2008年10月19日

仏ヶ峰(飯山市)

戸狩スキー場とん平ゲレンデ930-940北条歩道入口-1015尾根にのる1022-1105小沢峠-1127仏ヶ峰1139-1148昼食1218-1235第3リフト上-1300クワッドリフト上-1320とん平ゲレンデ

戸狩スキー場から仏ヶ峰を周回するのなら、気軽な秋のハイクを楽しめそうだと以前から考えていたところ、絶好の秋の晴天がおとずれた。戸狩スキー場上部のとん平ゲレンデのレストランの前に駐車。北に向かって車道を歩き、すぐに左に分岐するダートの林道に入る。ゲレンデにススキが揺れる中、ゆっくりと歩いていけば、「北条歩道」という立札と、信越トレイルのマークがある。ここから樹林帯の山道に入る。

九十九折を繰り返しながら標高を上げていけば、顕著な尾根筋に到達し、着実に標高を上げていく。尾根筋にはブナの巨木があらわれ、その林相の美しさに足を止めることもしばしば。黄色く色づいたブナの葉、まだ薄緑のままのブナの葉が混在し、モミジなどの赤がそこに混ざる。尾根はひとたび吊尾根風にたわんだ後、しばらく標高を稼ぎ、ブナ林の美しい道で山腹の南を巻いて、小沢峠に到達する。

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ここから主稜線を歩くのだが、潅木類が視界をふさぎ、展望はよくない。ひとつ小ピークを越えて登れば仏ヶ峰の三角点に。何となく予想はしていたものの、道の真ん中に三角点があるというだけのところで、ゆっくり腰を下ろす場所もない。下山は南へ下り、再びブナの木が多くなるととん平ゲレンデの最上部に飛び出す。ゲレンデをくだり、駐車場所にもどる。ゲレンデは冬以外の季節に見ると興醒めのことが多いが、ススキが風になびくこの季節はそれほど悪くないと感じた。

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ラベル:登山
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(飯山・北信濃) | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

蓼科山[大河原峠から](立科町/茅野市)

大河原峠950-1110前掛山1118-1132将軍平-1205蓼科山1315-1341将軍平1343-1402前掛山-1445大河原峠

以前も登山口にとった、一番簡単と思われる大河原峠から蓼科山に登る家族登山。天気は下り坂だが、夕方まではもちそうだ。大河原峠周辺の山はモザイク模様の紅葉。大河原峠からは、まずは前掛山への登り。クマザサが足元を覆う針葉樹林帯の中、徐々に高度を上げていく。ところどころに色づいたナナカマド。やがて傾斜が緩めば、はっきりしない前掛山のピークをへて、すぐに縞枯れの木々で開けた場所では、正面に蓼科山が姿をあらわす。

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縞枯れの木が現れたりする中をややくだり気味に行けば、蓼科山荘の建つ将軍平。ここから、岩ごろごろとした急登が始まる。ふと振り返ると、前掛山の縞枯れが、まだら模様の紅葉のなかにくっきりあらわれているし、眼下には今しがた過ぎてきた蓼科山荘が見える。

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やがてこの四肢を使うような急登も一段落し、道がやや左に巻くようになると蓼科ヒュッテの前を経由して、わずかな登りで蓼科山の山頂に到着。月面のクレーターを思わせるようなこの風景にはいつも圧倒される。雲が多くて、南は霧の合間から八ヶ岳がのぞく程度。北は鉢伏山から車山、その下に白樺湖といった近景がせいぜいといったところ。汗が引くとさすがに寒い。風を避けてくぼんだ場所で昼食とする。下山は往路を戻る。
ラベル:登山