2010年01月23日

なかさと清津スキー場(新潟県十日町市)

100123DSC_0105.JPG  100123DSC_0113.JPG
(左)上越国際そっくりのビレッジハウス(右)クワッドリフト乗場。向こうに見えるペアリフトは稼動していない。

かつては「上越国際スキー場清津ゲレンデ」だった。当間ゲレンデとつなぐ計画もあったのではないだろうか。詳しい経緯は知らないが、いまは「なかさと清津」を名乗る。2本のペアリフトは稼動せず、クワッドが1本だけ、しかも土日祝日を中心とした営業となってしまったので、いまのうちに滑っておかねば--と出かけた。

ゲレンデ下のビレッジハウスと呼ばれる建物は、上越国際のグリーンプラザのミニ版。その他、さまざまなところに上越国際の痕跡が残っている。雪深い地であり、雪質や積雪量に問題はない。ゲレンデは緩斜面・中斜面が中心だが、クワッドを使ったロングコースで結構楽しめる。眼下に信濃川の河岸段丘を見下ろす景観が素晴らしい。ただ、土曜日だというのに滑っている人はごくわずかだった。

100123DSC_0120.JPG  100123DSC_0115.JPG
(左)ゲレンデ下部を見おろす。左は稼動していないペアリフト。中央の樹林の向こうにビレッジハウス。右手にクワッド乗場。(右)ゲレンデガイドには上越国際の文字が残る。現在、稼動しているのは中央のクワッドのみ。
ラベル:なかさと清津
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー新潟県 | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

「聖地」  金谷山スキー場(新潟県上越市)

100117DSC_0014金谷山.JPG 100117DSC_0028金谷山.JPG
(左)リフト下から白旗山スロープを見上げる。(右)リフト上から見おろす。正面の丘陵の上の建物は日本スキー発祥記念館。

新潟県上越市の金谷山スキー場は、明治44年にオーストリア・ハンガリー帝国(当時)のレルヒ少佐により日本に初めてスキーが伝えられた場所として知られている。そんなスキーヤーにとっての「聖地」でもあるので一度滑ってみたかったが、上越市(高田)の市街地にも近いためか近年は積雪が少なく、昨年は一日も営業ができなかったという。それが先週から上越市は大雪に見舞われ、このスキー場も昨日から営業を開始した。駐車場係のおじさんは「これなら妙高と同じ雪質だ」といっていた。

現在の金谷山スキー場はシングルリフトが1本。正面に白旗山スロープという最大斜度27度のバーンがあり、トップに向かってその左側を大きく迂回する向山コース、ベルリンスロープなどがある。迂回コースは平坦地を歩いて進まなければならない箇所もある。1回券100円、11回券1,000円という破格の値段だが、リフトはそれなりの長さでもある。

生憎と今日も間断なく雪が降り続き、視界が悪くて快適な滑走というわけにはいかなかったが、豪雪地の味わいを感じることができた。リフトを使って滑っていた人は、悪天候ということもあってか10人くらい。

100117DSC_0033スキー発祥記念館.JPG 100117DSC_0042スキー発祥記念館.JPG

スキー場で滑った後に、ゲレンデのすぐ上にある日本スキー発祥記念館を見学した(入場料大人300円)。レルヒ少佐によるスキー指導のことや、スキー技術・用具の歴史について展示され、思っていたよりも興味深く見学することができた。
posted by 急行野沢 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(1) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2010年01月10日

聖山パノラマスキー場(長野市・旧大岡村) ラストシーズン

100110DSC_0003聖山.JPG 100110DSC_0008聖山.JPG

今シーズンが最後の営業となることが決定している聖山パノラマスキー場。せめてもう一度滑っておきたいと思い出かけた。

格安のプラン(リフト1日券+昼食+ドリンク+入浴=1,980円)のせいか、3連休中日のためか、結構多くの人が滑りに来ていて嬉しくなった。まさかラストシーズンだから、というわけではあるまい。最近は週末に来ても、10数人くらいしか滑っていなくて寂しかったけれど、今日はざっと見渡してもその10倍くらい滑っている感じ。

正面のメインバーン以外にも、意外と距離の長い最上部からの林間コースや裏側を通るスカイコースなど、コース・バリエーションはそれなりに備えている。厚い雲に覆われた天候だったが、クローズされていた上級シラカバコース以外をひと通り滑る。もともと、積雪があまり多い場所ではないので今日も少しブッシュが出ているところがあった。やはり、弱点は交通アクセスの悪さだろうか。長野市街から車で1時間程度だが、それだけの時間をかければ、戸隠・黒姫などにも出かけることが出来るのだから。

ゲレンデ下の聖山パノラマホテルはまだ真新しく、今後も長野市内の小学校の林間学校などに使われていくのだろうが、晴れていれば北アルプスの展望も素晴らしいこのゲレンデの営業中止は残念でならない。

聖山パノラマスキー場
ラベル:聖山
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(2) | TrackBack(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

タングラムスキーサーカス(信濃町)

100102DSC_0058タングラム.JPG 100102DSC_0049タングラム.JPG
(左)ホテルタングラム前からゲレンデを見上げる。(右)クイーンズダウンヒル上部から。

午前中、子どもの宿題に付き合って書初めをしてから出かける。初滑りにタングラムを選んだのは、格安の割引券があったから。このようなリゾート感覚のゲレンデは、それほど好みというわけではないのだが。
正月休みなのでホテル宿泊と思われる家族連れが多く、久しぶりにリフト待ちを経験する。ただ「正月休みでもこの程度か」というレベルであり、スキー人口の減少を感じざるを得ない。タングラムのゲレンデ構成は、緩斜面と急斜面が多くその中間が少ないという印象があるのだが、年末年始の大雪でゲレンデ状態は最高だった。
ラベル:タングラム
posted by 急行野沢 at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする