2013年10月27日

南沢山~横川山(阿智村/岐阜県中津川市)

ふるさと自然園・駐車場925(尾根コース)-1030沢/尾根コース合流-1110南沢山-1135横川山1215-1238南沢山-1311沢/尾根コース分岐(沢コース)-1400ふるさと自然園・駐車場

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(左)南沢山への登山道の途中で。(右)山頂らしくない南沢山山頂。

以前、富士見台から見た笹原の向こうにある横川山・南沢山。いつか登りたいと考えていた。秋の好天の休日、長野県の南端に近い山まで足をのばした。飯田山本ICから昼神温泉を経由してR256で旧清内路村のふるさと自然園へ。入口受付で駐車料金(500円)を支払い、登山口下の駐車場まで車を進める。中京方面のナンバーの車を中心にすでに10台以上とまっていた。

登山路には尾根コースと沢コースがあるが、登りは尾根コースで。本来の尾根コースは自然園の中を少し進んだところから始まるようだが、駐車場奥の標識のところからつけられている登山道をたどる。途中で本来の尾根コースと合流。ヒノキ林と雑木の混ざった中を登って行く。30分ほどで尾根にのり、あとは緩急を繰り返す尾根上の登り。登山口から1時間ほどで「中間点」の標識があらわれ、小ピークに登り下ると沢コースが合流する。

ここからは概ね稜線の左下(南側)につけられた起伏の少ない道となる。ところどころは紅葉が綺麗だが、針葉樹や笹が混在するので「一面に」というわけにはいかない。だらだらとした単調な道に飽きてくる頃、笹原に出て、まもなく南沢山の山頂。およそ山頂らしくない場所で、「山稜の西の端のちょっと高いところ」といった感じ。

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(左)南沢山側からみた横川山。(右)横川山への登りから見返した南沢山と、背景は右に中央アルプス、左に南木曽岳。

南沢山山頂で道は左に曲がり、笹原の中を横川山に向かう。展望を楽しみながらいったんくだり、登り返して笹原の横川山山頂へ。狭い山頂は20人以上の登山者で大賑わい。富士見台方面から登ってきた人もいるようだ。さすがに展望は素晴らしい。北にはいま歩いてきた南沢山や、その背後に南木曽岳や中央アルプスが見渡せる。西は南アルプスのほぼ全容が見渡せるようだ。南は富士見台と雲に山頂を隠している恵那山。

下山は、沢/尾根コースの分岐までは往路を戻り、分岐からは沢コースをとる。途中、沢の河原に降りて踏み跡をたどるところもあり、変化があって楽しめた。全体に急な登りは少なく危険な箇所もなく、安心して登れる展望の山だと思った。

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(左)横川山からの南アルプス。(右)横川山から南沢山への登山道から。
posted by 急行野沢 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-下伊那) | 更新情報をチェックする

昼神温泉[湯ったりーな昼神](阿智村)

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南沢山・横川山への登山の後は、昼神温泉で汗を流す。
昼神温泉の日帰り温泉施設「湯ったりーな昼神」へ。このあたりには何回も来たことがあるのに、昼神温泉に入るのははじめて。秋の休日とあって多くの人で賑わっていた。駐車場の車は、やはり中京方面が多いようだった。

新設系の日帰り施設にありがちな雰囲気のつくり。内湯と露天風呂。洗い場の数も多い。飲泉場もあった。湯は加温循環ではあるが、まろやかな硫黄泉。南信方面の温泉に特有のトロトロの感じの湯は気持ちよい。(入浴:おとな500円)

posted by 急行野沢 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(伊那谷) | 更新情報をチェックする

2013年10月22日

姫木平ハイキングコース [大笹峰~山彦谷北の耳~南の耳~殿城山](長和町)

エコーバレースキー場駐車場(レストハウス・ピステ前)1020-1052山道へ左折1055-1125大笹峰1130-1142山彦谷北の耳1150-1200南の耳1230-1256姫木平分岐-1314殿城山1320-1355林道-1410エコーバレースキー場駐車場

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(左)大笹峰から山彦谷北の耳へ。(右)山彦谷北の耳から見た大笹峰方面。

エコーバレースキー場を囲む北の耳・南の耳などは、八島湿原や車山肩を起点に歩いたことがある。しかし、エコーバレースキー場を起点に周回コースがあることを知り、出かけてみた。エコーバレースキー場上部のアンデルマット・ゲレンデ横の広い駐車場に車をとめる。駐車場入口には「姫木平ハイキングコース」としてこのコースの概略図が掲示されている。駐車場奥のビステというレストハウスの裏側にある林道ゲートから歩き始める。

ゲレンデを横切るようにつけられた林道をたどる。途中、伐採作業が左手山腹でおこなわれている。30分ほど林道を歩くと左手に山道に入るよう案内板があり、ここからカラマツ林の中、そして伐採地の上端をたどると、潅木帯の中の道は少しずつ傾斜が増していく。展望が開けてくるとやがて稜線に出て、左にわずかで大笹峰の山頂。ブランシュたかやまスキー場の最上部で、リフト施設や休憩小屋もある。

ここから山彦谷北の耳・南の耳にかけてが今日、一番楽しかったところ。色づいたレンゲツツジの赤い葉が草原の中に点在している景色が美しい。右手遠くには草紅葉の八島湿原が見える。足元には夏の名残のマツムシソウがいくつか咲いていた。

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(左)山彦谷北の耳から見た南の耳。(右)北の耳付近から見た草紅葉の八島湿原。

北の耳・南の耳そして分岐から殿城山までは過去に何回も歩いたところ。南の耳を過ぎたあたりから霧がたち込めてきて、殿城山に着く頃には展望はまったくなくなってしまった。殿城山から少し戻って姫木平方向に下る。草原からやがて樹林帯の中の急降下、カラマツ林・伐採地を通り過ぎて林道に出て左折、駐車場に戻る。天候にはあまり恵まれたとはいえないが、秋の気配は感じられた山歩きになったと思う。アップダウンも少なく、家族連れなどでも手軽に楽しめる周回コースだと思った。

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(左)山彦谷南の耳から、右に車山、左に殿城山、眼下にエコーバレースキー場。(右)霧につつまれた殿城山山頂。
posted by 急行野沢 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(霧ヶ峰) | 更新情報をチェックする

大塩温泉[大塩温泉館](上田市)

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霧ケ峰の山歩きの後、ふと思い立って大塩温泉に寄ってみた。上田方面からだと鹿教湯温泉の手前にあたる。かつては温泉街が形成されていたが、現在、温泉旅館として営業を続けているのは最奥の旭館だけのようだ。廃墟と化した温泉旅館がいくつも見受けられる。

そんな中、この大塩温泉館はまだ存続していた。5年前に一度来たことがあるが、そのとき100円だった入浴料金は今回200円になっていた。入口には大塩公民館という掲示もあり、まさに公民館の中の温泉施設という感じで、地元のおじさんたちが3人ほど入っていた。無色無臭、泡付きも多く新鮮さを感じる気持ちの良い湯だ。レジオネラ菌対策として塩素を投入しているとの掲示があった。営業は14~21時で、15時にならないと加温しないと書かれていた。15時を少し回った時刻だったのでまだあまり温まっていなかった。源泉の温度は38.5度だから夏は源泉が気持ちよいけれど、この季節だとちょっと厳しいと思ったが、入浴後は体の芯が温まったようで気持ちよかった。
posted by 急行野沢 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

カヤの平・北ドブ湿原ほか(木島平村)

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(左)カヤの平高原ロッジ前。(右)北ドブ湿原。

高い山からは紅葉の便りも届くようになった。北信州の山々も少し秋めいてきただろうか。今週末はあまり時間もなかったので、近場のカヤの平に出かけてみた。

総合案内所の前の駐車場に着いて驚いたのは、大型バスが3台もとまっていたこと。ツアー登山の団体が山に入っているのだろう。その他、自家用車も10台以上はとまっている。キノコの季節らしくて、ビニール袋にいっぱいのキノコを持って戻ってくる人もいる。私自身はキノコにはあまり関心もないし、見極めもできない。

いつものようにロッジの脇から西コースに入り40分弱歩いて北ドブ湿原へ。まだ紅葉を楽しむというのには早いけけど、ブナ林の中の空気はひんやりとして秋の支度を大急ぎで整えているような感じだ。ところどころ色づいた葉が見られる。

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(左)北ドブ湿原。(右)大ブナ歩道。

北ドブ湿原は一面の草紅葉。周囲の森林も色づき始めている。ちょうど30人ほどの団体が立ち去ったところだったので、ゆっくりできた。今日は少し変化をつけて、湿原の北側を回ってから大ブナ歩道をくだって車道の少し下に出て見た。湿原から約1時間。それから舗装道を約25分歩いて総合案内所まで戻った。
posted by 急行野沢 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする