと怖い。その先、雲上橋を右に渡り不動岩展望台に登るのが本来のルートだが、今日は通行止め。

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(左)天河滝。(右)不動滝と左側にちどり桟橋。

迂回路として、沢の左の緩やかな道を直進する。吊橋を渡り、右手の山腹を登り詰めれば林道に出る。その脇に避難小屋が建っている。ここからは林道を淡々と進む。両側はヒノキ林。30分強で林道終点。案内標に従って山道に入る。両側の笹がややうるさい樹林帯の道。途中、右手に避難小屋がある。木道になり湿原があらわれる。規模はごく小さいが、これまでのヒノキ林からは意外な舞台転換。

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(左)林道に出たところには避難小屋。(右)天然公園の一角に小湿原が広がる。

その先わずかで、木製の展望櫓がある天然公園の中心へ。やや薮っぽい小広場。櫓の上からの展望は意外に良くて、右手に木曽駒・空木・南駒など中アの主要な山々。正面遠くに穂高連峰。左手は木の間越しに乗鞍・御嶽。なお、標識には1580mと書かれているが、もっと低いと思う。休憩の後は天然公園の周回路(あまり見どころはない)を歩いてから、往路を林道の避難小屋まで戻った。

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(左)天然公園。展望櫓がある。(右)人力で掘った素掘トンネル。

林道をさらに進み、素掘のトンネルを抜ける。その先の案内板に沿って林道から右に下り、不動岩の展望台へ。眼下に木曽川が流れ、その向こうには恵那山が聳えている。東濃の丘陵が続いているのが展望できる。ここから滝方面に下れば早いが通行止め。避難小屋まで戻り、再び滝を見ながら粒栗駐車場に戻った。途中、20人ほどとすれ違い(多くは不動岩まで)、戻ったときには駐車場の車は10台以上になっていた。

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(左)不動岩展望台からの眺め。眼下に木曽川、左奥に恵那山。

[参考]粒栗駐車場(協力金) 200円
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柿其温泉[やきやまの湯](南木曽町)

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下山後は柿其温泉で汗を流した。国道19号にいったん出て、南木曽中心部を過ぎて西側の山中へ。案内板を見ながら進む。柿其渓谷の駐車場へ向かう途中に、「柿其温泉 やきやまの湯」がある。宿泊施設としての名は「渓谷の宿 いち川」。

人の気配がなかったけれど、玄関を入ると女性が丁寧な対応。入ってすぐ左が浴室。こぢんまりとした浴室は洗い場が3つ、ヒノキの浴槽は2〜3人でいっぱい。当然、他に客の姿はない。窓の向こうの山腹の紅葉が眺められる。加温した湯は無色無臭であまり特徴はない。と思っていたが、湯上りには肌がスベスベし気持ちがよかった。(入浴:750円)
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2018年11月21日

蛇峠山(阿智村/平谷村/阿南町)

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ヘリポート広場北側からの展望。左に大川入山、右に南駒ケ岳。

馬の背の駐車場1141−1216蛇峠山1221−1226へリポート広場1259−1317馬の背の駐車場

県南部に所用があって、ついでに近くの山に登ろうと邪な考えを起こした。まずは治部坂峠の東にある蛇峠山へ。国道153号沿いの治部坂スキー場脇から別荘地の中を車で進み、馬の背の南東側にある駐車場へ(標高1450.9m)。ゲートがあり車はここまで。まずは、北西にあるなだらかな馬の背(1457.4m)に登ってみる。目の前に大きいのは大川入山。その右に御嶽・乗鞍・北ア・南駒の展望が広がる。

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(左)ゲートの左側から登山。(右)レーダー雨量計付近から見た蛇峠山山頂部。

駐車場まで戻り、舗装車道ゲート左側から登山道に入る。ダケカンバやリョウブなどの樹林と熊笹に囲まれた道。小ピークに登り詰めると、その先で車道に出る。都合2回、車道と交差した後、3回目は左右に様々なアンテナを見ながら舗装車道を歩くことになる。最後にレーダー雨量計の脇から登山道となり、笹原の中を下り登り返せば蛇峠山の山頂。三角点があり、その上に展望台が建っているが、周囲の樹木が育ち展望はいまひとつ。

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(左)蛇峠山山頂の展望台。樹林が育ち視界はいまひとつ。(右)レーダー雨量計の脇にあるヘリポート広場。前方からは展望が広がる。

レーダー雨量計の脇まで戻って昼食休憩。信玄狼煙台の説明板の前はヘリポート広場、その先まで行くと大展望が開ける。正面に南駒、その左に槍穂高が霞み、乗鞍・御嶽・大川入山。右には南アのほぼ全体が見渡せる。下山は往路を戻った。舗装車道を歩く箇所が多いので登る楽しみはいまひとつだが、各所からの展望は素晴らしかった。

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(左)ヘリポート広場北側から見た南アルプス。
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長者峰〜高嶺(平谷村)

長者峰1356−1412高嶺1424−1440長者峰

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(左)長者峰の展望台。 (右)長者峰の駐車場から大川入山の展望。

短時間で登れる山をもうひとつ。治部坂峠から平谷村中心部へ国道153号で向かう途中から、北西側に入る舗装林道を車で進む。展望台がある長者峰で舗装は終わり。展望台下の駐車場に車をとめれば、目の前に大川入山が大きい。反対側も愛知県方面につながる山並が続いているが、馴染の薄い山域なので山座同定などとてもできない。

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(右)林道を歩くと前方に高嶺のピーク。

展望台の下にあるゲートの脇をすり抜けて、林道を歩く。右手は唐松林、左手は展望が開けて気持ちがいい。やや下り気味に林道を歩いた先で、案内板に従って、右手の笹原の中の道を急登すれば高嶺の山頂に到着。山名標とベンチがあり、南方向の展望が開けている。往路をそのまま、長者峰の駐車場まで戻った。

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(左)高嶺山頂。(右)高嶺山頂から南側の展望。
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2018年11月11日

大西山(大鹿村/豊丘村)

つり天国・駐車場840−1025巻道入口−1045唐松峠1100−1115三角点(1634m)−1142大西山1222−1244三角点(1634m)−1250唐松峠−1316巻道終わり−1450つり天国・駐車場

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(左)ビニールハウスの横から登りはじめる。(右)道は九十九折につけられている。

大鹿村の寂峰。展望のきかない山らしいが、登山口から標高差は1,000m近くあり侮れない。大鹿村中心部から南下し西側の山腹に車を進め、営業していないようすの「つり天国」の駐車場に車をとめる。「駐車有料300円」の掲示があり、缶に入れるようになっている。川を渡り案内板に従って右への道に入り、ビニールハウスの脇から樹林帯をジグザグに登る。途中、「大西山○km」の案内板が0.5kmごとにあるので目安になる。

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(左)岩場の左を巻いてトラバースする。

道は一定の勾配を保ちながら尾根に絡み、ジグザグを繰り返して登る。尾根を直登した方が早いと思われるところも丁寧に九十九折を繰り返すが、道は谷側に崩れがちな箇所も多く、足元に気をとられピッチは上がらない。ところどころの紅葉はややくすんだ色合いに感じる。尾根の左下を斜上トラバースし、右に折り返して尾根上に復する道が続く。針葉樹から落葉樹が多くなる。

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(左)「大西山1.5km」道標付近。長い斜上トラバースの木の間越し前方に山頂部。(右)唐松と笹が見られると間もなく唐松峠。

尾根上の小ピークに登り着いた先で、岩場の左側を巻く。尾根上を登った後は、山腹の左を巻く長いトラバース。「大西山1.5km」の道標がある。左手、葉を落とした樹林の間に南アルプスが見える。唐松と笹があらわれると右へ緩やかに登って、尾根の鞍部にたどり着く。「大西山1km」とあり、唐松峠と呼ばれるらしい。

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(左)1634三角点ピークはヤブの中。(右)右手の切開きから空木・南駒。

左折して広い尾根をたどる。倒木の多い道から、急登してヤブっぽい1634三角点のピーク。その先で右手の切開きから、空木岳・南駒ケ岳が展望できた。左をまわるような尾根から急登してたどり着いたのはニセピークで、「ここは大西山ではありません」の案内板。樹林上部から、かすかに南アルプスがのぞく。

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(左)ニセピークから南アの展望。(右)樹林の中の大西山山頂。

落葉で道形も不明瞭な中、尾根を下り登りしてようやく大西山山頂へ。予習済みではあるけれど、樹林に囲まれまったく展望はない。東側は針葉樹林帯、西側は唐松に囲まれて、三角点といくつかの山名標。これだけ苦労して登った割には拍子抜けの感じは免れない。下山は往路を戻った。倒木や落葉が道を隠し、崩れがちな箇所も多いので、意外と時間がかかった。ひとりの登山者にも出会わなかった。
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2018年11月03日

<県外編> 榛名山 [天神峠から相馬山](群馬県高崎市)

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氷室山付近から榛名湖とそれを囲む山並を見渡す

榛名湖駐車場(湖畔の宿記念公園前)910−918天神峠−939氷室山−1009天目山1017−1034七曲峠−1106松之沢峠−1132スルス峠あづまや1201−1219相馬山分岐−1249相馬山1309−1333相馬山分岐−1350ヤセオネ峠バス停1449=(群馬バス)1458湖畔の宿記念公園バス停−1503榛名湖駐車場

珍しく家内が一緒に山に行くといい出した。紅葉のニュースに接したためらしい。ともあれヤブ山の登山計画を変更して、榛名湖畔の山を目指す。整備が行き届いた関東ふれあいの道なので誰でも歩ける。榛名湖畔から少し上った、湖畔の宿記念公園前の無料駐車場に車をとめ、天神峠へと車道を歩く。

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(左)氷室山・天目山へは階段状の急登が続く。(右)天目山付近の紅葉。

天神峠からしばらく歩くと、階段状の急登が始まる。周囲は紅葉終盤の装い。葉を落とした木の間からは、榛名湖とそれを取り囲む山々が時折望める。氷室山山頂は雑木林の中。木段の急な下りの後、また急な登り。段差が大きい部分もあり、最初から消耗させられる。天目山山頂にはベンチがあり、これから進む方向が切り開かれて遠く相馬山が見える。

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(左)ベンチのある天目山山頂。前方に相馬山。(右)七曲峠の先の穏やかな道。

天目山からは切り開きの中の緩急の下りが続く。七曲峠で舗装車道を横切る。その先も登り下りが続くが、序盤にくらべればずっと歩きやすい。三ツ峰山への道を右に分け、左折して山腹の左を巻く穏やかな道で松之沢峠へ。車道に平行した道から右折して階段を登れば、気持ちの良い稜上の道。前方にはスルス岩の異様な姿が見える。

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(左)スルス峠の四阿からスルス岩を眺望。(右)相馬山への分岐。

スルス岩には登らず、左下を巻いてスルス峠へ。すぐ先に四阿があり、そこで昼食休憩。振り返ればスルス岩、右手には榛名富士が聳えている。その先はしばらく進むと石段となり、相馬山が信仰の山であることを感じさせる。赤い鳥居があらわれ、ここから相馬山を往復する。

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(左)相馬山へ。梯子が架かる急登。(右)相馬山山頂は手狭な印象。

岩がちな急登を進むと、すぐに梯子があらわれる。この後もあわせて3回、梯子があらわれるが、一番目が最も長く急である。3つ目の梯子を過ぎても、まだまだ急登が続く。雑木の中の登りが一段落し小ピークを越えると、あとは緩やかな道で黒髪山神社が祀られた相馬山山頂。手狭な山頂からは関東平野の広がりを見おろすことができた。

赤い鳥居の分岐に戻り、あとはヤセオネ峠に向かって緩やかで気持ちよい道を進む。鳥居が連続して、車道に出ればヤセオネ峠のバス停はすぐ。ところがバスの時刻を勘違いしていて、1時間もバスを待つ羽目になった。駐車場所近くまでバスで戻り、車を回収した。榛名湖畔は観光客で非常に賑わっていた。

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(左)赤い鳥居のあるヤセオネ峠の相馬山登山口へ下山。

途中出会った登山者は30~40人にもなろうか。紅葉には少し遅く、また、色づきもいまひとつ。しかし、快晴に恵まれ、秋の低山を気持ちよく歩くことができた。車で榛名神社に向かい、参拝してから帰路についた。

[参考]群馬バス(ヤセオネ峠〜湖畔の宿記念公園) 410円
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2018年10月28日

鳥甲山(栄村)

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左右が切れ落ちたカミソリの刃付近から見た鳥甲山

ムジナ平登山口625−726小水の頭−831「1705ピーク」−913白ーの頭−1045鳥甲山1135−1214赤ーの頭−1310赤ーの肩−1342屋敷下降点1350−1510屋敷登山口−(車道)−1638ムジナ平登山口

秋山郷の鳥甲山。剃刀の刃の上を歩くような難所もあり、行程も長いので後回しになっていた。秋山郷は長野市から近そうでなかなか遠い。早朝の奥志賀高原を経由して雑魚川林道に車を走らせ、ムジナ平登山口へ。ちょうど、女性の2人組が出発するところ。日曜日なのに今日出会った登山者はその他に1人だけ。

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(左)ムジナ平登山口。(右)視界が開け前方に小水の頭。

最初から急登が続く。紅葉の樹林帯の中、濡れた落葉が滑る。左手からの尾根に乗り右へ。さらにブナ林を急登し尾根に乗り右折すれば、少し視界は開け、左手に志賀高原方面を見渡す。小水の頭1437mに登り着けば、山頂へと続く尾根が見渡せる。右に苗場山、左に岩菅山方面の山並を見渡す。すぐ最初の難所があらわれる。鎖のついた切り立った垂直の白い岩壁を登る。

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(左)小水の頭の先の鎖場。垂直の岩壁を登る。(右)東には苗場山や秋山郷を望む。

その先は展望の良い細い痩せ尾根が続き、小ピークをいくつか越えて登る。次のピークが白ーの頭かと思わせて、なかなか遠い。手足を使って岩を攀じるところも。左右を背の高い笹が覆い、針葉樹林や立枯れの木が目立つようになると、左折して道は緩み白ーの頭1944m。手製のプレートでそれとわかるが、樹林の中で通り過ぎそうな場所。右折してぬかるみの針葉樹林帯を下る。

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(左)白ーの頭手前から針葉樹や笹が増える。(右)左右が切れ落ち、鎖が張られたカミソリの刃。

次の難所、カミソリの刃と呼ばれる両側が切れ落ちた細い場所があらわれる。鎖が張られているがあまり頼りにならない。その先、岩峰の右下を巻くあたりも、崩れがちな細道。急下降・急登の後、短いが左右切れ落ちたナイフリッジを渡る。いったん緩んだ後は、いよいよ山頂に向けて両側が笹の登り。右手に赤ーの頭方向の稜線が望める。

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(左)ナイフリッジを通過(上側からの写真)。(右)鳥甲山本体への登り。

屋敷方面からの道を合わせ左折、わずかな登りで鳥甲山山頂。笹の中の小広い山頂には、山名標と三角点がある。日曜日なのに誰もいない。西の志賀高原方面の眺望は開けているが、他は針葉樹が点在し展望は得られない。東から雲が湧き上がって、苗場山方面の視界を隠してしまった。途中で追い抜いた女性2人組が到着したのを機に下山にかかる。

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(左)鳥甲山山頂。笹の中の小広場。(右)鳥甲山から志賀高原方面の眺め。

下山は屋敷へ。すぐの分岐から左に折れて、展望の笹原の尾根を下る。小ピークをいくつか越えると右手は崩壊地となり、か細い尾根道が続く。赤ーの頭は赤褐色の断崖の上の展望地。東側が切れ落ちた展望の尾根道と、樹林帯の急な下りが交互にあらわれる。低灌木が増え、小ピークを越えながら赤ーの頭1675mへ。落葉樹林帯に入り、濡れた土と落葉が滑る下り。屋敷山鞍部から稜線を右にはずれ、屋敷に向かい一直線に下る。

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(左)開けた笹原を下る。(右)右手が切れ落ちた尾根を下る。

とにかく急勾配が続くが、辛抱して下るしかない。標高が下がると木々が色づき、ブナの美林もあらわれる。巨大な雪崩防止防護壁があらわれ、左にトラバースすると残り僅か。最後も急坂で屋敷登山口に到着。その後は、車道を淡々と歩いてムジナ平登山口に戻り、車を回収した。登りも下りも急坂の連続。途中で出会った登山者とは「何とも大変な山だね」と言葉を交わした。

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(左)最後はブナの美林の中を下る。
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2018年10月21日

鉢盛山 [旧波田町・黒川林道から](松本市/朝日村/木祖村)

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鉢盛山山頂付近の反射板から北アルプスの展望

登山口732−810波田町避難小屋820−840朝日村分岐−930鉢盛山避難小屋−937鉢盛山(〜反射板)1005−1011鉢盛山避難小屋1019−1101朝日村分岐−1116波田町避難小屋1140−1210登山口

信州百名山や三百名山に名を連ねる鉢盛山。登山そのものより、登山口までのアプローチに苦労する印象が強い。朝日村側からの林道が長らく通行止めらしいので、旧波田町の黒川林道から入ることにした。夏頃に偵察した際には笹が道を覆っていたが、ネットの登山記録を見るとその後笹刈りされたようなので登りに出かけた。

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(左)登山口。右手の林道に進む。

新島々駅近くのコンビニで黒川林道ゲートの鍵を借りる。国道158号から黒川林道に入り、ゲートを開けて車を進める。舗装箇所もあるが、落石でパンクしないように慎重に進む。1時間ほどで登山口へ。車2台分ほどのスペースがある。「登山口」の標識に従って、折り返す林道の続きを歩く。軽四駆なら走れるかと思われる林道は笹と唐松に囲まれ、今朝の冷え込みで霜柱が見られる。

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(左)波田町避難小屋。(右)笹刈りされたダケカンバの中の登山道。

3回折り返して歩けば、波田町避難小屋の前に出る。少し周囲は開けて穂高・槍が木の間に見える。その右手のハト峰には手が届きそうだが、いまは登山道も深い笹に覆われてしまったらしい。小屋の左から笹刈りされた登山道に入る。笹刈り後の歩きにくさはあるものの、緩急の登りはダケカンバから針葉樹林に入っていく。程なく朝日村側からの登山道が合流。切開きから中ア・南ア・八ヶ岳が望める。

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(左)朝日村分岐から中ア方面が見渡せる。(右)深い針葉樹林帯の道が続く。

その先、左手に唐松の紅葉や笹原越しに展望が開けた後は、深い針葉樹林帯の緩やかな道。山腹の左を巻いた後、九十九折の急登で尾根上に登る。1〜2cmの薄雪が道を覆う。傾斜が緩めばぽっかりと周囲が開け、権現の庭という小湿地。針葉樹林帯を進めば、すぐに鉢盛山避難小屋が左手にあらわれる。ジグザグの急登で鉢盛山の山頂に到着。三角点といくつかの祠がある。周囲は小高い樹木に遮られて展望はよくない。

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(左)周囲が開け、権現の庭。(右)鉢盛山避難小屋は樹林の中。

その先、平坦路を数分進めば反射板が立つ広場に出る。ここは絶景。目の前に穂高・槍・大天井から常念へと、少々見慣れない角度で北アルプスの連なりが広がる。左には乗鞍と御嶽。右手の北信の山々や八ヶ岳方面は薄雲に霞んでいる。下山は往路をそのまま戻った。途中、出会った登山者は1組2人のみ。ほぼ針葉樹の山なので紅葉のはなやかさはなかったが、秋晴れの中、ところどころの展望を楽しむことができた。

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(左)鉢盛山山頂。展望はよくない。(右)山頂先の反射板の広場から絶景が広がる。
posted by 急行野沢 at 22:02| Comment(0) | 登山(北アルプス・乗鞍) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする