2013年11月02日

石尊山(軽井沢町)

追分登山口816-906中間地点(石尊山3km/追分3kmの標識)-926林道を歩く-942林道広場-1000おはぐろ池1005-1030石尊平-1040石尊山山頂1123-1148おはぐろ池(水源地往復)1155-1210林道広場-1218赤滝分岐(赤滝往復)1225-1233林道歩く-1248中間点-1325追分登山口

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(左)追分登山口。(右)赤滝(血の滝)。

浅間山の前衛峰といった趣の石尊山。浅間周辺を取り扱ったガイドには必ず登場する山だが、地形図を見ると登り一方の登山道のような気がして先送りにしていたが、秋晴れの一日、追分登山口から登ってみた。

長野方面から行くと浅間サンラインが国道18号に合流する直前を左折し、別荘地の中で右折、通称1000m道路沿い左手に追分登山口がある。5~6台程度の駐車スペースと登山カード入れなどがある。カラマツ・アカマツ・雑木の林の中、何度か林道と交差しながら北に向かって登山道はゆるやかに登って行く。紅葉の色合いはいまひとつ。石尊山3km/追分3kmと書かれた案内板は距離的には中間点だが、時間や気持ちの面ではまだ1/3程度といった感じ。

いったん林道に出てすぐに左手の山道に入るあたりから左手に沢音が聞こえてくる。この先、倒木がわずらわしい箇所を過ぎると赤滝分岐の標識。帰路に分岐から赤滝(血の滝)の下に出てみたが、赤茶色の水が流れ落ちていた。登山道はこの滝の上部を木橋で渡り、その先で林道と交差するところはちょっとした広場になっている。登りがやや急になり、葉を落とした雑木の中の明るい落葉の道となる。

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(左)水源地との分岐。右は水源地経由、左は直接山頂へ。(右)おはぐろ池から正面に石尊山の山容。

道はT字路につきあたり、右は濁川の水源地経由の道、左は直接山頂への道。左に道をとるとすぐ、赤茶色の水を湛えたおはぐろ池と弁財天の祠。正面には石尊山の東側からの山容が見える。その先、「亜硫酸ガス発生地」の立札があり、石尊山の北側から北西側へと登っていくあたりは落葉の木々の中、気持ちよい雰囲気のところ。やがて傾斜が緩むと前掛山とをつなぐ稜線上の石尊平という鞍部。浅間山方面にむけては「立入禁止」の標識が立っている。ここから石尊山の北側斜面を登って山頂へ。

山頂では360度の展望が開ける。何といっても展望の主役は浅間山。その左に黒斑山。佐久平の方向は霞んでいる。ススキが周囲を覆い秋の装いも気持ちよい山頂だ。休んでいるうちに2~3グループが到着した。下山は往路を戻り、途中、濁川源流や赤滝に立ち寄りながら追分登山口に戻った。きつい急登もほとんどなく穏やかな道で、浅間山の噴火情報にさえ気をつければ安心して登れる山だと思った。

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(左)浅間山方向に向けて「立入禁止」の標識がある石尊平。(右)石尊山山頂と浅間山。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(浅間・高峰) | 更新情報をチェックする

金原温泉[大田区休養村とうぶ](東御市)

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石尊山登山の汗を流すため、東御市の金原温泉「大田区休養村とうぶ」へ。日本を代表する建築家・伊東豊雄が設計した建物であり、そんなこともあって一度訪れたいと考えていた。大田区民でなくとも施設の利用は可能。日帰り温泉としてはほどんど知られておらず、訪問時には温泉に他の人の姿はなかった。

高低差のある土地にU字型の建物を配置した、スタイリッシュでユニークな建築。しかし、あまり温泉が重視された設計とはなっていないようだ。大きな浴槽(内湯)と洗い場がずらりと並んだ浴室。泉質は予想外によい感じ。循環だろうが、薄茶色のやわらかい湯で浴槽にも茶色の成分が一部付着している。日帰り客はあまり相手にしていないのだろうが、料金設定は高め。(入浴料:おとな650円)
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(佐久・東御) | 更新情報をチェックする