2011年03月27日

タングラムスキーサーカス(信濃町)

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震災の被災状況を見ているとスキーに行く気にはならない、という人も多いことと思う。長野県北部のスキー場も直接地震の被害を受けた所もあったが、営業内容を縮小したり早期に営業終了してしまうところが大部分。一方で営業を続けているスキー場もあり、そのあたりの違いが何に起因しているのかよくわからない。

隣り合う斑尾高原が早々に営業終了してしまったのに対して、タングラムは4月3日までしっかり営業を続けるようだ。そのようすも見届けたくて、タングラムに出かけた。閑散としてほとんど人がいないのではないかと思っていたが、家族連れを中心にそれなりの人で賑わっていて、少しほっとした。普通なら斑尾など他のスキー場に行ってしまう人たちが、こちらに流れているのかもしれない。何箇所かで子どものスキー教室もおこなわれていて、子どもたちが歓声をあげながら滑っている様子を見ると、沈みがちな気持ちも少し救われるような気がした。

今日も小雪が降り続いていたが、3月に入ってからもかなりの積雪があったためか、この時期にしてはコンディションは良い。トップシーズンかと思うような雪質といってもいいだろう。積雪の状況だけからすれば、例年になく長いスキーシーズンが楽しめたはずなのだが。

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斑尾高原はすでに営業を終了しており、「コース閉鎖」と掲示されていた。
ラベル:タングラム
posted by 急行野沢 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

冬の戸隠奥社(長野市戸隠)

東北地方を中心に発生した大地震で被害にあわれた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。さまざまな報道を見るにつけ、津波の被害の大きさに驚かされています。また、原発の状況も気がかりです。長野県北部でも12日未明に発生した地震により、被害が発生しました。余震もまだ続いていますので、くれぐれもご注意ください。

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(左)戸隠連峰(右)戸隠奥社参道入口

「天変地異を少しでも鎮めてもらおう」といったら大袈裟になってしまうだろうか。「天の岩戸」が飛来し現在の姿になったという神社だから、あながち間違ったお願いにもなるまい。

快晴の休日だけれど地震・津波の災害の様子を見ているとスキーに出かける気にもならず、けれどどこかを歩きたいと選んだのが戸隠奥社。長野市内のわが家からは比較的近いから夏には良く出かけるけれど、実は冬に出かけるのは初めて。積雪のようすがわからなかったが、昨年からのパワースポットブームがあるから、冬でも雪の上に道がついているのではないかと思って出かけた。

長靴を履いて歩き始めたが、雪の道は踏み固められ、スニーカーで歩いている人が多かった。ハイヒールで歩いている若い女性もいたけれど、さすがに坂道で苦労していた。夏にくらべればさすがに人は少なく、深閑とした雪の杉並木に中に立っていると、すっと心が洗われるような気がする。背後に鋭い岩峰がそびえる奥社の社殿はまだ雪に埋もれていた。

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(左)随神門(右)奥社から見上げる戸隠の岩峰
ラベル:戸隠神社
posted by 急行野沢 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

赤倉温泉スキー場(新潟県妙高市)

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(左)くまどー第3クワッド乗場。(右)丸山トリプルリフト上部からの眺め。

リフト割引券が手に入った関係もあって、家人と赤倉温泉に滑りに出かける。
久しぶりの赤倉。といっても、いつの間にか赤倉は「赤倉観光リゾート」と「赤倉温泉」と2つのスキー場に分離されたような形になっている。今日出かけたのは赤倉温泉側。90年代には毎年のように赤倉(まだ、ひとつのスキー場という形だった)に出かけていた時期があり、その頃はもっぱら赤倉観光側で滑っていた。中級以上のスキーヤーには、かつて「京王赤倉」と呼ばれたチャンピオンゲレンデが楽しかった。

今日は一番北側の「くまどー駐車場」に車をとめ、銀嶺から熊堂、ヨーデル、中央トリプルのあたりまで足をのばす。どのゲレンデもきれいに圧雪された緩・中斜面で、久しぶりのスキーになる家人にも安心。改めて感じたのは、短いリフトがこまごまと配置されていること。いま時ならリフトの本数を減らすために、クワッドを5本ほど架けてしまえば網羅できると思う。全体としては程よい混み具合。逆に週末でこの程度ということでは、赤倉といえど厳しいだろう。スノーボーダーの割合が圧倒的に多いので、ボーダーの多いスキー場を敬遠したいスキーヤーにはオススメできない。
快晴で、妙高山を初めとする山々の展望を楽しむこともできた。
ラベル:赤倉温泉
posted by 急行野沢 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー上信越道 | 更新情報をチェックする