2012年05月26日

鍬ノ峰(大町市)

登山口1011-1026送電鉄塔-1050稜線南端-1127南峰-1143鍬ノ峰山頂1245-1259南峰-1324稜線南端-1327送電鉄塔-1348登山口

国営アルプスあずみの公園の入口を過ぎ、さらに餓鬼岳の登山口を通り過ぎて狭い舗装道を進む。安曇野の里山のひとつくらいにしか考えていなかったが、登山口につくと駐車スペースには10台以上も車が止まっているのに驚いた。ようやく一番奥に1台分のスペースを見つけて車を滑り込ませる。けっこう人気のある山のようで「安曇野の里山の盟主」とも、さらに新緑や花などちょうどこの山にとっての一番魅力のある季節でもあったようだ。

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(左)南尾根の稜上から南峰方面。(右)イワカガミ

最初は送電線の巡視路で階段状の登り。高圧線鉄塔を過ぎて山腹を急登していく。山頂までの標高差は500mあり、侮れないが気持ちよく道は標高をあげていく。ヒノキの混在した雑木が、少しずつ新緑の美しい雑木の風景にかわっていく。やがて南尾根の稜線に達すると視界が開ける。木の間越しに残雪の北アルプス。ときどきは安曇野を見下ろせる。2箇所ほど岩場があり、右側を巻く。岩場にはイワカガミの花が見られる。

稜線まではシャクナゲ・ツツジもぽつぽつとは咲いていたが、稜線上ではかなりまとまっているところも見られる。シラカバの新緑を過ぎ、南峰までは急登が続く。ときには手足を使って攀じるような場所も。南峰までで厳しい登りは終わり、あとは多少の上り下りはあるが気持ちの良い稜上の道。左手には残雪の山並の展望が広がってくる。

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(左)南峰への道。(右)シャクナゲ咲く道。前方に残雪の北アルプスを見ながら。

山頂はこの程度の標高の山としては珍しく、360度の展望が開けている。まず、目に飛び込んでくるのは残雪の北アルプス。左から、餓鬼・唐沢・烏帽子・北葛・針ノ木・蓮華そして爺ヶ岳。その右手の頸城山塊は霞んでいる。眼下には七倉ダム。反対側に目をやると大町市付近の平地が見渡せ、その向こうの山地は霞んでいる。ゆっくり展望を楽しんでから、往路を下山した。

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(左)山頂からの展望。餓鬼岳・唐沢岳、ダム湖の奥に烏帽子岳。(右)山頂からの展望。北葛・蓮華の間に針ノ木岳。右に爺ヶ岳。

中房温泉[湯原の湯](安曇野市)

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登山の後、少し距離はあるが、前から入りたかった中房温泉へ。何年か前に日帰りの施設ができたと聞いて、いつか訪れたいと考えていた。

安曇野の平地から、曲がりくねった細い道を10km余も走って中房温泉にたどりつく。700円という料金は高いが、この立地や泉質を考えれば納得できる。洗い場は5つ程しかなく、大小の2つの露天風呂のみ。2つは源泉が違うらしい。大きい方は熱くてあまり長く入っていられなかった。小さい方はややぬるい湯で快適。2つの浴槽は水冷・空気冷却と源泉の冷まし方が違うらしいが、つるつるする感じの湯が源泉掛け流し。露天風呂からの風景は、もちろん北アルプスのお膝元だから悪かろうはずがない。

中房温泉といえば燕岳の登山口である。私が入ったときにいた5~6人も下山してからの入浴のようだった。私たちが中学生の頃は、長野市内の中学2年生は学校登山ですべてこの燕岳に登山した。そのときも中房に一泊してから登り始めたはずだがよく憶えていない。最近では、学校の集団登山は敬遠される傾向にあるのではないかと思うが、山国信州に育ったものとしては是非続けてほしいと思う。
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2012年05月19日

摺鉢山・三ツ頭山(坂城町/上田市)

室賀峠1006-1019「790峰」-1036分岐-1044摺鉢山山頂1101-1130室賀峠
林道切通し地点(駐車場所)1212-1230三ツ頭山山頂1240-1251駐車場所

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(左)室賀峠の登山口(右)摺鉢山への登山道

摺鉢山は気になっていた山。しかし、ガイドブックには坂城町網掛からのずいぶん足の長いコースしか記載がなかったので、二の足を踏んでいた。室賀峠からは簡単に登れそうで、ネット上にもいくつも記録が散見されたので出かけてみた。

室賀峠から少し上田側に下った公園のスペースに駐車。室賀峠の登山口には坂城町で建てた立派な案内板があり、その脇のハシゴを登れば尾根上に道が続いている。小さなアップダウンが続く。周囲はアカマツに雑木が混じった林で展望はない。790峰を過ぎるとやや登りが厳しくなり、網掛方面からの道を合わせると最後の急登で山頂へ。展望はないと思っていたが、南方が少し開け、蓼科山などか見える。レンゲツツジも咲いていて、思っていたよりも嬉しい山頂だった。

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(左)摺鉢山山頂(右)三ッ頭山山頂

あわよくばここから三ツ頭山まで行ってみようと考えていたが、どうもルートをはっきり見つけることができない。今日は無理することないと思い、室賀峠まで引き返した。しかし、地図を見ると三ツ頭山の北西側まで林道が通じているので、この林道を車で進んでみることにする。途中、マレットゴルフ場の分岐では地形から判断して左側を選択。やがて、この林道が三ツ頭山の北西尾根を切通しのようにして通過している箇所があり、そこに車をとめて尾根に取り付く。

やや左側に回りこんでテープのある場所から尾根上によじ登れば、あとは尾根上の踏み跡を辿るだけ。カラマツ・スギ林の中、緩やかな登りが続く。最後は右側から登ってくる広めの作業道に合流して山頂へ。しかし、山頂は樹林に囲まれ展望はなく、左へと曲がって行く稜線上の作業道の中間点のような感じ。なんとも山頂らしくない山頂だった。

霊泉寺温泉[共同浴場](上田市)

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摺鉢山などに登ったあとに、少し足を延ばして霊泉寺温泉へ。上田方面からは別所の向こう、鹿教湯の手前という感じの場所。メジャーな温泉の中間に位置して、知名度は低い。

レトロな寂れた感じの温泉街が何ともいえない、よい雰囲気を出している。温泉街の半ばにコンクリート造りの共同浴場がある。この共同浴場に入るのは2回目。赤いポストが建物の前にあり、まるで時間が止まったかのようだ。銭湯風な施設で入浴料金は200円。洗い場は4つしかなくて、当然ながら石鹸・シャンプーなどは置かれていない。しかし、無色透明なよい湯が掛け流されている。先客は近場の人(と思われる)が2人。タイル貼りの浴室もいい味を出していると思う。

「霊泉寺の欅」と呼ばれてシンボルになっていた大木がなくなっていた。温泉街の入口近くのお寺の境内にあったもの。傷みが激しくなったのか、風雪に耐えられなくなったのか。ちょっと寂しい。
posted by 急行野沢 at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

鏡台山[倉科コース](千曲市)

駐車場所(林道芝平樽滝線)950-1002林道出会い-1018林道終点-1041百瀬口分岐1045-1105北峰-1118鏡台山1148-1158北峰1215-1230百瀬口分岐-1250林道終点-1303林道出会い-1311駐車場所

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(左)室賀峠付近から見た鏡台山[中央奥]と五里ヶ峰[左]。登山とは別の日に撮影。(右)登山口には立派な案内板。

姨捨山での観月がこの山に昇る月を見ることであることから、鏡台という名がついたといわれる。以前一度、坂城町和平から登ったことがあり、坂城の山という印象が強かったが、千曲市の森・倉科から登る道があると知った。等高線をみると、なだらかに尾根をたどっていて急登もなさそう。好天だが気温はやや低めなので、歩きやすそうだ。

あんずの季節以外には、まず訪れることのない森集落。その奥へと南に向かって沢山川沿いに車を進める。その先、途中の分岐には、すべて「鏡台山登山口」を指し示す道標がつけられていた。登山口までの林道(林道芝平樽滝線)もすっかり舗装されていて問題ない。登山口にも案内板が立てられ、数台の駐車スペースが整備されていた。

登山口から樹林の中を10数分も歩くと林道に出る。しばらくカラマツの木々に囲まれたこの林道をたどる。後で確認したが、この林道はゲートがあり車の進入はできない。林道終点の広場から再び山道となり、最初の小ピークで尾根は大きく左に曲がる。2つめの小ピークの先はやや痩せた尾根となり、道は美しい雑木の芽吹きの中をたどる。その先はヒノキ・アカマツ・カラマツの中のやや急な登り。足元はクマザサが覆う。道が緩めば、カラマツや雑木が多くなり明るい道に。

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(左)林道へと出る部分。(右)やや尾根が痩せたあたりの登山道。

やがて鏡台山北峰。むかしここで運動会をおこなったとの説明板がある。緩い下りとわずかな登り返しで鏡台山山頂へ。西側が開けた草地の山頂からは、北アルプスのほぼ全容が眺められた。里山ながら、この展望は素晴らしい。また、案内板にしたがって東側に進むと、蓼科山の左側に真っ白な富士山がのぞいていた。山頂の先客は2名。やがて10人ほどのオバさんの集団が到着したので、早々に山頂を去ることにした。

坂城側から登った時はあまりぱっとした印象がなかったのだが、今回は終始おだやかな歩きやすい登りで、途中からはカラマツや雑木が美しい道という印象が残った。帰路は往路をそのまま戻った。

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(左)鏡台山北峰。(右)鏡台山山頂。草地の山頂からは北アルプスの展望が開ける。

地蔵温泉[十福の湯](上田市)

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鏡台山の裏側にあたる上田市真田にある十福の湯。巨大な露天風呂を売物として登場した頃はよく出かけたが、最近足が遠のいていた。久しぶりに地蔵峠を越えて向かった。

ちょうど開設10周年ということで、10周年記念回数券なるものも売り出されていた。この10年の間にいろいろなことが変わった。松代側を見ると「虫歌の湯」ができ、「松代荘」も入浴時間が延長されて入りやすくなった。駐車場や館内の売店などはけっこう賑わっていたけれど、むかしに比べて浴室内は閑散とした印象を受けた。もともと泉質を期待する施設ではないが、特に内湯は思っていたよりはいい湯かなと思った。しかし、現在の他の温泉施設との比較でみると、650円という入浴料金は高いと思う。
posted by 急行野沢 at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする

2012年05月12日

田沢温泉[有乳湯](青木村)

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上田方面に所用で出かけたので、ちょっと足を延ばして、田沢温泉の共同浴場である有乳湯(うちゆ)を訪れた。今回で3回目になると思う。上田小県方面で知名度が高いのは別所や鹿教湯だが、そのほかにも沓掛・霊泉寺・大塩やこの田沢温泉など、なかなか味のある良質な温泉が散在している。その中でもこの田沢温泉は、温泉街の風情や泉質でトップクラスだと思う。

小規模ながらレトロな建物が並び風情ある温泉街の石畳を抜けると、道場のような建物の外湯(有乳湯)に至る(左写真の右上)。今日は5月としては肌寒かったが、40度もない微温湯はこれからの季節気持ちがよい。ほのかな硫黄臭がする掛け流しの湯は、泡つきが素晴らしい。洗い場も5つだけで浴槽もさほど広くない。タイル張りで銭湯風ではあるが、入浴料200円はありがたい。駐車場には県外ナンバーの車も見られた。
posted by 急行野沢 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

居谷里湿原(大町市)

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中途半端に午後の時間ができたので、居谷里湿原に出かけてみる。以前、このブログにも掲載しているが、それから3年ほど足を運んでいないことになる。

連休最終日の午後3時過ぎという時間だったからか、他に歩いている人は1組だけ。連休中はそれなりに人が訪れたのだろうか。水芭蕉にはやや時期が遅い感じだが、それでもリュウキンカとともに咲いている姿を楽しめた。盛りを過ぎたザゼンソウの姿もいくつか確認することができた。ハンノキの林の雰囲気も良く、40分ほどで一周できるのも手軽なので気に入っている湿原。あまり知名度が高くないことを、いまは喜ぶべきかもしれない。
posted by 急行野沢 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

湯の沢温泉[小川の湯](小川村)

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長野から白馬に向かう通称オリンピック道路からわずかに入ったところにある。小川村の村営であり、もともと地元の人たちのための施設。道沿いに看板も出ているが、あまり目立たない。その存在は知っていたが、なかなか立ち寄る機会がなかった。長野へ帰る途中に立ち寄ってみたら、最近リニューアルされたようで真新しい建物だった。

やはり利用者は地元の顔なじみが中心といった感じ。私のほか数人程度だったが、あとから父親と入ってきた男の子が「今日は混んでいる」といっていた。湯にあまり特色はないが、休憩所も十分なスペースがありゆっくり出来る。内湯の外側に広い庭がつくられているが、将来、露天風呂でもつくるつもりなのだろうか。(おとな:300円)
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2012年05月04日

七味温泉[恵の湯](高山村)

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連休のさなかでぽっかりと予定のない一日。長野市内のわが家から1時間弱で行ける高山村の七味温泉へ。白濁の温泉に入りたいときは、こちらの方向に足が向く。

七味温泉の紅葉館や山王荘などは、もともとは日帰り施設というわけではないので少々敷居が高かった。数年前にホテル渓山亭がつくった「恵の湯」は、日帰り的な利用の仕方もできるようなので、しばらく前から入ってみたいと思っていた。貸切野天風呂が2つと男女別の野天風呂。

更衣室の横に簡単な洗い場と小さな内湯があったが(当初はなかったらしい)、売物はやはり広大な露天風呂。掛け流しの単純硫黄泉が注がれている。注ぎ口では透明だが、湯船には入ると白濁するのは白骨あたりと同じか。男湯は松川の流れを見おろし、反対側は向こうの道から丸見えだが、そんなこと気にならなくなるような佇まいだ。途中からぽつぽつ雨が降り出したが、ほとんどの人がそんなことお構いなく露天風呂に入り続けていた。(おとな入浴:500円)
posted by 急行野沢 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(北信濃) | 更新情報をチェックする