2013年06月02日
野沢温泉[ふるさとの湯](野沢温泉村)
2年ほど前に、それまでの「温泉健康館のざわ」の跡地にできた「ふるさとの湯」。入ってみたいと思いながら、なかなか出かける機会がなかった。斑尾高原を訪れた後、飯山市街を経由して野沢温泉まで足をのぼしてみた。野沢温泉は車を置く場所に困ることが多いけれど、今日は横落の村営無料駐車場にとめた。そこから歩いても6~7分程度だ。
野沢温泉には13箇所の外湯があり、観光客も寸志で利用することができる。他の温泉地の外湯では、宿泊客と地元の方しか利用できないところが多い。それを思うと野沢温泉のこの対応は有難いと思う。野沢温泉の醍醐味は外湯にあると思う。しかし、スキー客や観光客の中には利用しにくいと感じる人もいるのではないだろうか。「ふるさとの湯」は洗い場・シャワーの設備もあり、そんな人にはおすすめできると思う。
さすがにまだ新しくきれいな施設で、内湯では「ぬる湯」と「あつ湯」の浴槽が掛け流されている。露天風呂は真湯源泉をつかっているとのことで、湯の花が舞う薄青色の湯を堪能することができた。午後の早い時間だったせいか、ガラガラだった。冬には芋洗いになるのだろうが。(入浴:おとな500円)
斑尾高原[沼ノ原湿原](新潟県妙高市)
(左)湿原入口の駐車場。トイレも完備。(右)湿原を見渡す。
斑尾高原の一角にある沼ノ原湿原は、季節の花を見に手軽に訪ねることができる場所。時間もなくちょっと疲れているけれど、手軽に自然の中に身を置きたいと思うときに訪れる。私にとっては、カヤの平の北ドブ湿原、竜王のアワラ湿原、大町の居谷里湿原などと同様、季節をかえて訪れている湿原でもある。
数年前に湿原の入口に立派なトイレが建てられ、駐車場も舗装された。そのせいか知らないけれど、今日訪れたら10台ほどの駐車場は満車状態だった。30人ほどのグループが歩いているのが見えたから、そのせいかもしれない。入口の案内地図に「ロングコース」と記されたルートで歩く。所要90分と書かれているが、写真を撮りながらゆっくり歩いても1時間強といったところ。
ミズバショウやリュウキンカの季節は終わっていて、この季節の主役はミツガシワ。白い花が湿原のところどころに群落をつくっている風景もなかなかのものと感じた。山際の道にはいると、タチツボスミレなどが咲いているのが見られた。
(左)木道から見たミツガシワの群落。(右)ミツガシワの花。