松代妻女山招魂社(妻女山展望台)923-940斎場山-1005林道から山道に-1028天城山1033-1040二本松峠-1112鞍骨山1149-1157送電鉄塔-(送電線巡視路)1223林道-1310妻女山招魂社
(左)妻女山招魂社前。この先に駐車スペースがあり、さらに林道が続く。(右)天城山山頂。
善光寺御開帳期間の日曜日なので長野市内は混雑が予想された。早めに抜け出すのが賢明。国道403号から「妻女山展望台」の標識に従って南に入り、坂を上って妻女山招魂社の先に駐車。桜が満開だ。この先も軽四駆なら走れそうな林道だがここから歩く。鞍骨山へは以前、象山側から登ったことがあるけれど、その時は二本松峠から倉科へと下ってしまったので、妻女山側から登るのは初めて。
6回ほど曲がって高度を稼ぐと林道の分岐。いったん右に進み、斎場山に登る。先の妻女山の場所ではなく、ここが川中島合戦の際に上杉謙信が陣を敷いた場所だといわれている。分岐に戻り少し進むと左に踏み跡がある。この踏み跡の先には、国土地理院の菱形基線測点がある。林道を進み堂平大塚古墳への道を右に分け、その先の標識に従い左へ。ようやく山道らしい道に入る。
山腹の右側を登り尾根上に出ると前方の木の間越しに鞍骨山方面が見える。巻道を左に分けて急登で天城山へ。「天空の古墳」とも書かれているが、樹林に囲まれ展望はない。暗い桧林の中を下り十字に交差する二本松峠へ。掘割状の地形を過ぎて、やがて稜線上の気持ちよい道へ。とき低いササがあらわれ雑木の間から北アルプスも。
(左)うす暗い桧林の中の二本松峠。(右)気持ちのよい稜上の道。
送電鉄塔の下を過ぎ、最後は山城特有の急斜面を登り、右手から回り込んで鞍骨山の山頂へ。ここにも「天空の山城」というどこかで聞いたような案内板が。山城を思わせる小広い山頂は北側の木が切られ、長野市街地や飯綱山方面を見渡すことができた。
下山は先の送電鉄塔の下までもどり、そこから送電線巡視路を下る。わかりにくいところはないが、何ヶ所か倒木が道をふさいでいた。25分ほどで林道に出る。この山域の北側を水平に巻いている林道を左に進んで、妻女山の駐車場所に戻った。林道からは松代の町や千曲川、遠く北信五岳が春の空に霞んでいるのが見えた。
(左)鞍骨山山頂。(右)鞍骨山から長野市街地方面の展望。
唐崎城山経由、天城山・鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年3月12日)」
大日堂コースでの鞍骨山への登山記録はこちら → 「鞍骨山(2023年12月3日)」