2014年05月25日

戸隠高原・小鳥ヶ池(長野市)

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家族と一緒に戸隠に蕎麦を食べに行った。その時に戸隠の風景を描いた絵画などによく出てくる「小鳥ヶ池」が話題になった。中社からすぐ近くなので、それでは行ってみようということになった。大昔に行ったことがあるはずだけれど、いつだったか思い出せないほど。中社のすぐ上の駐車場に車をとめ、奥社方面に少し歩くと案内板がある。そこを左に入って少し歩くと池のほとりに出る。

戸隠連山を背景として、新緑の木々を映しこんだ水面が美しい。たぶん人工的につくられた池だと思う。池を一周することもできる。少し時期を過ぎているけれど、水芭蕉が群生していた。
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2014年05月24日

青田南葉山(新潟県上越市)

南葉ロッジ956-1030六合目水場1035-1100八合目-1123青田南葉山山頂1210-1236八合目-1300六合目1305-1340南葉ロッジ

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(左)南葉ロッジから見上げる青田南葉山。見えるのは山頂ではなく八合目付近。(右)カタクリ咲く登山道。

ガイドブックには、豪雪地の山だから1,000mに満たない標高ながら登山適期は5月中旬以降と書いてあった。もう5月も下旬なので出かけたが、山頂付近はまだ雪に覆われていた。

上越市高田の市街地の南西に位置する南葉高原には、キャンプ場などが整備されている。その中心部にある南葉ロッジの前の駐車場に車をとめる。登山案内板の脇を通りキャンプ場の中を「木落坂コース」の案内に従って進むと、第4キャンプ場の先に登山口がある。この先、随所に案内標があり、○合目の掲示もあってだれでも安心して登れる山である。木橋で沢を渡り最初はゆるやかな登り。カタクリやシラネアオイ、イワカガミなどの花が見られ、新緑の自然林のトンネルをくぐるように道が進むところも。四合目の案内板から道は急登となる。土が滑りやすい。途中、六合目に水場があり展望も一瞬開ける。急登は七合目付近までつづく。七合目から少し入ると展望台があり、日本海まで望める。

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(左)七合目付近。新緑の中を行く。(右)八合目付近から先は残雪の上を歩く。

このあたりから道脇に雪が多くなり、八合目の前から道は雪の下に隠れる。ブナの新緑と雪のコントラストが美しい。山上台地の一角にたどり着いたので傾斜はほとんどないから、軽アイゼンをつけるほどでもない。夏道の姿がわからないので、テープやマークを探しながら歩く。最後にゆるやかな登りがあって広い山頂にたどり着く。二等三角点と祠がある。正面に妙高・火打が美しい姿を見せている。振り返ると直江津港や日本海、かすかに佐渡が見える。下山は往路を戻ったが、滑りやすい急坂で時間がかかった。春の里山の雰囲気とブナの新緑、そして残雪のスノーハイクまで楽しむことができた。

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(左)山頂からは正面に妙高・火打が見える。(右)山頂から見た日本海。
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矢代温泉[友楽里館](新潟県妙高市)

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上越市の青田南葉山に登った後は、帰路の途中で温泉に寄りたいと思ってナビを頼りに進んだら、アライ・スキーリゾート(Arai Mountain & Spa)のすぐ手前まで連れていかれた。矢代温泉「友楽里館」。宿泊も可能な施設である。

温泉は6つほどの洗い場と、5~6人ほど入ればいっぱいになりそうな内湯浴槽がひとつ。循環加温であり湯にはこれといった特徴が感じられない。泉質を求めて訪れるところではないようだ。アライが営業を休止してからかなりの年数が経っているが、かつてはスキー客で賑わったのだろうか。宿泊も可能なので、それなりの設備は整えてはいるが。(入浴おとな:480円)

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2014年05月17日

権現山(伊那市)

駐車場所1015-1041林道終点1045-1114競馬場跡-1146伊那スキーリゾートからの道と合流-1208権現山山頂1258-1308スキー場分岐-1330競馬場跡1335-1400林道終点-1422駐車場所

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(左)「女学校林」の案内板があるあたりは、整ったカラマツの林が美しい。(右)山頂直下はわずかだが急登となる。

伊那スキーリゾートの裏にある里山。あまり期待せずに登ったが、カタクリの花が咲き、途中の自然林・カラマツの新緑も美しく、山頂からの南アルプスの展望も素晴らしかった。

伊那スキーリゾートから登るのが一般的だろうが、一本北の常輪寺というお寺の前から西に続く林道に車を乗り入れて終点まで行こうと考えた。林道には「駒ヶ岳登山口」の標識がありそれに沿って西に向かって車を進める。駒ヶ岳登山の古道であり、かのウェストンもこの道をたどったという。林道としてはそれほど路面は荒れていない。しかし、林道終点の1.5kmほど手前に大きな落石があったため、その手前に車を止めて歩き始める。25分ほどの林道歩きとなったが、途中の道沿いにはヤシオツツジも咲いていた。

林道終点は5~6台ほどの駐車スペースがあり、鳥居をくぐって登山道に入る。道は山腹の右を巻いていくが、自然林とカラマツの新緑が美しい。足元にはカタクリの花が咲き、場所によってはかなりの群落になっている。道は左の山腹にとりつき、「三合目」の案内板がある手前あたりで尾根にのった感じになる。いわれを記した案内板のある「競馬場跡」「女学校林」を過ぎると道はジグザグに登りはじめる。古道だけあって歩きやすい道である。やがて伊那リゾートからの道と合流し、この先は山頂に向かっての急登となる。

山頂には祠や地元小学校の登山記念などが立ち並び賑やか。三角点はその裏側を少し進んだ先にある。西側の樹木が伐採されていて、山頂からの山岳展望は素晴らしい。左は蓼科・八ヶ岳から美ヶ原あたりまで、右は南アルプスのほぼ全貌が見えるようだ。真正面の主役は甲斐駒・仙丈で、山頂部に雪を残している。水をはった伊那谷の田んぼも輝いている。下山は往路を戻った。

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(左)山頂は祠や登山記念などで賑やか。(右)山頂からの南アルプスの眺め。
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羽広温泉[みはらしの湯](伊那市)

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伊那の権現山に登った帰り道に寄る。別のところに行くつもりだったけれど、車で走っていたら案内板が出ていたので立ち寄ったという感じ。立派な施設。館内の休憩スペース・食事処も広くとられ、お土産店もある。各種体験なども併設していて、時期的には「いちご狩り」のシーズンのようだ。

湯は南信の温泉に共通のつるつる感のある湯だが、加温循環であまり泉質を求めて行く感じではない。湯船は広いし、低温浴槽・寝湯・うたせ湯などさまざまな浴槽も用意されている。秀逸なのは露天風呂から正面に見える南アルプスの山並み。露天風呂の横に山名を記した案内板があるのは親切。「甲斐駒ヶ岳」ではなく「東駒ヶ岳」と表記してあるのは伊那らしい。(入浴:おとな600円)
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2014年05月11日

乗鞍高原・一の瀬園地(松本市)

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連日同じ話題で恐縮だが、今日は水芭蕉を見に乗鞍高原へ。一の瀬園地入口の駐車場に車をとめ、水芭蕉の群落地「女小屋の森」から、白樺の疎林や牧草地を経て「オソメジッケ」の群落湿地帯へ。最後は林道に出て周回コースで駐車場に戻るまで、写真を撮りながらゆっくりあるいたので80分ほどかかった。

水芭蕉はかなりの規模だったけれど、見頃は少し過ぎた感じだった。花によってはちょうど美しく咲いているものもあったが。女小屋までは車椅子でも入れるような遊歩道がつけられている。その先は牧草地などに出て開放的な景観となった。コースには細かく案内板が設けられていて、道に迷う心配はまったくない。水芭蕉とともに、白樺の疎林の雰囲気と乗鞍岳の雄大な姿が印象に残った。

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posted by 急行野沢 at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

白骨温泉[煤香庵](松本市)

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乗鞍山麓から白骨温泉に向かう。白骨では数少ない日帰り専用施設の「煤香庵」へ。信州中南部の伝統的建築方法である「本棟造り」の堂々とした建物。食事処も併設している。

「露天風呂」と書いてあるが、テラスのように谷側に開放された半露天風呂のようなかたち。木製の湯船は6~7人入ればいっぱい。谷間の向こうに山並みが見える。白骨特有の白濁の湯だが他よりは色は薄い感じ。やや温めなのでいつまでも入っていられるし、このいい湯にいつまでも浸かっていたいという気分にもなる。湯船にも白い成分がこびりついている。掛け流しの源泉を飲むこともできる。シャワーもある洗い場が4つついているし、館内もきれいなので使いやすい施設ではないだろうか。(おとな入浴:700円)
posted by 急行野沢 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(安曇野・松本・筑北) | 更新情報をチェックする

2014年05月10日

斑尾高原[沼ノ原湿原](新潟県妙高市)

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今年は水芭蕉を見に行ってないことに気がついた。鬼無里(奥裾花)は道が崩れていていけないという話だし、牟礼水芭蕉園はちょっと季節的に遅い。そこで斑尾の沼ノ原湿原に出かけた。何回も出かけたことがあるが、水芭蕉の季節ははじめて。湿原入口の10数台とめられる駐車スペースは満車。その他、路肩にも多くの車がとまっている。さすがに多くの人が水芭蕉を見に来ていた。

ここは湿原一面に咲いているという感じではなく、湿原内の水流や山際に沿って咲いているので、場所によっては盛りを過ぎていたりまだこれからだったり。全体としてはちょうどいまが見頃。ロングコースとして設定されたコースにほぼ沿って歩くが、一番奥のあたりはまだ雪が残っていてぬかるんでいる場所も。ところどころで行きつ戻りつしたので一周に1時間半ほどかかってしまった。湿原中央部のハンノキに沿うあたりがやはり一番の見どころだろうか。水流に水芭蕉が咲き、その向こうにはリュウキンカが一面黄色に染めている。背景の山並みはまだ少し雪が残り、新緑をはじめとした色合いが何ともいえない。

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posted by 急行野沢 at 16:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

2014年05月06日

飯山菜の花まつり(飯山市)

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連休最終日。近場で楽しめる場所に、と考えて出かけたのが飯山の菜の花まつり。
東小学校の下の駐車場に車をとめて歩いて千曲川の土手に登っていく。以前来たのは10年以上前だと思うが、その頃はまだ土手の川側にしか菜の花はなかったと記憶している。いまは登っていく道の側にも広く咲いていて見事。もちろん蛇行する千曲川や斑尾山などを背景とする西側も一面の菜の花畑。
露店も多く出ていたが、菜の花ソフトを買ってみる。味はどのあたりが菜の花なのか、よくわからなかったけれど。
posted by 急行野沢 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする