

(左)登山道から見た物見石山。(右)物見石山の山頂の三角点。
美ヶ原山本小屋1140-1158美ヶ原美術館前-1225物見石山1315-1350美ヶ原美術館横-1405山本小屋
この程度では登山と呼ぶのもはばかられる。散策といった程度だろうか。
もろもろの疲れがたまって朝早く起きられなかったので(最近、そんなことばかりだが)、手軽に山気分を味わえるところはないかと考えて思いついたのが、美ヶ原のすぐ隣にある物見石山。旧武石村方面から美ヶ原にのぼり、山本小屋の駐車場に車を滑り込ませる。さすがにこの季節は観光客が多い。
目の前の牛伏山に登ってから、美ヶ原美術館方面にくだる。木道をそのまま歩いていったら、美ヶ原美術館の前に出てしまい、車道を歩いて、以前ガソリンスタンドがあった分岐へ。そこからも駐車場に登っていく車道を歩くとやがて「物見石山」を示す道標。そこから草原の中の気持ちよい道が物見石山まで続く。途中2つ3つほどの小ピークを越すがたいしたアップダウンではない。道端を飾るのは、この季節もっぱらハクサンフウロだが、マルバタケブキやカワラナデシコなども。
あっけなくたどり着いた物見石山からは南に蓼科・霧ケ峰方面が望める。王ヶ頭方面は正面の小ピークの影になってしまうが、その右に見える美ヶ原美術館は景観を少々損ねているといわれても仕方ないだろう。武石方面は雲の中。美ヶ原からはすぐ隣だが、こちらに足を運ぶ人は誰一人いない。帰路は美ヶ原美術館にあまり近寄らないようルートを取ったが、道も判然としないところがありかえって時間がかかった。ハクサンフウロの花畑の中、足を進めるのも躊躇われるような場所もあった。


(左)物見石山から見た美ヶ原美術館方面。 (右)山頂付近に咲いていた花々。
ラベル:物見石山