2020年07月05日

美ヶ原[武石峰周辺](松本市/上田市)

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武石峰山頂。後方の北アルプスは雲の中。

思い出の丘・駐車場1120-1140武石峰-1202焼山下-1229美ヶ原自然保護センター1244-1315焼山下-1340武石峰-1400思い出の丘・駐車場

雲が垂れ込めている。天気がどうなるかわからないので、簡単に歩ける安全な山を思案し、美ヶ原に出かける。武石峰周辺を歩いたことがなかったので、思い出の丘の駐車場に車をとめて歩くことにする。登山ではなく高原散策といった感じである。緩やかな草原の丘陵を上下しながら歩くので展望はいい。今日は雲が多く遠景が望めないが。

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(左)思い出の丘から武石峰へ。(右)武石峰への登りから振り返る。

駐車場からひと登りで思い出の丘、そこから小さな鞍部を介して武石峰へ。笹原の中、歩きやすい道が続くが、西側から強風が吹きつけている。レンゲツツジがわずかに咲き残る。ハクサンフウロなどの花々も。武石峰からは、晴れていれば北アルプスはじめ四方の展望が得られるのだろうが、見えるのは近くの山並みだけ。当初の目的は武石峰だったが、これだけではあっけない。自然保護センターまで行こうかと思う。

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(左)左前方は焼山と牧場。(右)樹林帯に入る場所も。

階段状の下りで武石峰から南へ下る。車道の左手につけられた山道を進めば、左前方に焼山が見える。その緩い山腹は牧場であり、放牧された牛が見える。焼山の南西下で車道を横切り、緩やかな小ピークを越えて行く。鞍部あたりは意外なことに樹林帯に入り、レンゲツツジも多くなる。ピークをひとつ越えて、緩やかに登ると美ヶ原自然保護センターに到着。

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(左)武石峰を振り返る。(右)自然保護センターに到着。

通常はここの駐車場に車をとめて王ヶ頭あたりに向かう。天候のせいもあるのか、今日は車や人影もまばら。少し休憩した後、来た道をもどった。最後は小雨が降ってきた。途中すれ違った登山者は4人だけ。車道に沿ってつけられた道なので登山という感じではないけれど、たまにはこんな歩き方もいいと思った。
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2020年06月27日

北八ヶ岳[みどり池~夏沢峠~東天狗岳](小海町/南牧村/茅野市)

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根石岳山荘の南側から見た天狗岳と根石岳。

みどり池入口651-802みどり池(しらびそ小屋)-902本沢温泉907-958夏沢峠1003-1031箕冠山-1042根石岳-1109東天狗岳1141-1224中山峠1232-1323みどり池1327-1417みどり池入口

八ヶ岳に佐久側からアプローチする機会にはなかなか恵まれなかった。みどり池から本沢温泉の間は未踏となっていたので、今回はその区間も含めて天狗岳を目指す。朝6時半過ぎ、みどり池入口の駐車スペースはまだ若干の余裕があった。林道ゲートの脇を抜けて歩きはじめる。橋を渡り、すぐ先で右手の登山道に入る。

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(左)林道からみどり池への山道へ。(右)みどり池から天狗岳を望む。

途中、林道に出入りしたあと10分ほどでまた林道に出て、あとはしばらく林道歩き。周囲は唐松林。こんなに林道が長かったかな、と昔の記憶は曖昧。道が付け替えられたのだろうか。標高1870m付近で唐松林が針葉樹林に変わり、道も細くなる。こまどり沢の小広場で左折して、足元に石がゴロゴロする登り。傾斜が緩めば、しらびそ小屋が傍らに建つみどり池に到着。何組かの登山者が休んでいる。池の向こうに天狗岳の姿が見える。

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(左)しらびそ小屋・本沢温泉間の湿原。(右)本沢温泉付近のクリンソウ。

その先の分岐で左折。緩い下りから小川に沿うと木道を敷いた湿原があらわれる。何となくほっとする。クリンソウの群生地は、少しが花をつけているだけ。苔むした針葉樹の中の道は、概ね右手に山を見ながらトラバース気味。昨年の台風の被害か、倒木が多いが道はよく整備されている。少し下って本沢入口方面からの道に合流すれば広道となり、こちらは満開のクリンソウを道脇に見ながら本沢温泉に到着。今日は温泉には立ち寄らない。

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(左)本沢温泉の上から見る硫黄岳爆裂火口。(右)夏沢峠から硫黄岳。

硫黄の匂いが漂う中、夏沢峠への道へ。左奥に硫黄岳の爆裂火口を見上げる。大きく折り返しながら登るが、道は一定の斜度を保っていて歩きやすい。後半は尾根の左下を登るようになり、夏沢峠に到着。ここまで来ると登山者が多い。硫黄岳を背に、箕冠山への道は針葉樹林のだらだらとした登り。木の間に天狗岳方面が見え、傾斜が緩んで樹林の中の箕冠山。階段状の下りで、根石岳方面の視界が一気に開ける(冒頭写真)。

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(左)根石岳付近から天狗岳を望む。(右)東天狗岳山頂直下から。左奥は西天狗岳。

根石岳山荘の前まで来ると、身体をもっていかれそうな強風。岩がちな登り下りで根石岳を越えて、東天狗岳への登りへ。強風なので岩場の登りではやや慎重に。20人ほどの登山者で賑わう東天狗岳に到着。北アルプスは雲に霞んでいるが、北には蓼科山方面、南には八ヶ岳連峰や南アルプスを望むことができた。今日も西天狗は省略。天狗の鼻の左脇岩場からイワカガミ咲く道を急下降。途中の岩場で展望を楽しみながら中山峠へと下る。

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(右)赤岳方面の展望。(右)中山峠南側から望む天狗岳。

中山峠からは針葉樹林帯の中の急な下り。岩や木の根の段差はあるものの、さほど歩きにくくはない。だんだん緩やかな道となり、中間部ではダケカンバの美林に目を奪われる。中山峠から1時間弱でみどり池に到着。あとは往路をみどり池入口の登山口までもどった。梅雨の晴れ間、雲はそれなりに多かったが風が涼しく、歩きやすいので助かった。

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(左)中山峠からの急な下り。
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2020年06月21日

北八ヶ岳[双子池~雨池~北横岳~亀甲池](佐久穂町/茅野市)

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北岸から見た雨池。

大河原峠805-828双子山-856双子池-923カラ川橋-1002雨池北1007-1053雨池峠1057-1110坪庭北側分岐-1153北横岳北峰1213-1314亀甲池1328-1347天祥寺原-1431大河原峠

双子池と雨池をつなぐ道としては大石川林道があり、20年ほど前に歩いたことがある。現在、この道は通行止めとなっていて、東側を迂回する道が案内されている。どうでもよいことだが、その迂回路を歩いたことがなかったので、北横岳も加えて池めぐり風に歩いてみた。雨池という名も、いまの季節に似つかわしい。

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(左)双子山から蓼科山方面。(右)ヒュッテ前から双子池(雄池)。

佐久側から蓼科スカイラインをたどって大河原峠へ。立科町側からは現在通行止め。駐車20台ほどで、十分な余裕がある。まずは双子山を越えて双子池を目指す。針葉樹林と笹原が交互にあらわれる中を登って双子山。振り返っても蓼科山の山頂部は雲に隠れている。今日は一日、雲の多い天気。樹林帯を下って双子池へ。ヒュッテの脇から林道を歩く。

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(左)カラ川橋の先で林道から右へ。(右)雨池へは針葉樹林帯の緩やかな登り。

大石川林道に出ると雨池方面は通行止めの掲示。左折して鶯ノ口への林道を緩やかに下る。途中、道標に従ってショートカットの樹林帯の道へ。林道に戻りさらに下って、カラ川橋を渡った先の道標に従い右の山道に入る。緩やかな登りが北八ツらしい針葉樹林帯の中に続いている。2097標高点を過ぎれば下りとなり、雨池の北岸に降り立つ。この方向から見る雨池の姿は新鮮に感じられる(冒頭写真)。

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(左)西岸からの雨池。(右)北横岳北峰。雲が多く視界きかず。

雨池の畔を西岸まで歩き、荒れた林道から雨池峠への道へ。大岩が重なり歩きにくい道。振り返ると八柱山が見えるはずだが雲の中。ここまですれ違った登山者はほんの数人だったが、雨池峠まで来ると人が増える。八丁平を経て坪庭に入ると観光客の姿が多くなり、北横岳への登りも登山者が多い。北横岳北峰で休憩。展望は雲が多くていまひとつ。一瞬雲が薄くなり、八ヶ岳方面が望めた。

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(左)北横岳北峰から八ヶ岳連峰。(右)亀甲池。

亀甲池への下りは岩や木の根の段差などで歩きにくい。1時間ほどかけて亀甲池へと降り立つ。池面を吹き抜ける風が涼しい。天祥寺原への道を進むと、やっと雲が晴れて蓼科山が姿をあらわした。道脇に白い花が咲いている。最後が緩やかな登りになるのが、今日のコースの難点。北横岳の姿を背に笹原と針葉樹の中を登り大河原峠に帰り着いた。

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(左)天祥寺原への道から蓼科山。
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2020年06月16日

浅間山外輪山[Jバンド~仙人岳~黒斑山](小諸市/御代田町/群馬県嬬恋村)

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草すべりの下りから見た蛇骨岳・仙人岳・Jバンド方面。

車坂峠811-912槍ヶ鞘919-923トーミの頭928-1000湯ノ平分岐-1021賽の河原分岐-1036Jバンド下-1100鋸岳(2254m)-1129仙人岳1153-1205蛇骨岳標柱-1233黒斑山-1245トーミの頭1254-1344車坂峠

浅間山周辺では、Jバンドや草すべりあたりを歩いたことが無くて気にかかっていた。車坂峠からトーミの頭に登り、湯の平・Jバンド・黒斑山と反時計回りに周回することに。梅雨の晴れ間を狙って車坂峠へ。高峰高原ビジターセンター裏の駐車場は、平日なので半分くらいしか埋まっていない。

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(左)表コースの展望地から。北アは雲の中。(右)槍ヶ鞘から浅間山とトーミの頭。

車坂峠から車坂山を越えて表コースを登っていく。途中の展望地で振り返っても、北アルプスは雲の中。足元をコイワカガミとツガザクラが彩る。いったん緩んだ先の登りは、土留めを兼ねた木段がハードルのように行く手を遮る。避難シェルターを過ぎて、槍の鞘で浅間山の全景と対面。さらに登ってトーミの頭では浅間山が一段と大きい。

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(左)ハクサンイチゲ・アサマコザクラの花畑。(右)正面に浅間山、左にJバンド。

すぐ先の分岐から右折して、草すべりへ。ジグザグの下り坂はザレたり石が重なり滑りやすい。斜面はハクサンイチゲやアサマコザクラの花畑。背の低い笹の中の道から、樹林帯に入り傾斜が緩んでくる。火山館からの道を合わせ、湯の平分岐で左折。樹林帯の緩やかな道をたどれば、賽の河原分岐。今日は前掛山には登らないので左の道へ。

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(左)Jバンドを見上げる。(右)Jバンドの登りから見おろす。

緩やかな道を進めば樹林は低くなり、正面にJバンドがあらわれる。あんな岩山のどこから登れるのかと思うが、案ずることはない。小さな折返しで山腹を登った後、正面に岩壁があらわれると左折して、トラバース気味に岩の間を登っていく。落石に注意しなければならない急登だが、距離は知れている。稜線に登りついて、右折して鋸岳2254mに立ち寄る。

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(左)Jバンド後半は左へトラバース気味の登り。(右)Jバンド上部。

折返して仙人岳を目指す。火山性の岩やザレ地の稜線を登り下りしながら進む。右下を巻く岩場もいくつか。こんな稜線上にもコイワカガミなどの花が見られる。右には四阿山や志賀高原の山々、振り返ると浅間山。仙人岳2319mで昼食休憩。気温は高いが雲も多く、北西から吹く風は涼しい。

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(左)Jバンド上部から仙人岳方面の稜線。(右)仙人岳から黒斑山・蛇骨岳。

蛇骨岳の標柱までは視界が開けているが、その先は樹林帯に出たり入ったりを繰り返す。左下が切れ落ちて、東側の視界が広がる場所もいくつか。本日の最高峰の黒斑山に登り、トーミの頭の先から中コースを車坂峠へと下った。平日なので、途中で出会った登山者は20人ほど。浅間山の未知の側面を知ることができたと思う。

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(左)蛇骨岳付近から仙人岳と浅間山。
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2020年06月06日

権兵衛峠から経ヶ岳(南箕輪村/辰野町/塩尻市)

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北沢山から木曽駒方面を展望。

権兵衛峠815-855アンテナのピーク(1806三角点)-937北沢山(1969三角点)942-1039(2043三角点)-1135経ヶ岳1155-1228(2043三角点)-1318北沢山(1969三角点)1332-1409アンテナのピーク(1806三角点)-1435権兵衛峠

権兵衛峠から経ヶ岳への登山道が、昨年秋に地元の方々の努力によって整備されたという話を聞いた。今回はその道をたどってみる。きれいに笹刈りされた道は、迷うようなところもない。中間部は笹原で展望が広がる場所多かった。ただ、山頂への最後の登りは急登の連続で、少々消耗させられた。

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(左)権兵衛峠登山口。

国道361号の権兵衛トンネル西側から旧道に入り、権兵衛峠へ。峠の登山口には広い駐車スペースがあり、登山道案内板も掲げられていた。ただ、伊那側からの旧道は通行止めである。案内板の脇から出発。すぐに尾根にたどり着き左折。あとは唐松に囲まれた尾根上を緩やかに登っていく。1656峰を緩やかに越えて行くと、右手に運搬用モノレールがあらわれる。その左側を登る。

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(右)モノレールの横を登る。(左)アンテナのある1806峰。

1806峰に向けては急登。1806峰にはアンテナ施設があり、モノレールはこの施設のためのものか。道は左折して、唐松や白樺の気持ちよい道がしばし続く。1850m圏の小ピークに登りついた後は、小さなアップダウンを繰り返しながら緩やかに登る。1881峰で右折して小ピークの左を巻けば、北沢山1969に向けて岳樺と唐松の中の登り。

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(左)北沢山。左手樹間に乗鞍。(右)2038へ笹原の登り。右奥に経ヶ岳。

北沢山は笹原で、大展望が広がっている。振り返ると木曽駒方面の山並みが目の前(冒頭写真)。樹間から御嶽や乗鞍。晴れれば伊那谷の向こうに南アの展望も広がるのだろう。距離も時間もここがほぼ中間点だが、ここから先がけっこう大変。緩やかに進めば、樹林帯を挟んで再び笹原が広がる。右手前方に経ヶ岳を見ながら笹原を登り、小ピークで右折して2038峰へ。その先、尾根を左に外れる迂回路は笹の根元が足元に煩い。

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(左)2043手前の苔むす樹林のピーク。(右)2043を過ぎ経ヶ岳に向けて急登がはじまる。

苔むす樹林帯を過ぎ、右手樹間に展望を得ながら登って手製のプレートがある2043峰へ。鞍部の笹原を経て、いよいよ経ヶ岳に向けての急登。樹林帯の中、虫が多く身体にまとわりついて厳しい登りが続く。2200m圏の小ピークで少し緩み、笹原をへて最後の針葉樹林帯の登り。足元を白い花が彩る。経ヶ岳へは2回目なので、樹林の中で展望がないのは承知。しかし、昨年の台風の倒木により、少し樹林の密度は薄くなった感じ。

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(左)樹林の中を直登。(右)樹林に囲まれた経ヶ岳山頂。

山頂付近で3人の登山者に会ったが、うち2人は権兵衛峠から。やはり新しい登山道を試しに来たようだ。虫が多くて長居できなので、そそくさと山頂を後にして、下山は往路をもどった。各ピークへの登り返しもあり、時間がかかった。中間部の展望は素晴らしいから、北沢山か2038峰あたりまでのハイキングなら誰にでもお勧めできる気がした。
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2020年05月30日

烏帽子岳~湯ノ丸山(東御市/群馬県嬬恋村)

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鐘分岐手前から見上げる湯ノ丸山

地蔵峠911-936鐘分岐-942中分岐-1003小梨平鞍部-1038烏帽子岳1043-1113小梨平鞍部-1147湯ノ丸山1158-1222鐘分岐-1242地蔵峠

別のマイナーな山を計画していたが、登山口までの林道が通行止め。急遽、近くの山に転戦を考えたけれど、結局のところ勝手知った湯ノ丸へ。地蔵峠には結構、車がとまっている。キャンプ場を通る道は工事中通行止めとなっているので、第1リフト沿いにゲレンデを直登する。トレーニングも兼ねて速めに歩いてみる。

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(左)小梨平付近から烏帽子岳を見上げる。(右)烏帽子岳稜線への登り。

リフト終点からは斜度が緩み、正面に湯ノ丸山が見える。季節を変えて何度も訪れている山だが、レンゲツツジ直前のこの季節ははじめてかもしれない。唐松や白樺の新緑が目に鮮やか。このまま湯ノ丸山だけ往復するのでは物足りないので、鐘分岐で左折して中分岐に下り、南側山麓を巻く道をたどって小梨平の鞍部へ。見上げる烏帽子岳の稜線は緑がまぶしい。

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(左)烏帽子岳への稜線。右に四阿山。(右)烏帽子岳から見る北アルプスは概ね雲の中。

やや左へ斜上トラバースで登れば、稜線にたどり着き視界が開ける。残念ながら北アルプスは大部分が雲に覆われている。少々の登りで小烏帽子岳を越えて、正面に烏帽子岳、右手前方に四阿山を見ながら緩やかに進む。太陽の光は暑いが、稜線上に風が吹くと涼しい。最後に岩がちな登りがあって烏帽子岳山頂。雲が多くて、遠景はあまり優れない。

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(左)小梨平付近から湯ノ丸山を見上げる。(右)湯ノ丸山から浅間山方面。

小梨平鞍部まで戻り、湯ノ丸山へ登り返す。いつもながら結構な急登だが、距離は知れている。足元の小さい花を見ながら登る。白いのはミネズオウだろうか。振り返ると烏帽子岳の稜線。湯ノ丸山にたどり着く頃には、雲はさらに広がってきた。東の方角からは雷鳴も聞こえてくる。雲が山腹に影を落としている。大休止といきたかったが、早々に地蔵峠に向かって下った。思ったよりも多くの人とすれ違った。
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2020年05月28日

山小屋の営業開始日程

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今年は営業しないという八ヶ岳・行者小屋(2016年7月)

新型コロナ・ウィルスの影響は、山小屋にも大きな影響をもたらしている。小屋ごとの対応も少しずつ違っている。そこで、あくまで現時点のものだが、各小屋の今夏の営業開始日程を下表にまとめてみた。範囲は日本アルプスと八ヶ岳の長野県内とそれに隣接する範囲のみ。一部省略した小屋もある。むろん、個人的にネットで調べられる範囲でつくったので誤りがあるかもしれない。ご容赦いただくとともに、誤りについてはご指摘をお願いしたい。

感染対策は各小屋で考えられているが、多少の違いは見られる。ほぼすべての小屋で完全予約制として、収容人数が密にならないようにしているしマスク等の持参を求めている。詳細はそれぞれの小屋のサイトを参照願いたい。山域別にも特徴がみられる。北八ヶ岳は6月からの開始を準備している小屋がみられるが、南八ヶ岳は全面休業としたところも。北アルプスは7月中旬から開始のところが多くなりそうだが、南アルプスは全面休業のところが多い。また、「仙流荘~北沢峠~広河原」間のバスの運休も決まっている。

個人的には今夏、山小屋に宿泊するかはもう少し様子を見て判断したいと考えている。やはり、多少ともリスクは感じてしまう。安心して山小屋に宿泊して縦走できる日が早くくることを願ってやまない。
(各表はクリックで拡大します)

八ヶ岳
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北アルプス
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中央アルプス
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南アルプス
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2020年05月23日

三城から茶臼山経由で美ヶ原(松本市)

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茶臼山から美ヶ原へ向かう

三城いこいの森・百曲り登り口906-951広小場-1050茶臼山1057-1130百曲り園地-1204王ヶ頭1221-1254小屋(美岳荘)-1326車道(三城荘前)

前回、三城から美ヶ原に登ってみてけっこう楽しめた。それに味をしめて、今回は茶臼山経由で歩いてみようと思う。三城いこいの森の売店横から歩きはじめ、前回同様、沢に沿う樹林の中の緩やかな道を広小場まで。四阿の背後から沢沿いの道を進む。

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(左)茶臼山への中間点だが感覚としてはまだ序盤。(右)涸れた沢の中を歩く。

右手山腹に折り返し登った後、左折して沢の上部左岸を行く平坦路に。その先、「茶臼山1.9km」の道標を過ぎ道は沢に降りて、涸れ沢の中を進む。台風で道が荒れて消滅してしまったものか。やがて右手(左岸)に登ってその際を進む。道は随所で付け替えられていて、整備には頭が下がる。足元の木枝や赤マークには注意が必要。ロープで沢に降りて右岸に登り返した後は、ジグザグの直登と斜上トラバースを繰り返して登る。

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(左)沢を離れ、前方に稜線が見えてくる。(右)木の間から山上台地を望む。

標高1900mを過ぎ右に折り返すあたりは、樹林も少し疎らになり美ヶ原の山上台地も見渡せる。南に向かって岳樺や山桜の目立つトラバース道を進めば、縦走路に突き当たり、道標に沿って左折。すぐに茶臼山の山頂に至る。東と南に展望が開けるが、雲が多く遠景は望めない。三峰山が目の前に大きい。ここからは笹原の中、前方に美ヶ原山上台地を眺めて緩やかな道が進む。

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(左)茶臼山から三峰山と鉢伏山。(右)牧場の中、美ヶ原へと向かう。

鞍部から緩い岩の斜面を登った後は、牧場の中の道。美ヶ原の広さを実感する。百曲り園地からは、崖際のアルプス展望コースへ。今日は北アルプスも雲の中で、まったく姿を見せない。右手にひと登りして王ヶ頭へ。天候のせいか、たまに数人が去来するくらい。休憩後、南へまっすぐダテ河原コースを下る。樹林に出入りして三城あたりを見おろしながら、ガラガラの道を下る。

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(左)アルプス展望コースから王ヶ頭を望む。(右)王ヶ頭から鉢伏山を望む。

王ヶ鼻への道を分けた後は、右手に大岩の重なる谷を見ながらジグザグの下り。適度な折り返しで歩きやすい。休業中の小屋(美岳荘)を見れば、間もなく河原や砂防ダムが見えてくる。すぐに林道終点。道標に従って、林道から左折して唐松林を下り、車道(三城荘前)にたどり着いた。天候には恵まれなったが、茶臼山への登路も変化があって楽しめた。

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(左)ダテ河原コースを下る。
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2020年05月17日

三城から百曲り経由で美ヶ原(松本市)

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笹原が広がると山上台地まであと少し。

三城いこいの森・百曲り登り口936-1004広小場1009-1102百曲り園地-1111塩クレ場-1117百曲り園地-1122岩頭で休憩1139-1213王ヶ頭-1230王ヶ鼻1241-1248八丁ダルミ-(二人の小道)1315分岐1322-1346ダテ河原-1402車道(三城荘前)

美ヶ原は車で山上台地まで到達できるけれど、尾﨑喜八が「世界の天井が抜けたか」と表現した、百曲りからの登りを一度経験したいと思っていた。道標も多く、終始しっかり整備された道が続いている。

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(左)四阿のある広小場。(右)樹林の中を折り返し登る。

三城いこいの森の建物の脇に地図や道標があり、それに従い樹林の中の緩やかな道を進む。一度、舗装道に出てその先で右の山道へ。沢沿いに進めば、山桜の下に四阿のある広小場へ。ここで左折して百曲りを登る。曲がった数を数えていたが、途中でわからなくなった。実際は40曲りくらいではないだろうか。歩きやすい傾斜で折り返しながら、小気味よく標高を上げる。新緑の雑木林に、ときに針葉樹や唐松林があらわれる。

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(左)南に鉢伏山が見える。(右)前方に茶臼山への稜線が見えてくる。

標高1,800mを過ぎると木々はまだ芽吹いておらず、樹間に展望が開けてくる。南側に鉢伏山が大きい。標高1,900m近くになると草原が広がる。前方には茶臼山につながる稜線が見え、美ヶ原山上台地への期待が膨らむ。最後もいくつか折り返して登り、百曲り園地に登りつく。そのまま広い道を塩クレ場まで進むが、未踏のアルプス展望コースを歩きたいと思い返し、百曲り園地まで引き返す。

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(左)アルプス展望コースから王ヶ頭方面を望む。北アルプスには雲がかかっている。(右)王ヶ頭直下。

美ヶ原の南側の崖際につけられたアルプス展望コース。最初の岩頭部で休憩したが、残念ながら雲が多くて南アルプスの一部や乗鞍あたりが見えるだけ。槍穂高あたりは厚い雲の中。それでも気持ちの良い道が王ヶ頭へと続いている。板状の鉄平石が多くなり、最後は道標に従って右に直登して王ヶ頭へ。数グループが休んでいるのを見て、そのまま王ヶ鼻へ向かう。

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(左)王ヶ頭。(右)王ヶ鼻。前方に南アルプス。

広い道から山道に入り、山上台地の西端へ。やはり見えるのは乗鞍あたりだけ。振り返ると南アの一部が見える。そのまま直進し、八丁ダルミへ石ガラガラの下り。左折して二人の小道に入る。名前からして遊歩道的な道を想像していたが、意外と歩きにくい細い道。樹林帯に出入りしながらの巻道だが、前方の八ヶ岳は先ほどよりも雲が少なくなった。左手に岩峰が見えたり、山桜が咲いていたり変化豊かな道。

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(左)二人の小道から右前方に八ヶ岳。

ガレた場所の分岐道標で右折すれば、唐松林の中の歩きやすい下りに。大きく折り返しながら下ると、いったん林道に合流。その先、道標で右折して唐松林を下れば車道(三城荘前)に下りついた。観光地のような山と見られがちだが、こうして歩いてみて多くの魅力が感じられた。
posted by 急行野沢 at 22:22| Comment(0) | 登山(霧ヶ峰・美ヶ原) | 更新情報をチェックする

2020年05月09日

宮入峠から鉢伏山(松本市/岡谷市)

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鉢伏山直下から見た北アルプス

宮入峠1002-1010宮入山-1037「1637峰」-1105前鉢伏山1114-1136鉢伏山(三角点)1141-1202前鉢伏山1216-1231「1637峰」-1258宮入峠

鉢伏山は山頂直下まで車で入れる山。下から歩く一般コースのうち未踏だった宮入峠からの道をたどる。松本市街の南東部から東へ入って行く舗装の宮入林道をたどる。鹿除けの柵を開閉して進めば、落石が散らばる場所もあるが普通車でも問題なく宮入峠まで達することができる。林道高遠線が左に分岐する手前に駐車できる余地があり、右(南)へはっきりした踏み跡がある。道標の類いはない。途中すれ違った登山者はほんの数人。

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(左)宮入峠の登山口。(右)樹林に囲まれた宮入山。

道は予想外に明瞭で、迷うような箇所はなく歩きやすい。雑木や赤松が混在する中を登れば宮入山の左下へ。右へひと登りで樹林に囲まれ三角点がある宮入山。その先はやせた尾根から、小ピークをいくつか越えて、尾根の右を巻いて鞍部に下る。左は薄暗い針葉樹林、尾根の右下を進む。その先、唐松と笹に囲まれた中、前方の尾根へと登り左折。

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(左)1637付近は気持ちの良い道。(右)ロープもある急登。

赤松に囲まれた先、緩やかな1637を越える前後は、唐松と笹の気持ちよい道。このコース唯一の道標がある。鞍部に下った後は、前鉢伏山に向かって急登。途中、2箇所にロープが設置されている。ダケカンバや亜高山的な針葉樹が目立つようになる。笹原が広がり視界が開けてくるのを楽しみに急坂を頑張るが、距離は知れている。

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(左)前鉢伏山から北アルプスを望む。(右)前鉢伏山から鉢伏山を望む。

たどり着いた前鉢伏山からは展望が開ける。北アルプスほぼ全て、美ヶ原、蓼科山、その右に鉢伏山。広々とした笹原の中、鉢伏山への道を進むのは楽しい。扉温泉への道、さらに二ツ山への道を左に分けて緩やかに進めば鉢伏山の三角点に到着。南方向は雲が多いが、ここでも北アルプスと美ヶ原はしっかり望めた。冷たい風が吹き、長居していると身体が冷える。前鉢伏山まで戻って昼食休憩とした後、帰りは往路をもどった。

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(左)鉢伏山・山頂。美ヶ原を望む。
posted by 急行野沢 at 21:40| Comment(0) | 登山(霧ヶ峰・美ヶ原) | 更新情報をチェックする