(左)ゲレンデ入口(第4ペアD線下)。(右)第5クワッド沿い、セントラルゲレンデ。
今後の運営主体がはっきりしなかったため、もしかしたら来シーズンは……と思われていた「おんたけ2240」。来年の運営主体が決まったという情報もあるが、とにかく今のうちに滑っておかねばと出かけることにした。
国道19号から王滝村中心まで、そして御岳山麓までの道は、カーブが続き、ところどころ凍結していて中京方面ナンバーの車の中には難渋しているものも見られた。道沿いからは、今やクローズしている高原ゲレンデやチャンピオンゲレンデの痕跡も見られた。ゲレンデに一番近い駐車場は満車状態だったが、その周辺の駐車場には十分すぎる余裕があった。
リフト前には少し列ができる程度でリフト待ちというほどのものではない。ということを考えると、現在のクワッド2本、ペア2本というのが適正規模なのかもしれない。ゴンドラなどは過剰投資だったのだろう。思っていたよりもゲレンデ構成は単純で、最上部のエキスパートコースを除けば、初級者でもすべて滑ることができる緩斜面と思えた。もう少し固いバーンかと思っていたが、さほどではない。また、思っていたよりもスキーヤーの数が多く、ボーダーと半々程度のようだ。ゲレンデで聞かれるのはやはり名古屋弁であった。
あいにくと雲が多く、御岳山はまったく姿を見せず、正面の中央アルプスも山頂部を見せることはなかった。長野市からではなかなか足を運ぶことは難しいが、晴天の日に再訪してみたい。
(左)最上部エキスパートコース。左は今季運行していないゴンドラ。(右)エキスパートコース上部から見おろす。
ラベル:おんたけ2240