2011年11月27日

角蔵山(安曇野市)

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(左)稜線上の登山道。正面は第2ピーク。(右)防火帯の向こうに角蔵山山頂。

登山口1036-1102稜線1105-1141角蔵山1216-1242稜線分岐-1247住吉神社奥社1250-1253稜線分岐1256-1311登山口

北アルプス前衛の安曇野の里山。あまり変哲のない山ではあるが、北アルプスの展望がどの程度か。落葉した木の間越し程度とガイドブックにはあったが。マツタケ山のようなので、キノコの季節もほぼ終わった頃を見定めて登りに出かけた。旧堀金村中心地を抜け、大庄屋山口家住宅の脇から林道を車でのぼっていく。周囲は「おひさま」ロケ地として散策コースになっているようだ。林道は途中から無舗装になる。右手に「住吉神社奥社」の立札がある広場が登山口。

ヒノキ林の中、いきなり急登が続く。展望もないのでひたすらジクザグにターンを繰返しながら登るしかない。途中、左へトラバースしジグザグの間隔が長めになればほどなく稜線に達する。稜線を左に向かう。足元はあまり刈り払いがされておらず、クマザサが覆う。概ね、左はヒノキ林、右は葉を落としたカラマツから、やがてアカマツが多くなる。右手は木の間越しに常念付近の山並が見える。稜線上の小ピークを二つ超える。

二つ目のピーク手前には、左から登ってくるしっかりした踏み跡。どこからのものだろう。それを過ぎれば角蔵山までは防火帯が開かれていて、一気に開放的な気分になる。正面には角蔵山の山頂が見えている。いったん下って、登り返す途中で振り向けば、第2ピークの向こうに、鹿島槍あたりだろうか、真っ白な後立山が見えた。

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(左)防火帯の山頂直下から振り返る。(右)山頂の一角からは常念岳が正面に見える。

山頂には三角点があり、その上には木製のヤグラが組まれている。防火帯は右に折れて少し先まで開かれているが、そちらに向かうと真正面に常念岳が見える場所に出た。その場でゆっくり常念を眺めながら休んで、往路を戻った。途中、稜線の分岐からヒノキ林の中に鎮座する住吉神社奥社まで往復した。
ラベル:角蔵山

2011年11月12日

浅間温泉[倉下の湯](松本市)

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松本で所用があった帰りに寄ってみる。各種の温泉サイトでも、浅間温泉の共同浴場の中では評価が高いので興味があった。浅間温泉の町の中に溶け込んでいて、普通の民家のようで、気をつけていないと温泉とは気がつかない。地本屋の向かい側といったらわかりやすいだろうか。玄関を開けて入っても、正面の料金を支払うべき場所は電気が消えている。が、いつの間にか小父さんがあらわれて、入浴料を支払う。

鄙びた旅館の雰囲気の廊下を進んで浴室へ。脱衣所も湯船も思っていたより小さい。3~4人も入れば一杯だろう。地元の人と思われる先客がひとり。やや温めのお湯が掛け流しで湯船に注がれている。カランもシャワーもないが、レトロな雰囲気を楽しむこともできる。(入浴料おとな:200円)

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*その後、閉館となったようです。
ラベル:倉下の湯
posted by 急行野沢 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(安曇野・松本・筑北) | 更新情報をチェックする