三王子神社の下あたり。前方に山頂部が見えた。
二王子神社743-841一王子避難小屋852-934定高山(五合目・独標)941-1029油こぼし下1034-1040油こぼし-1120二王子岳1201-1230油こぼし-1308定高山1313-1351一王子避難小屋1403-1445二王子神社
適度な標高で、残雪が多い山ということで、この季節にも多く登られているようすの二王子岳へ。久しぶりに長野県外への長距離運転で出かけた。平日にもかかわらず、それなりの数の登山者がいた。全体として、予想よりも消耗させられた山だった。
(左)二王子神社の脇の登山口。(右)三合目。一王子避難小屋。チェンスパ装着。
登山口の二王子神社の登山者用駐車場にとめる(無料)。今日は先着15台。まだ半分くらい空き有。最初は樹林帯の中の登り。道脇に咲いていたのはイワウチワか。残雪は思っていたよりずっと多かった。三合目(一王子避難小屋)からはほぼ雪道。ほとんどの人はチェーンスパイクで登っていたのでそれに倣う。四合目付近は谷状の地形を直登。夏道は違う場所につけられているのではないだろうか。
(左)四合目付近。(右)五合目・定高山。
五合目、独標(定高山)でようやく半分。今冬、一番深いときは6m以上積雪があったとか。いまは1.5m程度。その先、六合目までは断続的な急坂があらわれる。振り返ると日本海。アイゼンの方が安全かな…と思分けるような箇所も。急登といわれていた油こぼしはさほどのこともなく登り、その先で山頂部が見えてきた。
(左)断続的に急斜面があらわれる。(右)目の前に「油こぼし」の急坂。
(左)奥宮の祠がある九合目。雪原の先に山頂。(右)二王子岳の山頂。鐘がある。
山頂部は雪が溶けていた。奥の院の祠(九合目)の先の雪原を過ぎれば、避難小屋の脇を通り過ぎて山頂へ。登山記録などでよく見かける鐘が設置されていた。目の前に飯豊連峰が連なっているのが圧巻。その左に朝日連峰や日本海。近くの登山者に山名を尋ねられたが、あまりよく知らない山域なので答えられなかった。下山は往路を戻った。
(左)目の前に飯豊連峰の絶景。(右)その左には朝日連峰が霞んでいた。