2013年07月21日

霧ケ峰のニッコウキスゲ(諏訪市)

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(左)車山肩への道から霧ケ峰ICを振り返る。後方は霧ケ峰スキー場、その左にグライダー滑走路。(右)車山肩のニッコウキスゲ群落。右下には駐車場待ちの車列が続いている。

霧ケ峰のニッコウキスゲが今年はあたり年で、例年以上に咲き乱れているという話を聞いて家内と出かけてみる。車山肩の駐車場はどうせ入れないだろうからと、霧ケ峰IC脇の駐車場に車をとめたのはもう昼頃。そこから車山肩まで登る。途中の道沿いに咲いている花々の中で目立つのはハクサンフウロ。車山肩に近いビーナスの丘付近は一面にニッコウキスゲが咲いている。残念なのは周囲に微電流を流した柵が設けられていることで、鹿害などの対策だとは理解できるがもうすこし近づきたいとは思う。1時間弱で車山肩まで登るが、駐車場には長い車列ができていた。ニッコウキスゲを見てからはのんびりと霧ケ峰ICまでくだる。駐車場の車の数に対して、山道を歩いている人は少なかった。

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(左)ニッコウキスゲ群落の背後に蝶々深山。(右)背景中央にはガボッチョ。
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2013年07月14日

おんたけ高原温泉[こもれびの湯](王滝村)

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木曽方面に出かけたので、ついでに(といっても王滝村の奥の方なので、最初からここへも行くつもりだったのだけれど)「こもれびの湯」に寄る。名古屋市民おんたけ休暇村の敷地(といっても森林やキャンプ場などを含む広大な敷地だが)の一角にあり、別に名古屋市民でなくとも入浴できる。おんたけ2240スキー場へのアクセス道路の途中に案内板があり、分岐してから林道のような道をしばらくたどって到着する。

鉄分を多く含む湯が掛け流し(加温あり)。オレンジ色の湯で、内湯の湯船の底が見えないのは松代温泉などと同じ。しかし、半屋外にある樽湯の湯の色は澄んでいた。洗い場は3つしかなく、内湯は5人も入ればいっぱい。そのほか、屋外に樽湯がふたつだけ。でも、このこじんまりとした雰囲気がいいと思う。3連休の中日なので、休暇村に泊りに来ている人たちもいるようでけっこう混みあっていたけれど。(入浴:おとな500円)
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2013年07月13日

二児山(大鹿村/伊那市)

黒川牧場内・駐車場1010-1040稜線にのる-1100二児山東峰1110-1125二児山西峰1155-1215稜線にのる-1230稜線からくだる-1300駐車場

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(左)区画もされた駐車場がある黒川牧場上部の登山口。(右)歩き始めた道から、左手奥に二児山西峰。

二児山はずっと心の片隅に引っかかっていた山だった。長野市にいると南信の山のことはあまりよくわからないのだけれど、登山ガイドには「登山道は踏み跡程度」と紹介されていて玄人好みの山という感じだった。それが最近の情報では、しっかりした道がつけられたことを知った。

大鹿村の中心部から細く急カーブが続く舗装道をたどって黒川牧場へ。以前はその入口から歩いたようだが、牧場内をダートの道が上部まで通じている。池のほとりの終点にはきちんと駐車場が整備されている。ここから、牧場上部の笹原の中の道を歩き始める。軽自動車なら走れそうな作業道が続く。笹原を過ぎると道沿いには切られた樹木や倒木が多く、なんとなく殺伐とした風景に。前方には二児山西峰が見える。

この道はおおむね稜線の左(西側)の山腹をたどって行く。途中で稜線上に登る道はないか探しながら歩いているうち、30分ほどで右手に大きな露岩があらわれ、その先に右手に赤テープと稜線にのぼる道。稜上に続く道は苔むした針葉樹の樹林帯の中。最後の急登をこなせばあっけなく二児山東峰山頂。晴れていれば、白峰三山ものぞむ展望があるらしいが、あいにくの曇天で展望は目の前に西峰が見えるくらい。そうしているうちに小雨が落ちてきた。

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(左)二児山東峰山頂。晴れていれば南ア方面の展望があるようだが。(右)針葉樹林に囲まれ神秘的な西峰山頂。

西峰へはいったん鞍部に下り、その鞍部から右手に赤テープを探しながら倒木が多い踏み跡を登る。西峰の山頂は鬱蒼とした針葉樹林に囲まれ神秘的だが展望は皆無。鞍部に戻り、そのまま右(南)に作業道を進む。途中、露岩の箇所から今度は稜上の登山道をたどって、黒川牧場上部の駐車場まで戻った。途中、足元は苔が覆い足を置くのもためらわれる場所も。道が整備されたとはいえ、1時間程度で登れる山になってしまったことを喜ぶべきか、悲しむべきか。しかし、登山口の牧場上部の雰囲気や苔むした針葉樹林帯に続く登山道など、(そして晴れていれば展望も)捨てがたい山ではないだろうか。
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小渋温泉[赤石荘](大鹿村)

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せっかく大鹿村まで来たのだから、この地の温泉に入りたい。二児山から下山後、車を走らせて鹿塩温泉にまわったが、連休中のせいか立ち寄り湯は断られた。そこでもうひとつの大鹿村の温泉「小渋温泉・赤石荘」に向かった。ここの露天風呂は眺望が良いので知られている。中京方面や関東方面のナンバーの車が駐車場にあり、露天風呂には5~6人の先客がいた。眼前に見える緑の山は、なかなかの景色。湯は加熱循環で少しぬめり感がある。夏の日には無色無臭の湯がさっぱりとして気持ちよい。

フロントで宿の人が宿泊客に説明しているのを聞いていると、ホタルを見に行くナイトツアーなどがあるらしい。一度、こんな宿に泊ってみるのもいいかなと思った。(おとな入浴:500円)
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2013年07月07日

霧ケ峰[池のクルミ周辺](諏訪市)

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池のクルミ1115-1135踊場湿原東端-1210車山の肩への道・樹林帯の手前1240-1305踊場湿原東端-1340池のクルミ

霧ケ峰周辺は四季を通じてさまざまなかたちで訪れるが、池のクルミ周辺には縁がなかった。登山ガイドによれば、「強清水や池のクルミがかつては霧ケ峰の中心だったが、今では少し賑わいから外れた場所といった感じ」と書かれている。いつ雨が落ちてるか分からないような天候だったが、踊場湿原西端の駐車場に車をおき、少し強清水側へ車道を歩いて、ロッジの間から踊場湿原の北側をたどる平坦な歩道を歩く。コバイケイソウが咲いているのが見えるし、ウツボグサが足元に咲いている。少し早ければレンゲツツジが綺麗だっただろう。

20分も歩けば湿原の東端に到達してしまう。このまま周回路を歩いても物足りなそうなので、少し車山方面へと足をのばす。谷が狭まった疎林の中をしばらく歩くと、広い平原の中に出る。左右になだらかな丘陵に挟まれ、前方は車山。天気のことも考え、そのあたりで踊場湿原へ戻ったが、今までに知らない静かで魅力ある一帯だと感じた。いつかしっかり時間をかけて、池のクルミから車山・強清水を経由する周回コースを歩きたいと思うが、最近ではこんな道を歩く人もなくて道は荒れているようだ。

帰路は踊場湿原の南側をたどる。こちら側は少し山腹の上のほうから湿原を見おろすかたちになる。こちら側からの風景も捨てがたいと感じられた。
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下諏訪温泉[遊泉ハウス児湯](下諏訪町)

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霧ケ峰からの帰路、諏訪方面に出て下諏訪の温泉に寄った。
「遊泉ハウス児湯」は下諏訪の共同浴場の中でも代表的な存在でもあり、駐車場も完備されているので入りやすい。下諏訪の共同浴場の中では「入門編」などともいわれている。なんといっても220円という入浴料金は魅力(シャンプー・石鹸などは当然ながら備え付けられてはいない)。

共同浴場とはいっても比較的広くて、洗い場も10人分ほどある。10人以上は入れる広い内湯の浴槽と打たせ湯、そして展望がまったくない露天風呂。お湯は無色透明で熱め。優しい感じですべらかな肌触り。
posted by 急行野沢 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(諏訪) | 更新情報をチェックする