2014年05月10日
斑尾高原[沼ノ原湿原](新潟県妙高市)
今年は水芭蕉を見に行ってないことに気がついた。鬼無里(奥裾花)は道が崩れていていけないという話だし、牟礼水芭蕉園はちょっと季節的に遅い。そこで斑尾の沼ノ原湿原に出かけた。何回も出かけたことがあるが、水芭蕉の季節ははじめて。湿原入口の10数台とめられる駐車スペースは満車。その他、路肩にも多くの車がとまっている。さすがに多くの人が水芭蕉を見に来ていた。
ここは湿原一面に咲いているという感じではなく、湿原内の水流や山際に沿って咲いているので、場所によっては盛りを過ぎていたりまだこれからだったり。全体としてはちょうどいまが見頃。ロングコースとして設定されたコースにほぼ沿って歩くが、一番奥のあたりはまだ雪が残っていてぬかるんでいる場所も。ところどころで行きつ戻りつしたので一周に1時間半ほどかかってしまった。湿原中央部のハンノキに沿うあたりがやはり一番の見どころだろうか。水流に水芭蕉が咲き、その向こうにはリュウキンカが一面黄色に染めている。背景の山並みはまだ少し雪が残り、新緑をはじめとした色合いが何ともいえない。