2012年10月28日

大峰高原の七色大カエデ(池田町)

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雲が低く垂れ込め小雨も落ちてくる天気。
しかし、家人に紅葉を見せるという約束をしていたので、どこかへ出かけなければならない。さんざん考えて思いついたのが、大峰高原の大カエデ。大峰高原そのものが地味な存在だし、この大カエデも以前はあまり知る人はなかった。しかし、いまは紅葉の季節に仮設の駐車場も満車になるほどの人気らしい。樹齢250年を超える大樹で、高さ12m幹回り33.3m。

池田町から上って午後遅くに到着。小雨が降る天気なのに、結構な人が見に来ていた。そうしているうちに観光バスも2台・3台とやってきた。大カエデは写真のような見事な色合い。見る角度によって色合いが違う。この反対側は赤色が強いが、緑や黄色が混ざったこちら側がより綺麗に見えた。
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2012年10月21日

小熊山(大町市)

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(左)登山道。(右)樹林に囲まれた小熊山山頂。

登山口1125-1200小熊山山頂1205-1225北側林道へ出る-1315林道経由・登山口へ戻る

小熊山は北アルプスの展望台のような位置であるので、展望を求めて登ってみようとずっと頭の片隅にあった。晴天の10月の休日、こんな日に山に出かけなければ絶対後悔すると思わせるような天気だ。朝起きるのが遅くなってしまい、ゆっくり自宅を出た。

登山口の標識があるカーブには2~3台程度のスペースしかないが、他に車はなかった。はじめは杉の植林地、やがてカラマツに雑木が混ざるようになる。紅葉はまだ始まって間もないところ。たいした山ではないと考えていたが、ややきつい登りが続く。山頂はカラマツを中心とした樹林帯の中。北側に下ったが、ほとんど登山道からは展望が得られなかった。

小熊山の西側の林道を南にたどり駐車場所まで歩く。途中、数箇所に北アルプスの展望が得られる場所があった。爺ヶ岳・鹿島槍・五竜が間近に迫力ある姿を見せている。途中、いくつか綺麗が紅葉が見られる場所もあった。

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(左)帰路の林道から見えた爺ヶ岳・鹿島槍。(右)見事な紅葉が見られる場所も。

2012年10月07日

栂池自然園(小谷村)

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TVで各地の紅葉の様子を放送していたのを見た家内が、紅葉を見に行きたいという。しかし、あまりたくさん歩きたくはないというのはいつものことなので、栂池自然園に出かけることにした。栂池ゴンドラ下の駐車場はほぼ満車状態。さすがに3連休なので多くの人が訪れている。本格的な登山装備から、スニーカーの人までさまざま。ゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園へ。ここから白馬大池方面に足を伸ばしたこともあるが、自然園自体を訪れるのは2回目。

ちょうど紅葉の真っ盛りで、ナナカマドをはじめとする赤とダケカンバなどの黄色、そして針葉樹の緑色のコントラストが見事。その中に点在する湿原も秋のいろどりに。自然園の最上部まで、ほぼ全体を2時間半程度かけて歩いた。多くの場所は木道が設けられていて、歩きやすい。同じ紅葉の湿原といっても、昨日の小松原湿原とは違って人の多いこと。雲が多く遠くの山々は望めない。途中から小雨がパラつき出したが、小雨の中の紅葉もなかなか良いと感じた。(ゴンドラ・ロープウェイ往復+自然園入場料=おとな3,300円)
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2012年10月06日

小松原湿原(新潟県十日町市)

林道ゲート920-1100登山口1105-1115下ノ田代(分岐)-1157中ノ田代(分岐)1202-上ノ田代-1240小松原小屋1305-1320上ノ田代1330-1352中ノ田代(分岐)-1432下ノ田代(分岐)-1442登山口1446-1625林道ゲート

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(左)林道ゲート。ここから長い林道歩き。(右)登山口には三角屋根のトイレ。登山口は前方右側の案内板の脇。

苗場山周辺の地図を広げるたびに気になっていたのが、苗場山の北側にある小松原湿原。ただ、アプローチがけっこう厄介で、津南町結東から5時間かけて登るか、グリーンピア津南から林道を南下しゲートから2時間の林道歩きを我慢するか。今回は後者を選択した。

林道ゲート前にある5台ほどの駐車スペースに車をとめて歩き始める。2時間かからずに何とか登山口に辿り着く。登山口には三角屋根のトイレも設置されている。倒れかけている案内板の横から木道をたどる。さっそく2~3の小さな湿原があらわれる。下ノ田代と呼ばれるところだと思う。湿原を囲む樹林には色づきはじめているものも多い。その先は鬱蒼としたブナ林の中、階段状の急登となる。汗を絞らされるところだが、ブナの美しさをここで味わえるとは思わなかった。

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(左)下ノ田代から中ノ田代まではブナ林の中の急登が続く。(右)中ノ田代。

傾斜が緩むと中ノ田代と呼ばれる湿原。中規模な湿原が断続的に5つ6つあらわれる。この季節、鮮やかな花々は望むべくもないが、静かな樹林に囲まれた湿原の姿も神秘的である。その先は再び、階段状の登りとなる。傾斜が緩むと小さな湿原をかすめた後、上ノ田代の広大な湿原にとびだす。これまでの湿原はこれを見せるための前座だったと思わせるほどのもの。点在する池溏の数は30~40になろうか。晴れていれば、華やかで輝かしい広大な湿原を満喫できたのだろうが。ただ、ひっそりとした姿も味わいがあった。その先の小松原小屋(避難小屋)まで足をのばして、下山は往路を戻った。途中、出会った登山者は単独行2名のみであった。

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(左)上ノ田代。(右)小松原小屋。
posted by 急行野沢 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(志賀草津・苗場) | 更新情報をチェックする

津南駅前温泉[リバーサイド津南](新潟県津南町)

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小松原湿原の帰路には、津南駅前温泉(リバーサイド津南)で入浴した。時間があれば秋山郷方面に足をのばしたいところだけれど、手ごろな津南駅前に寄る。津南駅の駅舎内にある温泉なので、列車を利用する人しか客はいないのかと思ったが、車でやってくる地元の人々で賑わっていた。2階の浴室への階段には鉄道グッズ(転轍器や列車のサボなど)が飾られていた。コーヒー色の湯は循環加温ではあるが、やわらかな湯で悪い感じではなかった。(おとな入浴:500円)
posted by 急行野沢 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(新潟県) | 更新情報をチェックする