2014年11月03日

高松山(長和町)

松沢林道ゲート1020-1035星糞峠1042-1053(1551ピーク)-1117(1650ピーク)小ピーク-1142高松山山頂(三角点)-1145北峰1230-1255男女倉集落上部の林道-1310車道-1430松沢林道ゲート(下山は大きく道を誤っているので参考にならない)

141103DSC09343.JPG 141103DSC09376.JPG
(左)黒曜石体験ミュージアム。背後の右側の鞍部が星糞峠。(右)四阿の立つ星糞峠。

山頂一帯に草原が広がるという高松山は、ブランシュたかやまスキー場の北西にある1668mのピーク。ほとんど道らしい道もないと聞いていたが、晩秋のこの季節を逃してはならないと出かけてみた。

国道152号からブランシュたかやまスキー場を目指す。スキー場の駐車場を過ぎて、すぐ右手に黒曜石体験ミュージアムがある。この付近は、石器時代には刃物・槍の材料などとして用いられた黒曜石の産地として知られている。このミュージアムからも星糞峠までの遊歩道がつけられているようだったが、今回は松沢林道の入口(ゲートあり)付近に駐車して歩き始める。ほぼ水平の林道を東に向かえば、15分ほどで星糞峠に到着。星糞とは黒曜石のことでこの一帯に多く産出するらしい。四阿やトイレが建ち黒曜石の解説看板がいくつもある。

141103DSC09399.JPG 141103DSC09404.JPG
(左)1650ピークまで来ると正面に高松山が見える。(右)高松山山頂直下。草原にカヤトをかき分けて登る。

星糞峠から北西方向の1551ピークを目指す。地図とコンパスを頼りにカラマツ林の中を進む。幸いカラマツ林の中は、どこでも歩ける。赤テープや黄テープがあらわれ踏み跡も交錯するが、途中、あらぬ方向に行ってしまうので、あくまでコンパスが頼り。10分ほどで1551ピークに到着。カラマツ林の中、やや右に尾根通しに進むようなルートをとって、次の1650ピークに。ここまで来ると、カヤトの鞍部の向こうに高松山が見える。カヤトの中を下り、カラマツ林の中を登る。左手には一面の草原が広がる。カヤトと樹林帯の境界線あたりをたどって、山頂と思われる地点へ。山頂台地上にはしっかりした踏み跡があり、その途中に三角点があった。

141103DSC09411.JPG 141103DSC09430.JPG
(左)高松山山頂の三角点。(右)山頂部から見た蓼科山・八ヶ岳。

草原の山頂からは360度の素晴らしい展望。来た方を振り返ると、蓼科・八ヶ岳。ブランシュたかやまのゲレンデの右に、鷲ヶ峰や三峰山、さらに美ヶ原の台地。北に目をやると浅間山。風が強くて寒い。数本の木が立つ西北方向のピーク(北峰というらしい)まで行き、風をしのいで休憩とする。下山は南にまっすぐ下るルートがあるとのことだったので、それをたどったつもりだったが、方向を勘違いして男女倉に降りてしまった。したがって下山の記録は参考にできない。距離は短くカラマツ林の中はどこでも歩けるような感じの山だが、赤テープの類や頼りになる踏み跡もほとんどなく、完全にコンパスを頼りに登る山であった。

*その後、南側山麓には林道などがつくられて様子が少しかわっているらしい。登山する場合には、最新の情報を入手願いたい。
posted by 急行野沢 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(霧ヶ峰) | 更新情報をチェックする

和田宿温泉[ふれあいの湯](長和町・旧和田村)

141103aDSC09461.JPG 141103aDSC09458.JPG

高松山からの帰路には旧和田村側を通り、和田宿温泉ふれあいの湯へ。

以前、訪れたのはもう10年も前になるだろうか。旧和田村中心部の国道142号から少し東に入ったところにあり、信州産カラマツを多用したという建物は規模も適度で気持ちがよい。地元のオジサンたちが多く、会話が弾んでいた。内湯の横に加熱してない源泉浴槽がある。この季節にはやや冷たいと最初は感じたが、長く入っていると気持ちがよくなってくる。デッキ状の露天風呂からも内湯からも展望が開けている。湯の特徴は特別にインパクトを感じなかったが、湯上りには温かさがいつまでも続いた。(入浴:おとな500円)
posted by 急行野沢 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする