白鳥神社鳥居1005-1042舞鶴山1047-1140ノロシ山1220-1305舞鶴山1315-1325白鳥神社-1335白鳥神社鳥居
(左)白鳥神社の鳥居。(右)舞鶴山。
松代の裏の変哲もない里山、名前からして山頂からの展望は少しは期待できるだろうという程度の認識。以前、知人からは「なかなかいい山」とは聞いたが、それとて里山の範疇を超えるものではないと思っていた。しかし、秋の晴天ということもあってか、雑木に囲まれた尾根道の雰囲気はなかなか捨てがたいと感じた。
松代の町の南側にある白鳥神社。その参道入口の鳥居の前に駐車。白鳥神社本殿への参道は急な坂道。その途中から左への山道へ入る。後でわかったことだが、白鳥神社本殿まで登り、その右手から山道にはいるのがメインルートのようだ。選択した道は途中で道形も途切れがちになったが、テープを拾いながらなんとか尾根上に出る。その先、尾根上に前記の白鳥神社からの良い道が合流し、三角点のある舞鶴山へ。ここから標高680のコブを左手に巻くあたりまでが、アカマツの混ざる雑木林に囲まれた楽しい尾根上のトレイル。展望は皆無だが。
左に雑木の伐採地を見て、道はずっと左に山腹をトラバース。時に岩がちの箇所にはロープが架けられている。山頂から北東の延びる尾根に乗ると道は右に曲がり、雑木の取り巻く尾根上に山頂を目指す。ノロシ山の名前どおり、山頂部はぐっと盛り上がった感じだが、思いのほか展望はわずかに北側に限られ、北アルプスも樹間から望める程度。帰路は途中から白鳥神社を経由する道を下った。ひとりの登山者にも会わず、静かな山行だった。
(左)樹林の中の登山道。(右)ノロシ山山頂。前方は少し伐採されて松代や長野市街地方面がわずかに望める。