2014年09月27日

明星山(新潟県糸魚川市)

登山口1000-1118林道から山道へ-1129甘露の水-1200「明星山頂(直登)」の標柱-1310明星山山頂1353-1448標柱1452-1515甘露の水1520-1526林道へ-1625登山口

140927DSC08279.JPG 140927DSC08296.JPG
(左)登山口付近から見た明星山。(右)林道の途中から見た雨飾山方面。

明星山は姫川に沿う谷から見上げると、その特異な姿が印象的で、いつか登ってみたいと思っていた。秋も深まってきたので、このくらいの標高の山に登るのもよいかと出かけてみた。が、最後の急登はけっこう大変だった。

国道148号を大糸線小滝駅付近から西に入り、小滝公民館の上の岡集落が登山口。登山道へと左に入る箇所に案内板があるが、車道を直進したところに5台程度の駐車スペースがあり、そこに車をとめる。先ほどの案内板に従い歩き始めると、すぐに林道のゲートとなる。ここから1時間余りの林道歩き。最初は杉林の中をうねうねと登っていくが、杉林が途切れると右に山腹をずっとトラバースするかたちに。このあたりからは東側に頸城山塊の山々を望むことができた。ひときわ目を引くのは雨飾山。実は山道に入ると山頂まで展望はないので、眺めを楽しんでおきたいところ。

140927DSC08309.JPG 140927DSC08318a.JPG
(左)林道から登山道へ。(右)「明星山(直登)」の標柱。まさにここからは直登となった。

1時間余りで、左手に「明星山90分」の案内板があらわれ登山道に入る。わずかで「甘露の水」という水場。その先は、右手にトラバースした後、ゆるやかな登りにブナの林も広がって雰囲気良いところ。水場から2回沢を渡って3回目の沢沿いに「明星山頂(直登)」と書かれた標柱があらわれる。ここからはまさに直登といった感じの急登がはじまる。ヤブを漕ぐようなところもあり、足元がぬかるんでいて歩きにくいし、手足を使って攀じるような場所もある。最後はバテバテになって山頂に到着。

山容から考えて、山頂からの展望は素晴らしいものと期待していたが、周囲を低木が取り囲んで、いまひとつ360度の眺望とはいかない。登っている間に雲が多くなり、東側の雨飾山なども雲に隠れがちとなった。北東側は糸魚川の街並みの向こうに日本海が広がっている。南西側には朝日岳をはじめとする北アルプス北部の山々が雲にやや隠れながら、姿を見せていた。
下山は往路を戻ったが、ぬかるんで滑りやすい急坂に手を焼いて、意外に時間がかかった。

140927DSC08347.JPG 140927DSC08324.JPG
(左)明星山山頂。(右)北アルプス方面の展望。
posted by 急行野沢 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(新潟県-上越) | 更新情報をチェックする

姫川温泉[瘡の湯](小谷村)

140927aDSC08376.JPG 140927aDSC08379.JPG

糸魚川方面からの帰路、どこかの温泉で汗を流したいと思い、姫川温泉へと向かう。道すがら「掛け流し・日帰り温泉 瘡の湯」の案内看板が出ていたので、迷わずにそこに向かう。「瘡(くさ)の湯」と読む。

今年1月にできた新しい施設らしい。入るとすぐに休憩室があって、そこを通って浴室に行くのも珍しい。脱衣室も手狭だし、浴室も4人程度の内湯がひとつと洗い場が4つ。コンパクトだけれど、泉質はさすがに素晴らしい。掛け流し、加温・加水なし。シャワーはないけれど湯は豊富だから大いに使ってよいというようなことか書かれている。無色透明の湯だが、いつまでも温かさが残った。他の姫川温泉の旅館とは違う源泉らしいのだが。窓の向こうに姫川を渡る大糸線の鉄橋が見える。時間の余裕がなくて残念だったが、休憩室でゆっくりしているとお茶など出してくれるらしい。(入浴:おとな600円)
posted by 急行野沢 at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(白馬山麓・大町) | 更新情報をチェックする

2014年09月14日

<尾瀬遠征> 尾瀬ヶ原(群馬県片品村/福島県桧枝岐村)

鳩待峠902-949山ノ鼻953-1028牛首-1107竜宮小屋1145-1210見晴十字路1245-1257赤田代分岐-1315東電小屋1319-1334ヨッピ吊橋-1415牛首-1448山ノ鼻1502-1554鳩待峠

140914DSC08092.JPG 140914DSC08101.JPG
(左)池塘の向こうに燧ケ岳。(右)振り返れば至仏山。

1ヶ月ほど前に至仏山に登って、尾瀬周辺の駐車場やシャトルバスの様子がわかったので、今回は尾瀬ヶ原の散策に出かけた。午前8時頃に尾瀬戸倉に到着。3連休の中日で天気予報もよいので、今回は第一・第二駐車場とも満車。スキー場下の駐車場に誘導される(駐車料金1,000円)。シャトルバス乗場には長い列ができていたが、次々とバス・ジャンボタクシーがやってきて、わずかな待ち時間で乗ることができた。鳩待峠までは20分ほどの乗車(930円)。
 鳩待峠からは山ノ鼻まで樹林帯をくだり、そこから尾瀬湿原の木道を歩く。牛首を経て竜宮小屋まで行って昼食。さらに見晴十字路にある小屋でコーヒーを飲み、東電小屋経由で山ノ鼻に戻った。花はあまり多くないし、紅葉にはまだ早い。しかし、リンドウ・トリカブト・ウメバチソウなどが湿原に彩を添えていた。

140914DSC08133.JPG 140914DSC08136.JPG
(左)多くの小屋が建つ見晴十字路。(右)花が多い季節ではないが、白いウメバチソウが彩りを添える。

湿原の北側には力強い姿の燧ケ岳が、南側にはすっきりした姿の至仏山が立ち上がっている。この二つの山は尾瀬ヶ原を間に相対して、湿原を歩いていても常に視界に入ってくる。逆にこの二つの山がなければ尾瀬の魅力は半減していただろう。

連休中日なので多くの人が歩いていた。普段山を歩くことにない人や家族連れは、竜宮小屋あたりまでが多い様子だった。見晴十字路まで来ると人の姿はずっと少なく、本格的な登山スタイルの人ばかりになり、ちょっと落ち着くことができた。

140914DSC08154.JPG 140914DSC08165.JPG
(左)東電小屋の南側から見た燧ケ岳。(右)池塘にうつる燧ケ岳。

<尾瀬遠征> 尾瀬戸倉温泉[尾瀬ぷらり館 戸倉の湯](群馬県片品村)

140914aDSC08193.JPG

尾瀬の帰路、第一駐車場の入口にある「尾瀬ぷらり館」の温泉に立ち寄る。
無味乾燥な真四角な建物で、浴室も手狭で洗い場は4つしかない。タイルでできた内湯も露天風呂も4人も入ればいっぱい。しかし、源泉かけ流しの湯は悪くない。注ぎ口からは硫黄臭が漂い、無色透明のスベスベ感のする湯が注がれている。しばらく時間がたっても体の芯から温かさが蘇ってくる感じ。(おとな:500円)
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(群馬県) | 更新情報をチェックする

2014年09月06日

<新潟遠征> 仙ノ倉山(新潟県湯沢町/群馬県みなかみ町)

平標登山口駐車場740-835林道から山道へ-947平標山の家952-1044平標山1052-1142仙ノ倉山1230-1309平標山1314-1349平標山の家1405-1442林道-1537駐車場

140906DSC07883.JPG 140906DSC07904.JPG
(左)平標山から見る仙ノ倉山。(右)仙ノ倉山へ。途中には草原が広がる。

1ヶ月ほど前に平標山に登ったが、天候を考えて仙ノ倉山まで足を伸ばすのを自重した。それが気にかかって仕方ないので、あらためて仙ノ倉山に登りに出かけた。前回は松手山から登ったが、今回は林道から平元新道を登り、平標山の家から平標山経由での往復とした。

平元新道、そして山の家から平標山へは、階段状の厳しい登りが続くが、思った以上にペースが上がらず汗を絞らされた。1ヶ月前に登った時は雲が多かったが、今日は良い天気。平標山への登りからは右手に仙ノ倉山の山容がくっきりと見える。平標山からいったんくだり、ゆるやかに登り返していく。もう少し早い季節なら花畑となるあたりも、リンドウの花が地味に咲いているくらい。最初のピークは左下を巻き、その先は草原状の平坦地。気持ちの良いところだ。次のピークに登ると前方に、仙ノ倉山の山頂と、谷川連峰の鋭鋒たちが間近に姿をあらわす。道沿いの低木は葉が色づき始めているものもあり、空の雲も秋の気配を感じさせる。

140906DSC07912.JPG 140906DSC07917.JPG
(左)仙ノ倉山への登りから振り返って見た平標山方面。(右)仙ノ倉山へあと少し。

いったん鞍部に下って階段状の登りに息を切らせば、ようやく仙ノ倉山山頂へ。天気に恵まれ360度の展望を楽しむことができた。東には谷川連峰が連なり、盟主谷川岳が耳をキッともたげている。その向こうには、右から袈裟丸山・皇海山・武尊山・日光白根山・至仏山・燧ケ岳・巻機山・平ヶ岳・越後三山。南を振り返れば、赤城山や榛名山、草津白根山や四阿山、苗場はもちろん平標山の向こうに見える。山頂に居合わせた10人ほどの登山者は、誰もが山名同定に余念がない。下山は往路を戻った。

140906DSC07940.JPG 140906DSC07946.JPG
(左)仙ノ倉山山頂。(右)仙ノ倉山からの眺望。谷川岳の方向。遠くには武尊山・日光白根山・至仏山・燧ケ岳など。展望に恵まれた。
posted by 急行野沢 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(新潟県-中越下越) | 更新情報をチェックする

<新潟遠征> 街道の湯(新潟県湯沢町)

140906aDSC07992.JPG 

仙ノ倉山登山の帰路、国道17号沿いの「街道の湯」で汗を流す。みつまたスキー場の少し北で、道の駅に隣接している。それほど大規模な施設ではないが、木材を多用した建物で小奇麗な施設。10人分の洗い場と、内湯・露天風呂がある。温泉としての泉質などの魅力は少ない(加温・加水・循環)のだろうが、登山やスキーの帰りには使い勝手の良い温泉ではないだろうか。(おとな:500円)
posted by 急行野沢 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(新潟県) | 更新情報をチェックする