2018年06月14日

八ヶ岳[美濃戸から硫黄岳](茅野市/南牧村)

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硫黄岳から見た横岳・赤岳・中岳・権現岳・阿弥陀岳

美濃戸(赤岳山荘・駐車場)702−745堰堤広場−849赤岳鉱泉854−1020赤岩の頭1025−1045硫黄岳1118−1134赤岩の頭1140−1241赤岳鉱泉1249−1328堰堤広場−1400美濃戸

夏山シーズン前の足慣らしに美濃戸から硫黄岳へ日帰りピストン。赤岳鉱泉と赤岩の頭の間を歩いたことがなかったので、そこを埋める意味も兼ねて。梅雨の晴れ間。平日にも関わらず美濃戸の駐車場は6割ほど埋まっている。林道をたどって、堰堤広場から北沢に沿う道に入る。

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(左)北沢に沿って木道が設けられた箇所も。(右)赤岳鉱泉。

針葉樹やダケカンバの森林に出入りし、北沢に架かるいくつかの橋を渡り返し、沢に張り出した木道をたどりながら進む。北沢の渓谷美を眺めながらの緩やかな道は楽しい。開けた場所から、前方に目をひくのは大同心の岩頭。そうしているうちに赤岳鉱泉に到着。建物の背後には横岳から赤岳にかけての稜線が連なっている。

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(左)尾根道が緩んだあたりにイワカガミ。(右)針葉樹の中の登りが続く。

道標に従い硫黄岳の道に入る。針葉樹林帯の中、石がゴロゴロした八ヶ岳らしい道。大同心沢を越え、その後も2つ沢を渡り、トラバース気味に左から巻くように登って尾根上にのれば、木の間から阿弥陀岳がのぞく。その先でいったん尾根は緩み、イワカガミが樹陰を彩る。さらに続く尾根上のジグザグの登りは一定の斜度を保ち、意外と歩きにくさはない。

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(左)赤岩の頭から硫黄岳山頂部を見る。

右手への斜上トラバースが続くようになると、樹林は疎らになり木の間越しの景色が見えるようになる。正面には硫黄岳の山頂部が見えてくる。赤岩の頭に向けてジグザグに登るうちに周囲はハイマツ帯に。赤岩の頭にたどりつけば展望が開け、正面間近に硫黄岳の山頂部、その右に八ヶ岳の中核部の山々。

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(左)広い硫黄岳山頂。(右)硫黄岳から天狗岳・蓼科山方面。

ザレた斜面を登り最後は岩場を右側から巻けば、硫黄岳の山頂に到着。だだっ広い山頂なので、各方向を示すケルンが点々と置かれている。風はやや冷たく、少し雲があるものの展望が広がる。南には横岳・赤岳・阿弥陀岳が連なり、北には天狗岳や蓼科山。ここまで出会った登山者は20人ほど。硫黄岳山頂には誰もいなかったが、休んでいるうちに7〜8人が通り過ぎて行った。下山は往路を戻った。

[参考]美濃戸駐車場(赤岳山荘) 1,000円
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2018年06月02日

根子岳[米子瀑布から](須坂市/上田市)

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小根子岳北肩から根子岳方面を望む。笹原に緩やかな登りが続く。

米子瀑布・駐車場720−800浦倉山分岐−832権現滝の沢(パイプ橋)−900沢渡る−950小根子岳北肩955−1021小根子岳−1037根子岳1048−1101小根子岳1131−1152小根子岳北肩−1221沢渡る−1247権現滝の沢−1317浦倉山分岐1322−1345米子不動尊−1400米子瀑布・駐車場

根子岳へは何回か登ったが、米子瀑布からの道は未踏なので、新しい登山靴を試す機会と兼ねて歩いてみた。登りと平坦路が交互にあらわれ、滝の美しい沢沿いから、ダケカンバの美林、そして展望の笹原まで、変化に富んでいて意外と楽しく歩くことができた。須坂市中心部から長い舗装林道をたどって米子瀑布入口の駐車場へ。なお、紅葉シーズン週末にはシャトルバスへの乗換が必要となるので注意。

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(左)米子瀑布を対岸に望む。

駐車場には10台以上の車。あとで解ったがネマガリダケ採りの人たちのもの。米子瀑布への遊歩道をすぐに左折してジグザグに登り、周囲が開けると四阿や小広場がある。レンゲツツジが咲き、岩壁を流れ落ちる米子瀑布が眺められる。平坦路を南下し米子硫黄鉱山跡の広場へ。作業道を緩く下った先は、沢を橋で2回渡り浦倉山分岐。13年前にここから浦倉山へ登ったがけっこう悪路だった。いまは通行止となっている。

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(左)岩陰にイワカガミが咲く。(右)権現滝の沢を金属パイプの橋で渡る。

美しい滝も見られる沢沿いの道を進み、2回橋を渡ると樹林帯の中のジグザグの登りとなる。緩むと山腹を回り込むトラバース道となり、イワカガミが多く見られる。緩やかに下って権現滝の沢を渡る。ここの金属パイプ製の橋は渡るのに少し緊張する。ジグザグの急登の後やや左に曲がり、緩やかにダケカンバの美林の中を進む。左右の笹薮からのガサゴソとした音は、ネマガリダケを採る人たちのもの。

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(左)ダケカンバの美林に穏やかな道が続く。(右)小根子岳側から北肩と志賀高原方面を望む。

崩壊して荒れた沢を渡り、その先も倒木で歩きにくい登り。道形が整えば、九十九折りの道は比較的登りやすい。標高1950m付近で樹林帯を抜け視界が開ける。一気に気持ちが晴れる。小根子岳北肩に登り着けば、四阿山・根子岳が笹原の向こうに眺められる。北アや北信五岳・志賀高原方面は雲が多くはっきりとは見渡せない。峰の原への道を見送り、左折して気持ちよい笹原の道を進む。

ここまでは他の登山者を見なかったが、峰の原方面からか、登山者が増えてくる。笹と疎林で視界が閉ざされがちになり、だらだらした登りに飽きがくるころ小根子岳に到着。三角点があり、展望は開けている。その先も笹原の中の道を針葉樹林帯に出入りしながら緩やかに登れば、根子岳に到着。さすがに山頂は20人ほどの登山者で賑わっている。向こうに見える四阿山方面に足をのばしていく人も多い。

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(左)小根子岳から見た根子岳・四阿山。(右)根子岳山頂。

人の少ない小根子岳まで戻って昼食休憩。その後、下山は往路を戻ったが、最後は米子不動尊を経由した。笹もしっかり刈られて、歩きにくいところは思ったよりも少なかった。今日、米子瀑布から登ったのはおそらく私ひとりだが、もっと歩かれてもいいと思った。

posted by 急行野沢 at 23:56| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月22日

有明山[裏参道コース](安曇野市/松川村)

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有明山中岳から燕岳方面の展望。

有明荘の先・第2駐車場710−725有明荘分岐−820四合目825−928鎖場(標高2070)−950稜線(八合目)955−1023有明山(北岳)1030−1042中岳−1056南岳1105−1124中岳−1137北岳1210−1235稜線下降点(八合目)−1255鎖場−1354四合目1359−1443有明荘分岐−1455第2駐車場

安曇野から見ると、北アルプスを背景に黒々と富士山型に聳えている。どの本にも「急登の連続」と書かれているし、鎖場なども多いらしい。しかも標高2,200台だから山頂まで深い樹林の中。そんなわけでずっと後回しにしてきた有明山。もっとも短時間の裏参道コースで登る。急登を覚悟していたためか、樹相の変化も楽しみながら思ったよりも楽しく登れた。山頂部からは北アルプスと安曇野の展望が楽しめた。

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(左)歩き始めてすぐ、たる沢の滝。(右)小丸太の梯子は随所に設けられている。

有明荘の少し先、温泉橋手前を右折して第2駐車場(無料)に車をとめる。第1Pは燕岳登山者の車が多いけれど、第2Pは私の車だけ。登山届ボックス脇から登山道へ。左手にたる沢の滝を見て、沢に沿ってジグザグに登る。右折して有明荘からの道を合わせ、その先、尾根の左下を行く斜上トラバースと右手山腹への急登を繰り返して標高を上げる。小丸太の梯子やトラロープが随所に。

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(左)シャクナゲの花が咲く四合目手前。(右)岩陰にイワカガミ咲く鎖場。

シャクナゲの花が登りの辛さを慰める。標高1770mでいったん尾根にのり、緩く進めば四合目の石柱。その先「山頂1.7km」の標識は文字がほとんど消えている。右へのトラバースとなり、岩の縁を鎖で通過する。岩陰にイワカガミ。左の山腹へ手足も使う急登となり、倒木の崩壊地を通過する。燕岳方面が展望できる。さらに急登が続いた後、右へ巻き気味に進めば少々緊張する鎖場で岩を超える。常念方面の展望。

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(左)手足を使うような急登が続く。(右)鎖場から常念岳方面の眺め。

小丸太の梯子を下り、登り返して進めば八合目石柱に出合い、その先で稜線に登り着く。稜線といっても深い樹林の中。稜線上の道は緩やかだが、足元は木の根で歩きにくい。左手北斜面には雪が残り、木の間から山頂部が見える。やや勾配が増して、最後は岩場の登りで有明山北岳に到着。小広場に鳥居と社がある。

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(左)稜線に登りついても樹林の中。(右)ヤブ漕ぎの末、たどり着いた南岳。安曇野を見おろす。

ここまで来たのだから、中岳・南岳まで足をのばす。樹林の道を南下すると、展望が開けた岩場に三角点。その先はヤブ漕ぎとなる。踏み跡はしっかりしているが、木枝を払いながら進む。岩場の段差を登り下りし、切れ落ちたヤセ尾根を進んで南岳までたどり着く。社がある南岳は北岳より格段に景色がいいわけではないので、足をのばす必要があったか疑問。

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(左)鳥居と社がある有明山北岳から餓鬼岳と後立山方面を望む。

北岳まで戻り、風景を眺めながら休息した。北岳には鳥居と社があり、眼下に安曇野の平地が広がる。振り向くと、後立山や燕岳方面が見渡せる。その中央には餓鬼岳が大きい。下山は往路を戻った。平日ではあったが、途中出会った登山者は1名のみ。過去に遭難事故も起きているし、相対する燕岳などよりもやはり難度は高いと思う。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(北アルプス・乗鞍) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

有明温泉[有明荘](安曇野市)

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有明山から下山後は、やはり有明荘で汗を流して帰りたい。有明荘の温泉は、以前入ったことがあると思うのだけれど、記憶がはっきりしない。館内は意外と小ぎれい。浴室は洗い場が5つ。檜の浴槽の内湯と、広めの露天風呂がある。露天風呂は森林の中といった雰囲気だが、見晴らしはない。中房温泉とは別源泉のようで、74度の源泉なので、沢水で温度を低くしているらしい。

どちらかというと露天よりも内湯の方が浴感がいい感じ。硫黄の匂いが漂い、スベスベ感がある。中房温泉との比較となると難しいけれど、洗い場などがしっかりあるので、使い勝手はいいと思う。(おとな入浴:620円)
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | 温泉(安曇野・松本・筑北) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月12日

四阿山[あずまや高原コース](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

駐車場801−837牧柵・大きな案内板−930山家神社里宮−1012八合目1017−1037中尾根合流−1105四阿山1143−1206中尾根分岐−1228中四阿(2205m)1238−1248中尾根から分岐−1323往路に合流−1358牧柵・大きな案内板−1422駐車場

薮っぽい山ばかり歩いていると、たまには展望のきく山を歩きたくなる。そこで、未踏のあずまや高原コースをたどって四阿山に登る。上田から鳥居峠に向かう国道144号から分岐してあずまや高原ホテルへ。ホテル下の広い登山者用駐車場に車をとめる。先着が2台。ホテルの前を過ぎたところに登山届のボックスがあり、その脇から林道を進む。

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(左)牧場に沿う道を一直線に進む。(右)中四阿分岐。

林道のゲートを過ぎると緩やかな登山道になる。周囲は赤松からカンバ類の多い落葉樹林へ。正面に牧場が見えて道は左折し、前後に牧柵のある大きな案内板の前に出る。ここからは左右の牧場の間を進んでいく。正面には山頂部、振り返るといつでも北アルプスが見える。標高1750mあたりで牧場は終わり、道は緩やかに右に曲がる。ダケカンバの林を進めば、左に中四阿への道を分け山家神社里宮を右に見る。

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(左)里宮を過ぎダケカンバの美林を登る。(右)八合目から振り返ると北アの展望。

勾配が少し増すものの、七合目(標高2000m)を過ぎてトラバース気味の登りに。その先で一気に展望が開ける。赤土の登りで大岩のある八合目にたどり着くあたり、周囲は庭園風に思える佇まい。低い植生はガンコウランやコケモモだろうか。北アの展望を振り返る。少し登れば尾根に乗り左折。ガラガラした登りから笹原と針葉樹林帯へ。ここまで目にした登山者は3人だけ。左手から中尾根コースを合わせると人影が多くなり、その先の樹林帯では日影に雪が残る。

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(左)八合目の先、視界が開けた尾根を登る。(右)根子岳からの道を合わせ山頂までわずか。

笹原に針葉樹林が点在する中、根子岳の道を左から合わせ、痩せ尾根の先で右から鳥居峠の道を合わせれば最後の階段状の登り。たどり着いた祠のある四阿山山頂はいつもながら手狭な印象だが、今日は展望に恵まれた。北には北信五岳から北アルプスの全容。南には浅間山や八ヶ岳。遠く富士山が霞んでいる。山頂は20人ほどの登山者で賑わっていた。晴天ながら時折吹く風はやや肌寒い。

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(左)四阿山山頂。(右)四阿山山頂から浅間山・八ヶ岳などの展望。その間に富士山が霞む。

下山は中四阿を経由するルートをとる。分岐から菅平高原(中四阿経由)の尾根を下る。雪の残る針葉樹林帯の中を下った鞍部から振り返れば、根子岳・四阿山の西側のガレた岩壁が見える。岩稜帯の中四阿から北アルプスや浅間山の展望を再び楽しんでから、その先の分岐で菅平高原への道と分かれ左折。広い尾根はやや道がわかりにくく、岩のペンキマークが頼り。

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(左)四阿山山頂から根子岳と北ア展望。(右)中四阿(2205m)の下から山頂部を振り返る。

尾根を少し下った後、マークに従って直角に左折すれば、左に山腹を見ながらダケカンバの美林の中をトラバースして行く。沢を越え緩く登って里宮の少し下で往路に合流。あとは往路をあずまや高原ホテルまで下った。素晴らしい展望とダケカンバの美林を堪能することができた。特に急登や危険な箇所もなく、安心して誰でも登れるコースだと感じた。

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(左)中四阿の下で左に分岐して、前方に見える牧場の手前で往路に合流する。
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2018年05月04日

御池山(飯田市)

登山口・大駐車場950−1020分岐−1030中郷の御池1040−1058御池山1124−1152大駐車場上−1201展望台1208−1215大駐車場

南信へ出かける機会を利用して登る山を探す。思いついたのが、しらびそ峠の南にある御池山。短時間で歩けるようだ。隕石が落ちてつくられたクレーターの地形だというのを、何かで読んだ曖昧な記憶がある。しらびそ峠、ハイランドしらびそを通り過ぎ南下すると、左に大駐車場がある。一角に案内板があり、クレーターの説明が書かれている。今日は天候が不安定で、寒い風が吹き時折小雪が舞っている。

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(左)案内図。これほど時間はかからない。(右)歩きやすい道が続く。

車道を横切り、西側につけられた道を南へと進む。少し歩くと、駐車スペースのある広場で再び車道に合流。もう一度、右へと分離する道は低い笹が両側を覆い、概ね右側が唐松林、左がダケカンバやシラビソ。ダケカンバ越しにときどき視界が開けるが、見えるはずの南アは雲の中。いくつかの小ピークを越えていく。3つめの小ピークは金属製の手摺も据え付けられた岩場。その先も2つほど小ピークを越える。

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(左)中郷の御池へはダケカンバの道。(右)中郷の御池。

右下には作業道が巡らされた唐松林、左は針葉樹林帯。御池山直前の案内板から右に分かれる道に入り、まず中郷の御池を目指す。ダケカンバの美林から、右へ下って池の畔に出る。昔、雨乞いが行われたという説明板があり、祠が祀られている。分岐まで登り返して、右に針葉樹林帯を登ればすぐ岩が重なる御池山山頂。前方には笹原が広がるが、南ア南部の池口岳・加加森山・光岳などは山頂部を雲に隠しているのが残念。

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(左)御池山山頂。南側には笹原が広がる。南ア南部の山並が広がる。(右)展望台からクレーターの地形を確認する。

来た道を戻り、大駐車場を通り過ぎて展望台まで行ってみる。「御池山引接クレーター 丘の上展望台」とあり、ここから今日歩いた尾根を縁とするクレーターの形が一番よくわかるらしいが、そう思って見ないとはっきりしない。晴れていれば南アの展望が素晴らしいのだろう。道や案内板も整備され、家族ハイキングなどにも適したところではないかと思った。
posted by 急行野沢 at 21:35| Comment(0) | 登山(伊那谷周辺−下伊那) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

近江山〜長畑山(辰野町)

作業道向山2号線起点付近・駐車場所821−836近江山登山口−923稜線−943近江山955−1028「1515ピーク」−1100横川湖畔分岐1105−1143長畑山1153−1219横川湖畔分岐(北ア展望地)1252−1330大長谷林道−1410横川橋−1533駐車場所

辰野町の西部、横川と小横川に挟まれた近江山は、地元の学校登山の山。その南の長畑山は篤志家好みの山か。かねての懸案で、今日はその両方をつないで歩く。国道153号川島駅入口から横川川沿いに走り「かやぶきの館」へ。その脇から山中に入り「作業道向山2号線」標識付近の路側余地に駐車。駐車場所は車の回収も考えたもの。

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(左)近江山への登山道には所々に熊除けの一斗缶。

林道を15分ほど歩くと、「近江山」の案内板がある登山口。右手の登山道に入り、谷状の地形を登る。所々、熊除けの一斗缶やテープマーク。周囲は唐松や雑木。折返しを挟みながら左下の沢筋とつかず離れず登れば、枯れ沢に水が湧き出す水場があらわれる。その先は唐松林をジグザグに登り詰めて稜線に出る。周囲は気持ちよい新緑。

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(左)近江山山頂。北側を除き松林に囲まれている。(右)近江山からの北ア展望。

ひと登りで赤松林になり、1404ピーク手前から近江山直前まで松茸山のテープが並走するのが目障り。近江山山頂も赤松林がとり囲むものの、北側だけは切開かれ穂高・槍ほか北アの展望が嬉しい。三角点と地元小学校の登山記念板がある。長畑山に向けては、しばらくは赤松の中の緩やかな尾根道。踏み跡は錯綜するが、尾根ははっきりしているので迷う心配は少ない。随所に枝を掃うところや倒木を避ける箇所はあるのだが。

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(左)1515への気持ちよい稜線。(右)横川湖畔への分岐道標。

周囲は唐松にかわり1460を緩く越える。1515への緩やかな登りは新緑の唐松に足元を低い笹が覆い、気持ちよいところ。1515前後はやや薮が深く枝を払いながら進む。1562手前の平坦地は進む方向がわかりにくいが、左手に尾根を見てやや右手の踏み跡をたどった。その先、少々の急登で1552を越えて笹の道をたどれば、右に「長畑山・近江山・大長谷林道」の三方向を示す道標が立っている。

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(左)長畑山への道にはブナの大木も。(右)ひざ丈ほどの笹が覆う長畑山への登り。

そのまま南へ、長畑山を目指す。尾根上の気持ちのよい道。低い笹と唐松に雑木や針葉樹、ブナの大木も見られる。笹が深くなり1547ピークを越える。最後は赤テープも頼りに、ヒザ丈の笹の中の踏み跡を急登して長畑山の山頂へ。立派な山名標柱が設置されているが、唐松と笹に囲まれたヤブがちな山頂で、展望は皆無。木の間から微かに乗鞍が見えるくらい。長居は無用なので早々に分岐まで戻る。

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(左)山名標柱がある長畑山山頂。木の間から微かに乗鞍が望める。(右)分岐からわずかに横川湖畔方面に下ったところから北アの展望。眼下には横川ダム。

分岐から大長谷林道への下りは方向がつかみにくく、赤テープ頼み。少し下ると、右手に穂高方面の展望が開ける。その先、尾根は細くなり、急な下りが続く。途中、ここも赤テープを頼りに右の支尾根に外れて急下降。唐松・雑木から桧林に。大長谷林道に降り立つと、「長畑山」の標柱が立っている。荒れた大長谷林道をたどり横川湖畔に出て、舗装道と林道を延々と歩いて駐車場所に戻った。

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(左)横川湖畔・大長谷林道にむけて急な下り。(右)横川橋から歩いてきた稜線を見上げる。

笹が深い箇所やヤブがちな所もあるけれど、概ね明瞭な尾根道が続いている。展望に恵まれるのは2箇所だけ。しかし美しい林相が広がる場所は随所にあった。横川湖に向けての下りは超急坂だったし、車の回収に時間がかかったから、近江山方面からの往復登山が良策だろうか。予想通り、登山者にはひとりも出会わなかった。初夏を思わせる暑い日、こんな低山に登っている場合ではないかもしれないと思いつつ帰路についた。
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2018年04月22日

広古屋山(佐久穂町)

群馬県南牧村自然公園845−943余地峠949−1016日影山−1042「1410ピーク」−1112矢沢峠−1145広古屋山東肩−1155広古屋山1224−1231東肩1237−1314「1308ピーク」−1342大上峠1350−1431南牧村自然公園

佐久と西上州を分かつ上信国境に位置する広古屋山。登山記録も多くは見あたらない。山頂は県境からわずかに信州側。佐久側から国道299号を十石峠へ向かい、古谷大橋手前で左折。大上峠を越えて群馬県に入り、南牧村自然公園の駐車場に車をとめる。一隅に岩清水の湧き水が引かれ、余地峠の説明板がある。周囲は桜の花と新緑が美しい。

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(左)南牧村自然公園の駐車場。(右)余地峠。左に馬頭観世音。

舗装道を北に向かい、すぐ左の舗装林道へ曲がる。程なく舗装は終わり、山腹を右に巻くように進む。杉桧の植林から、雑木や唐松の新緑へ。尾根を回り込み、林道は左に曲がる。道脇に馬頭尊を見た先で、林道を見送り左折する山道に入る。しばらくして右手に見える林道に合流し、右に巻きながら登れば余地峠に着く。馬頭観世音などが立ち、歴史ある峠道であったことを偲ばせる。

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(左)日影山付近の笹原の稜線。(右)1,410北鞍部への下りで篠竹があらわれる。

馬頭観音と「日影山国有林」の看板の間から雑木の尾根上を直登。右手にはジグザグに作業道が上っている。踏み跡は薄いがヤブもない。小ピークを越えると、左・雑木林、右・唐松林の緩やかで明瞭な尾根道になる。少々倒木が煩わしい。1,400m圏ピーク(日影山と呼ばれるらしい)の前後は、笹原が広がり明るい雰囲気。

小ピークをひとつ越え、稜線伝いに右に折れて鞍部に下ると、枯れた篠竹の薮があらわれる。この先、大上峠まで概ね篠竹の中の踏み跡を歩く。1410ピークに向けて、篠竹の踏み跡を登る。1410からは歩きやすい西や南の尾根に入りがちだが、篠竹が鬱陶しい南東側の尾根の方向を見定めて進む。小ピークでやや右に向きを変える前後の右手は針葉樹林。前方、樹間に広古屋山が見える。

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(左)矢沢峠の標識。南側から見たところ。(右)地図上の矢沢峠付近。右手(西側)に笹原が広がる。

緩やかに篠竹の中を進むと、小広場に「矢沢峠」の標識。ここは地図上の矢沢峠より少し北。その先、地図上の矢沢峠付近は気持ちよい笹原が広がる。広古屋山へは石がゴロゴロした雑木林の中、踏み跡も不明瞭な急登。傾斜が緩み、右へ進めば広古屋山東肩のピーク。さらに稜線を進めば三角点と山名標がある広古屋山山頂。樹林に囲まれ、木の間から八ヶ岳方面が認められるくらい。しかし、この季節なら樹間からの光が明るい。

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(左)広古屋山東肩への急登。(右)樹林の中の広古屋山山頂。

東肩の手前まで戻るとマークがあり、ここが大上峠方面への下り口。篠竹藪の中に続く踏み跡を、急下降。途中、足元に石がゴロゴロしたところが2箇所ほど。吊尾根状の鞍部から登り返し、1308ピークを過ぎて前方左右につながる尾根に登って左折。緩やかに下れば、やがて園地風な疎林(自然樹木園)の中を行くようになり、さまざまな案内板が立つ大上峠に下りつく。

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(左)広古屋山東肩西側から大上峠方面へ、マークを見つけ左手前(南東)へ下降する。(右)大上峠へ篠竹の中の踏み跡を下る。

あとは、右手の木の間越しに西上州の山並を見ながら、舗装道を淡々と歩いて自然公園に戻った。はっきりした登山道や案内板はないし、展望が開けるところもない。枯れた篠竹が風景を暗くしているきらいがあるものの、しかし、日影山や矢沢峠付近で笹原が広がる景色は悪くないと思った。当然ながら、途中誰一人にも出会わなかった。

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(左)車道が通じる大上峠へ降り立つ。歩いてきた後方には樹木園が広がっている。
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2018年04月05日

兜岩山(佐久市)

荒船不動尊の下の駐車場931−1014県境稜線1019−1038御嶽山−1119兜岩山分岐−1133兜岩山(展望地往復・休憩)1213−1226分岐−1304御嶽山分岐−1315稜線から下降点−1352駐車場

荒船山近くの山という程度の認識しかなかったが、途中の岩峰群がどんな具合なのか、興味はもっていた。岩峰の巻道は凍結時には危険らしいので、暖かい日が続いたこの時期に出かけてみた。佐久市街から国道254号をたどり内山大橋直前を右折し、舗装道を進んで荒船不動尊の下の駐車場に車をとめる。

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(左)唐松林の中、沢沿いに登る。(右)県境稜線に着くと道標がある。稜線上は雑木林の明るい道。

駐車場から参道を進み、荒船不動尊に参拝してから、手前の「兜岩」「御嶽山」の案内標に従い杉林を下る。駐車場からの近道と合流し沢を跨ぐ。次の堰堤のある沢の左岸を登る。右岸に渡り返して登った後は、少しほっとさせる唐松林の緩やかな道。やがて涸れた沢の二股から、目の前の尾根を急登して長野・群馬の県境稜線にたどり着く。

左・星尾峠、右・田口峠を示す道標があり、右折。雑木林の気持ちの良い稜上の道。すぐに痩せた尾根の急登となり、御嶽山分岐点に到着。御岳山園地の道標に従って右折し、岩場を左に巻いて登れば、霊神像や祠のある御嶽山。樹林の中、展望は得られない。分岐に戻り、稜線を南に急下降する。前方の樹間に屹立するローソク岩が見える。

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(左)P1から見たP2とP3。(右)P1南側は東側が切れ落ちて立岩方面が展望できる。

鞍部から岩がちの痩せ尾根を登れば、最初の岩峰(P1)に突き当たり、右を巻く。P1の裏に出ると、足元左側が切れ落ちて東側の展望が開ける。西上州の山並の中で、正面に目立つのは立岩だろうか。目の前のP2、P3の岩峰も右(西側)を巻く。道は狭く足元も崩れがちで、踏板を渡した箇所も。凍結時には歩きたくないところ。稜上に復せば、すぐに道標のある分岐。

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(左)岩峰群の西側を巻く道は崩れやすく踏板を渡している箇所も。(右)兜岩山へは気持ち良い雑木の道。

道標に兜岩山の表記はないが右折。鞍部まで下り、兜岩山への登りとなる。明るい雑木林の尾根道。到着した兜岩山山頂は、樹林に囲まれ三角点がある小広場。そのまま南西に数分歩けば、切れ落ちた岩場の上の展望地に至る。正面の南西方向には、蓼科や八ヶ岳、右手遠くには北アルプスが連なっている。春霞の中なので、遠景はやや霞みがち。下山は往路を戻った。

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(左)樹林に囲まれた兜岩山山頂。(左)山頂先の展望地から遠く北アルプスを望む。

岩峰の前後など、切れ落ちた箇所では慎重な行動が必要。この季節なら落葉の雑木林越しの景色もあり、気持ちよく稜線上を歩いた。なお、途中の岩峰をローソク岩と呼ぶようだが、P1・P2・P3全体をそう呼ぶのか、どれかひとつをさすのかよく解らなかった。一番大きなP3(1389)を剣ヶ峰とも呼ぶようだが。

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(左)兜岩山手前から木の間越しに見たローソク岩の岩峰群。
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2018年03月31日

座光寺富士(飯田市)

駐車場所940−1003登山道へ−1055「1088標高点西」−1115座光寺富士(3番目のピーク)−1129「1270標高点(4番目のピーク)」−1145林道わきで休憩1215−1229「1088標高点西」−1305林道−1324駐車場所

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(左)「登山道」の案内板で林道から左の山道へ。

風越山などと同様、飯田市街地の西側に連なる山並の一峰。正しい山名は「猪の山」らしいが、通称の方がよく知られている。展望もきかない里山らしい里山といっていいだろうか。山頂部に林道が達していて、山頂の雰囲気が少々損なわれているが、林道のおかげで多少の展望は得られた。

県道15号を松川IC方面から南下し、座光寺宮崎交差点を過ぎてすぐの細道を右折。果樹園を通り過ぎ山中へ。林道の途中にある「馬止め」の路側に駐車。しばらく林道歩き。舗装が終わり、左に曲がるとゲートがある。荒れたダートの林道をたどると、広場風の場所に至り、「登山道」の案内板から左手の山道に入る。

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(左)樹林の尾根を急登。(右)第1ピーク。樹林の中「一ノ沢尾根」の表示がある。

短い間隔で赤テープがあり道に迷う心配はない。赤テープを見ながら、古くから作業道だったかと思われる溝状の道も織り交ぜながら歩く。左手に金網フェンス。山腹をジグザグに登った後は、尾根上の一直線の急登。登り詰めて左手の溝道に降り、登り返せば1020圏の小ピーク。周囲は赤松・桧・ツガ・モミなどの混交林。

痩せ尾根から再び、溝道と絡みながらの登り。そしてトラロープのある急登となり、1188標高点の西側に至る。右から尾根を合わせ、かすれた「宮崎林道/弓矢林道」の道標がある。ここは山頂台地の東端。道は緩やかになり、混交林の中、展望はないけれどなんとなくほっとする。2つのピークを過ぎ、3番目のピークに「座光寺富士」の標柱がある。1,270mと表記されているが、それは第4ピークのもの。ここはもっと低い。

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(左)「座光寺富士」の標柱が立つ第3ピーク。(右)第3ピークの先で林道に出る。

3番目のピークも樹林に囲まれ展望はない。その先に進み林道に出て右折。林道からは木の間越しに南アルプスがわずかに望める。林道で右側を回り込んで、北西側から尾根に取り付いて4番目のピークへ。登り口は笹ヤブ漕ぎだが、目を上げると端正な安平路山の姿が正面に見えた。ヤブっぽい樹林帯を進み山上の南端まで行くと、手製の山名標があった。下山は往路を戻った。

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(左)第4ピークへの取り付き付近から安平路山を望む。(右)第4ピークの南側先端付近。ヤブがかった樹林帯の中。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(伊那谷周辺−下伊那) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする