2009年07月05日
滝山連峰[二ツ石峰](青木村/松本市)
(左)保福寺峠の登山口 (右)二ツ石峰への登山道
保福寺峠1045-1100 1449峰-1145二ツ石峰1210-1233林道-1243林道分岐-1345林道分岐-1405保福寺峠
上田の西の青木村と旧四賀村(現松本市)の間の山地を滝山連峰と呼ぶのを知ったのはごく最近のこと。南は保福寺峠から北は青木峠までの間。じっくり縦走したいところだが、そのためには車を下山口にデポしないといけない。今日は保福寺峠からいけるところまで行ってみようと思う。ウェストン由来の保福寺峠を訪れるのは今日が初めて。しかし、天気が悪く、彼が快哉を叫んだという北アルプスの展望は雲の中。
保福寺峠から北に向かって1449峰まで左カラマツ、右は雑木の一本調子の登りが続く。そのピークで稜線は左に向きを変え、鞍部に向けてゆるやかにくだる。このあたりが緑滴る今の季節、樹相の美しさがことのほか映えるところ。やがて二ツ石峰の向けての登りも一本調子の急登。分岐から左へ少し辿れば、山名標もない山頂。展望はない。
分岐まで戻り、その先はやや道形がわかりにくくなる。稜線の少し右下を辿るのが良いようだ。その先の小ピークからの下りは方向がわかりにくいが、テープを探しながら踏み跡を探す。急な下りがやわらげば、左に林道が見える。この林道を右に辿れば、入山との鞍部に出る。この間、ようやく左下に保福寺の集落が見えるものの遠い山並みは霞んだまま。マツムシソウが花をつけている。今日は入山は断念し、先ほど辿った山並みを北から東へと回り込む林道を延々と辿って保福寺峠に戻った。