2008年11月23日

大川入山(阿智村・旧浪合村)

地部坂峠(登山口)955-1028小ピーク-1050横岳1055-1106ベンチ-1150舞鶴のコル-1205笹原-1232大川入山1256-1318笹原終わり樹林-1328舞鶴のコル-1416ベンチ1438-1448横岳-1507小ピーク-1525地部坂峠(登山口)

冬が来る前の三連休の中日、飯田ICから地部坂峠に向かう。峠の少し西側の登山口まで車を入れる。山腹に取り付いて数回ターンすれば、そこは尾根の突端。杉の木が覆う支尾根上の道は最初からなかなかの傾斜。ところどころ雪が残る。痩せ尾根の急登となり、杉やカラマツの林の中、登りが続く。傾斜が緩み、カラマツの細い葉が覆う道になればまもなく横岳。三角点が道の真ん中にあり、ベンチが置かれている。葉を落としたカラマツ越しに明るい日が差し込む。ここからはしばらくは笹原の中、南西方向に穏やかな山並みを望みながら、楽しい稜線歩きが続く。

P1000247a.jpg

その先にはベンチが置かれ、飯田方面に好展望が開かれる。やがて正面に大川入山の姿を望む。その先、樹林帯に入り、ときに笹原が顔を見せることがあるものの、カラマツの林、さらには針葉樹林が覆う、やや陰気な稜線をたどることになる。しばらくくだりが続くと「舞鶴のコル」という標識がかかる山頂直前の最低鞍部。樹林帯の中の急登を続けるうちに、笹原に飛び出すものの、急な登りは変わらず。展望が開け、周囲が一面の笹の海だから、気分は少し晴れてはくるものの、風はますます冷たく、山頂は霧に覆われている。

P1000262a.jpg

 たどり着いた山頂は、風に傾いだ木がいくつか取り囲むものの、笹原の頂上でもあり、晴天であれば展望は素晴らしいだろう。しかし、今日は一面の霧に覆われ、その上、北西から絶えず冷たい風が吹き付ける。一面に雪に覆われ、木々も霧氷のような状態になっている。とても長居ができる状況ではなく、早々に下山に向かった。

P1000268a.jpg
ラベル:登山
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-下伊那) | 更新情報をチェックする

2008年11月02日

戸倉山 [別名:伊那富士](伊那市/駒ヶ根市)

戸倉山キャンプ場935-1004駒止の松1007-1015南西稜線-1038「1485ピーク」1044-1054金明水1057-1112戸倉山西峰-1117戸倉山東峰1158-1203西峰1207-1221「1485ピーク」-1230南西尾根-1240駒止の松-1254戸倉山キャンプ場

懸案の信州百名山のひとつ戸倉山へ向かう。駒ヶ根インターを降りて、天竜川東岸の山中にある戸倉山キャンプ場へ。キャンプ場の脇から登っていく。しばらく沢沿いに進んでから、左の山腹に取り付いて高度を上げていく。すぐに尾根の突端に出て、この尾根をつめていく。やがて、カラマツやアカマツが多くなってくると道の脇にベンチ。2つめのベンチの脇に「駒止の松」と記されたアカマツがあり、このあたりから気持ちの良い雑木林が続く。薄い緑色から黄色にかけての幾段階かの葉の色が断続し、その中に真紅の葉が混在する景色。

シラカバの木々が混ざる美しい林層の中を登ると、「五合目」とかかれた標識が木の枝に掲げられている。7合目の標識の先に東屋があり、脇には金明水という水が流れ出している。ここではじめて、右手前方に山頂付近(東峰)が見える。シラカバの木々ごしに左には木曽駒が望める。アカマツ・カラマツの林を登れば、足元にクマザサがあらわれるようになって、以外とあっさり西峰に飛び出す。

PB020014.JPG

目の前に木曽駒と空木がその全貌をあらわしている。そちらの伊那谷に向けて石仏が置かれているものの、2組ほどが休んでいて少々手狭な山頂。鞍部へくだると立派な避難小屋があり、わずかな登りで三角点のある東峰に到達。目の前に甲斐駒・仙丈が圧倒的な存在感を見せている。右に続いて北岳・間ノ岳・農鳥。左には、手前の山稜の上に赤岳や蓼科が山頂付近をのぞかせている。

PB020025.JPG

ラベル:登山
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-上伊那) | 更新情報をチェックする