2014年02月22日
軽井沢スノーパーク(群馬県長野原町)
先日の大雪は、長野県内でいえば、ふだんあまり降らない佐久方面や松本方面でけっこう降ったようだ。降りすぎて「アサマ2000」などはしばらくクローズということになってしまった。しかし東信方面のスキー場で豊富な積雪を楽しむというのはどうかと考えて、(厳密には群馬県だけれど)まだ行ったことのない軽井沢スノーパークに行ってみることにした。
リゾートホテルに併設のようなゲレンデなのでファミリー中心のスキー場と考えていたが、午前中はむしろポール派がC(キャベツ)コースで練習に励んでいるのが目立った。昼過ぎになると下部のスノーエスカレーター付近にファミリー層が増えてきた。最上部でリフトを降りると、目の前に浅間山がそびえ、その右に四阿山や草津白根山が連なり遠く北アルプスまで見える。この眺望はすばらしいと思う。各コースは思っていたよりも滑りごたえがあったけれど、どれも距離が短いのが少々物足りなく感じられた。(シニア2時間券:1,500円)
八重原温泉[アートヴィレッジ明神館](東御市)
軽井沢方面の温泉はどこも法外な値段なので、軽井沢スノーパークで滑った後は東御市(旧北御牧村)の八重原まで来てアートヴィレッジ明神館の日帰り温泉に入る。眺望が素晴らしい温泉と聞いていて、いつか入りに来たいと思っていた。
露天風呂からも内湯から窓越しにも、浅間山から高峰・湯ノ丸の山々を望むことができる。展望を売物にした温泉は数多いが、これほどのところは知らない。温泉施設の設計も展望をしっかり考えた上でなされたと思われる。湯は循環だけれど源泉が多く注がれていて気持ちよい。入っているのはほとんど地元の人のようだった。10数人程度だったが「今日は混んでるな」といっている小父さんがいた。まわりの人の間では「先日の大雪では陸の孤島になりかけた」というような話が交わされていた。(おとな入浴:500円)
2014年02月16日
<新潟遠征> 上越国際・当間ゲレンデ(新潟県十日町市)
東京に住んでいた頃、上越国際には何回か滑りに出かけた。あのホテルと広大なゲレンデは憧れでもあった。
あるとき国道117号の十日町付近を車で走っていて、「上越国際・当間ゲレンデ」の案内板を見つけた。反対側の当間というところにも入口があることは知っていたが、それが十日町から程近いとは知らなかった。これなら長野からでも出かけられるのではないかと機会をうかがっていた。5時間券の料金がけっこうリーズナブルなのも気になっていた(シニア5時間券:2,000円)。大雪も峠を越えたので出かけてみた。
当間ゲレンデの駐車場に車は30台ほど。小さいながら、ヨーロピアンテイストのセンターハウスが建っている(写真左)。当間側のメインゲレンデといえるのは第4クワッド・第5ペアあたりだが(写真右)、そこまでリフト3本乗り継がなくてはならずけっこう時間がかかる。その先、大沢・美奈・パノラマの各ゲレンデを回って再び当間に戻ってきた。吹雪いたと思ったら晴れ間が出るという天気。スノーボーダーの比率が高い。
関東甲信地方の高速道路は昨日から軒並み通行止め。そのためか大沢・美奈ゲレンデあたりもさほど混みあってはいなかった。滑るというよりは、移動を楽しむスキーといった感じになった。
2014年02月15日
子安温泉(高山村)
先週に引き続いて全国的な大雪となった。長野県内は高速道路・鉄道が全面的に不通という状況。ふだんはあまり雪が多くない東信・南信方面に多く降ったようだ。長野市内も金曜日に一日降り続いた後、今日も朝から雪だった。こんな日にヘタなところに出かけると帰って来れなくなると自重していたが、午後になって少し小降りになってきたので高山村方面の温泉に出かけてみようと思った。
高山村には魅力的な温泉が多い。雪道の運転は苦にならないけれど、五色・七味まで行くのは自重して手前の子安温泉にした。以前1度訪れたときは混雑していたが、今日はさすがに客は私ひとりだった。木製の湯船に加温された茶色の湯が掛け流し。シャンプー・石鹸やシャワーなどの設備もない。それをどうみるかは人それぞれだろう。この「湯だけで勝負」という潔さは嫌いではない。(おとな入浴:500円)
2014年02月08日
黒姫高原スノーパーク(信濃町)
全国的に大雪となった土曜日。長野県内もほとんどの区間の高速道路が通行止めとなった。申し訳ない話だけれど、そうなれば都会からスキー場に来るのは難しいからすいているだろうと変な考えをおこした。しかし、大雪で帰れなくなっても困るので慣れ親しんだ近場の黒姫へ。
いつもの癖で前山側の駐車場にとめてしまった。前山側はスノースマイルという名前でファミリー層を取り込もうとしているエリアだけれど、そこそこ子どもづれが楽しんでいた。間断なく雪が降りしきる天気なので、いつもは列ができるクワッドもすいていた。今日、滑って楽しかったのは第5リフトの両側。ふかふかの雪で滑ることができた。天候は最悪、雪質は最高という状態だった。
2014年02月01日
白馬岩岳スノーフィールド(白馬村)
トップシーズンの土曜日、岩岳に滑りに出かける。白馬山麓のスキー場の中では少し地味な印象。最近はスノーボーダーが多いという情報もあったので少しためらっていて、場合によっては白馬乗鞍かコルチナあたりまで行ってしまおうかと思っていたのだが、中央高速リフトも動いているようだし(ゴンドラが混んでいてもリフトで山頂部に上れる)、駐車場にも空スペースがあったので岩岳に決めた。
岩岳には過去1回しか行ったことがない。それは1991年3月のことで、東京から当時の職場の仲間とシュプール号金曜夜発で出かけた。当時の岩岳のイメージは学生スキー合宿のメッカというものであった。それから20年以上が経過して、スキーをとりまく状況も大きく変わった。岩岳でもリフトや滑走ゲレンデがずいぶん整理統合されたようだ。
気温が高かったので山麓部は重い雪だった。山頂部の雪質はまずまず。時間帯によっては山頂部の一部人気コースにリフト待ちが生じたけれど、数分程度のもの。今日滑って楽しかったのは、山頂から反対側のビュー2リフト沿い。正面に見えるはずの白馬稜線は雲の中に隠れていたのが残念。やはりスノーボーダーが多かったが、熟年スキーグループが格好よく滑っていて元気づけられた。(シニア半日券:2,200円)
湯の沢温泉[小川の湯](小川村)
白馬岩岳からの帰りは、ちょうど通り道にあたる小川村の「小川の湯」でからだを温める。以前もこのブログに書いたのだが、白馬からの帰りには絶好のロケーションなのにいつも空いている。通称オリンピック道路に案内板は出ているがあまり目立たない。地元のための施設であってスキー帰りの客など相手にしていないという感じ。午後5時過ぎに到着したのだが、受付で「6時までです」といわれた。白馬で宣伝して営業時間をもう少し延ばせば多くの人が入りに来ると思うのだが、地元のためのものだからあまり客が増えても困るのかもしれない。
湯は循環加温で温泉らしさは乏しい。洗い場も5つあるだけで露天風呂もないし、シャンプーなども備え付けられてはいない。しかし小奇麗な施設で気持ちがよいし、なにより長野までの道沿いで入浴できるというのがうれしい。(おとな入浴:300円)