平標登山口駐車場740-835林道から山道へ-947平標山の家952-1044平標山1052-1142仙ノ倉山1230-1309平標山1314-1349平標山の家1405-1442林道-1537駐車場
(左)平標山から見る仙ノ倉山。(右)仙ノ倉山へ。途中には草原が広がる。
1ヶ月ほど前に平標山に登ったが、天候を考えて仙ノ倉山まで足を伸ばすのを自重した。それが気にかかって仕方ないので、あらためて仙ノ倉山に登りに出かけた。前回は松手山から登ったが、今回は林道から平元新道を登り、平標山の家から平標山経由での往復とした。
平元新道、そして山の家から平標山へは、階段状の厳しい登りが続くが、思った以上にペースが上がらず汗を絞らされた。1ヶ月前に登った時は雲が多かったが、今日は良い天気。平標山への登りからは右手に仙ノ倉山の山容がくっきりと見える。平標山からいったんくだり、ゆるやかに登り返していく。もう少し早い季節なら花畑となるあたりも、リンドウの花が地味に咲いているくらい。最初のピークは左下を巻き、その先は草原状の平坦地。気持ちの良いところだ。次のピークに登ると前方に、仙ノ倉山の山頂と、谷川連峰の鋭鋒たちが間近に姿をあらわす。道沿いの低木は葉が色づき始めているものもあり、空の雲も秋の気配を感じさせる。
(左)仙ノ倉山への登りから振り返って見た平標山方面。(右)仙ノ倉山へあと少し。
いったん鞍部に下って階段状の登りに息を切らせば、ようやく仙ノ倉山山頂へ。天気に恵まれ360度の展望を楽しむことができた。東には谷川連峰が連なり、盟主谷川岳が耳をキッともたげている。その向こうには、右から袈裟丸山・皇海山・武尊山・日光白根山・至仏山・燧ケ岳・巻機山・平ヶ岳・越後三山。南を振り返れば、赤城山や榛名山、草津白根山や四阿山、苗場はもちろん平標山の向こうに見える。山頂に居合わせた10人ほどの登山者は、誰もが山名同定に余念がない。下山は往路を戻った。
(左)仙ノ倉山山頂。(右)仙ノ倉山からの眺望。谷川岳の方向。遠くには武尊山・日光白根山・至仏山・燧ケ岳など。展望に恵まれた。