震災の被災状況を見ているとスキーに行く気にはならない、という人も多いことと思う。長野県北部のスキー場も直接地震の被害を受けた所もあったが、営業内容を縮小したり早期に営業終了してしまうところが大部分。一方で営業を続けているスキー場もあり、そのあたりの違いが何に起因しているのかよくわからない。
隣り合う斑尾高原が早々に営業終了してしまったのに対して、タングラムは4月3日までしっかり営業を続けるようだ。そのようすも見届けたくて、タングラムに出かけた。閑散としてほとんど人がいないのではないかと思っていたが、家族連れを中心にそれなりの人で賑わっていて、少しほっとした。普通なら斑尾など他のスキー場に行ってしまう人たちが、こちらに流れているのかもしれない。何箇所かで子どものスキー教室もおこなわれていて、子どもたちが歓声をあげながら滑っている様子を見ると、沈みがちな気持ちも少し救われるような気がした。
今日も小雪が降り続いていたが、3月に入ってからもかなりの積雪があったためか、この時期にしてはコンディションは良い。トップシーズンかと思うような雪質といってもいいだろう。積雪の状況だけからすれば、例年になく長いスキーシーズンが楽しめたはずなのだが。
斑尾高原はすでに営業を終了しており、「コース閉鎖」と掲示されていた。
ラベル:タングラム