(左)兎平付近から下部を見おろす。(右)兎平のコブの海。
久しぶりに八方尾根に滑りに出かける。長野の自宅をゆっくり出発したので、到着は11時頃になってしまい、咲花ゲレンデから少し離れた駐車場に車をとめることになった。それでも場所を選ばなければ、駐車場にはまだスペースがあった。
栂池・岩岳・五竜などのゲレンデがあるといっても、やはり八方が白馬の盟主に違いない。晴天の2月の土曜日とあって、多くの人で賑わっていた。ゲレンデで人を避けるのに気を使ったのも久しぶり。スカイラインペア・グラートクワッドなどの一部のリフトでは、わずかな時間ながらリフト待ちがあったのも、久しぶりの体験。一方、以前のリフトがいくつか廃止されていた。
今日も気温が高く、下部ゲレンデは春スキーのような重い雪。しかし中間部以上の雪質は良い。改めて感じるのは、他のスキー場よりコブ斜面などレベルの高いコースが多いこと。最上部の展望ペアやグラートクワッド付近からの展望は素晴らしい。快晴の空を背景に、鹿島槍ヶ岳や五竜岳、白馬三山が目前に迫る。振り返れば、遠く頸城三山・戸隠をはじめ、その右手に浅間山や八ヶ岳まで遠望できた。外国人のスキーヤーも多く見られたが、この景観には感嘆しているようだった。
(左)グラートクワット乗場から見た鹿島槍ヶ岳と五竜岳。(右)グラートクワット乗場付近からの白馬三山。
ラベル:八方尾根