2015年05月24日

入野谷山(伊那市/大鹿村)

分杭峠930-登山口(鹿除け柵)935-1004結の桂-1023光のテラス分岐-1031光のテラス1139-1048光のテラス分岐-1106入野谷山山頂1111-1141絶景の峰(1846ピーク)1228-1251入野谷山1256-1303光のテラス分岐-1332登山口-1336分杭峠

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(左)登り始めてすぐの「風の丘」。(右)水場から山腹をジグザグに登って、「光のテラス」との分岐へ。

パワースポットブームで「ゼロ磁場」が人気を集めた分杭峠。そのため峠周辺は駐車禁止で、北側の麓からシャトルバスに乗らなければならない。そんな分杭峠の南東にあるピークが入野谷山。とはいうものの長らく地形図には山名の表記がなく、はっきりした道のない山だったらしい。それが募集によって山名がつけられ登山道も整備されたと知った。それでは登りに行かねば。

峠から少し南に下った沢沿いの邪魔にならない場所に駐車して、峠まで数分歩いて登り返す。峠から東に林道を進めば、はっきりした案内板と鹿除けネットのある登山口。ここから南側の山腹へ登っていく。すぐに「風の丘」という案内板。周囲は雑木の新緑が美しい。もうひと登りすると整った唐松林に入り、道は左へと山稜の北側をほぼ水平にトラバースしていく。赤テープや案内板があり、道を間違える心配はない。

「結の桂」という大木、さらに「希望の泉」という水場(沢)を過ぎると道は右手山腹をジグザグに登って、「光のテラス」への分岐へと出る。まずは左に稜線上を進み「光のテラス」に行ってみるが、唐松の樹林越しに高遠方面がわずかに望める程度だった。分岐に引き返し、その先は概ね右は唐松林、左はカンバや雑木を見ながら緩急を繰り返しながら登っていく。さほどの苦労もなく、樹林に囲まれた入野谷山山頂に到着。

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(左)樹林に囲まれた入野谷山山頂。(右)白樺の美林もだんだんと疎になっていく。

道はさらに南へと進んでいる。気持ちのよい稜線上の道は、少しずつカンバ類の樹林帯から抜け出していく。これから花をつけるレンゲツツジの群落を過ぎて間もなく、一気に展望が開け前方の「絶景の峰(1846ピーク)」までの笹原が広がる。笹原を登ってピークにたどり着けば、西に中央アルプスのほぼ全容を眺望することができる。南には二児山と遠く塩見岳。東はカンバの樹間から南アルプス。素晴らしい眺望で立ち去るのが惜しいくらい。

あわよくばその先の「反射板のピーク」まで行こうかと思っていたが、今日はここまでにする。下山は往路を戻った。道もつけられ、林相や展望も素晴らしいのにひとりの登山者にも会わなかった。ちょっと気恥ずかしくなるような各ポイントの名前のつけ方は何とかしてほしいと思ったが。

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(左)「絶景の峰」まで笹原の登りが続く。(右)「絶景の峰」からの中央アルプスの眺望。

詳細情報は伊那市ホームページを参照してください。
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/hokubu_zenei/sandokaitsu.html
posted by 急行野沢 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-上伊那) | 更新情報をチェックする

高遠温泉[さくらの湯](伊那市)

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入野谷山から下山後は、国道152号を北上して高遠に出て「さくらの湯」で汗を流した。高遠の中心街から少し上がった高台にある日帰り温泉施設。湯は加温循環。

思っていたよりも、よい意味でこじんまりした施設。湯は南信によくあるヌルヌルした泉質。気持ちがよい。洗い場が10箇所くらいと、内湯と小さめな露天風呂。露天風呂は内湯の浴槽を経由しないと行けないのが珍しいが、木製の屋根が掛けられ眺望もいい。(おとな入浴:600円)
posted by 急行野沢 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(伊那谷) | 更新情報をチェックする

2015年05月17日

奥裾花自然園(長野市・旧 鬼無里村)

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昨年はアクセス道路が不通であったために開園できなかった奥裾花自然園。今年は無事に開園し、水芭蕉も咲き始めたようす。昨日に引き続き鬼無里方面へ出かけてみた。

駐車場に車をとめてシャトルバスで自然園入口へ。園内にはまだ随所に雪が残っていて、ぬかるんでいるところも多い。水芭蕉は今池湿原あたりが咲き始めで、まだいまひとつというところか。見頃を過ぎたものから、これからのものまで生長具合に差が大きい気がした。むしろ残雪の映えるブナの新緑が素晴らしかった。日曜日なので多くの人が訪れていた。(入園料ひとり:410円、シャトルバス往復:400円)

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posted by 急行野沢 at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

2015年05月16日

柄山峠~柄山(長野市・旧 鬼無里村)

登山口(一軒家前)950-1018馬頭観音-1050カヤトの平地-1105送電鉄塔(No.65)1110-1133柄山峠1138-1155柄山山頂(三角点)1159-1209柄山峠-1228駒休めの頭1233-1245柄山峠1310-1328送電鉄塔(No.65)-1336平地-1355馬頭観音1359-1417登山口

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(左)登山口 (右)滝を見下ろす崩壊地。左上にロープがあり、それを頼りにトラバースする。

さまざまな登山サイトや鬼無里観光振興会ホームページでも紹介されている柄山峠への道。新緑の季節に訪れてみた。奥裾花自然園への道から根上バス停の箇所で左への林道に入る。2kmほど先の一軒家の前に「柄山峠入口」の案内板があり、道脇に車をとめて落合沢に沿う道を歩き始める。古くからの峠道は、送電線巡視路でもある。

歩き始めは、沢沿いの崩壊地や倒木があって緊張を強いられる。沢沿いの崩れた箇所を高巻き、倒木を迂回し、丸太橋を渡り右岸(左側)へ。大きな崩壊地があり、滝を下に見ながらザレた斜面をロープにつかまりながらトラバース。その先には馬頭観音が佇んでいた。傾きかけた金属製の橋を渡り、丸太橋で右岸に渡り返すと後は穏やかな歩きやすい道が続く。足元を小さな花も彩る。

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(左)尾根上に続く新緑の道。(右)石仏が佇む柄山峠。残雪が見られる。

右手に一瞬の杉林を見るあたりから、道は沢を離れ左の山腹に取り付いていく。右手にカヤトの広がる平地を見て、ジグザグに登り尾根に乗り、NO.65鉄塔の下に出て少し展望が得られる。尾根上の道は急登もなく穏やかで、新緑が眩しいほど。やがて尾根の南側から北側へ進むとブナの木が多くなり、右手の沢に残雪が見えると柄山峠に到着。

峠には祠に石仏2体が祀られている。南側の柄山に向けて踏み跡はなく、ヤブを漕いで登る。すぐにイワウチワの群生地があり、足を置くのもはばかられるほど。やや左寄りに登って尾根に出て、あとは赤テープも頼りに右に進めば樹林に囲まれた山頂。三角点が笹の中にあるが、展望は皆無。

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(左)ヤブの中に埋もれた柄山の三角点。(右)「駒休みの頭」へ向かう道はブナの美林。

峠に戻り、北側にある送電鉄塔の広場に行ってみる。樹林の上に北アルプスが霞んでいる。その先もよい道が続いているので、しばらく辿ってみる。ブナの美林が続き、イワカガミの花も見られる。2つほど小ピークを越えて、最後に階段状の登りをこなせば「駒休みの頭(1349m)」と書かれたピークに到着。その先は「白馬方面」と示されている。今日はここまで。峠に戻り、下山は往路を戻った。前半はともかく、尾根上の新緑、峠周辺のブナ林の美しさは素晴らしかった。予想はしていたが、ひとりの登山者にも会わなかった。
posted by 急行野沢 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(筑北・長野西山) | 更新情報をチェックする

2015年05月10日

烏帽子岳[金原ダムから](東御市/上田市)

金原ダム835-907林道から尾根道へ-1000カラマツの純林-1021林道交差-1046金原峰1052-1138樹林帯からザレ地に出る-1210烏帽子岳山頂1245-1302角間分岐-1335烏川林道に出る1345-1440尾根登山口-1511金原ダム

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(左)金原ダムの先の林道ゲート。(右)カラマツ林の中、足元はクマザサで覆われ踏み跡もかすか。

前回、市民の森コースの途中から烏帽子岳に登った。調べてみると、その東側の金原ダムから尾根をたどって烏帽子岳に登ることができそうなので、その道をたどってみた。結論としてはヤブ漕ぎを随所で強いられ、道もはっきりしないところが多い。無雪期のルートとしてはとても一般的ではなく、勧められない。

金原ダム脇の駐車場に車をとめ、北に向かうとすぐに林道のゲートがある。ゲートを過ぎて進むと、沢を1本越えて左に曲がり、その先の顕著な尾根の先を右にカーブする箇所がある。この尾根に取り付く。入口はわかりづらいが、いったん尾根に乗るとはっきりした道がついている。やがて尾根が広がると道がわかりにくくなり、黄・青のテープを目印にカラマツと雑木の林を進む。白樺の樹林が見られた後、整ったカラマツの純林の中を進むが、足元はクマザサが覆い歩きにくい。踏み跡は何となく見て取れるので、尾根をはずさないように歩けば何とかなる。

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(左)金原峰から正面に烏帽子岳・前烏帽子。(右)樹林帯からザレ地に出て烏帽子岳をのぞむ。

いったん林道を横切り、その先のクマザサの斜面を登ると稜線に出て、左に進むと「金原峰」という手製の山名標があるピークへ。地図上の1786ピークである。右手が切れ落ちて上田方面が開け、正面に烏帽子岳・前烏帽子が見える。何となく元気が出てくる。が、ここからも結構大変でヤブ漕ぎの連続。尾根の右端を進むとわかりやすい。

やがて樹林帯からザレ地に出てヤブ漕ぎから解放される。左にトラバース気味に進んで、前烏帽子との稜線に出てひと登りで烏帽子岳。数日前に訪れた時と似た天候で、360度の展望も得られた。登ってきた尾根が一望できた。ヤブ漕ぎに疲れたので、下山は「市民の森」への道を選び、途中から烏山林道を延々と辿って金原ダムに戻った。

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(左)烏帽子岳山頂からの前烏帽子とその右に登ってきた尾根。(右)烏帽子岳山頂から見た金原尾根の下部と上田方面。
posted by 急行野沢 at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

烏帽子岳[市民の森コース](東御市/上田市)

和池先の林道ゲート948-1018林道からヤブへ-1033市民の森コースに出る-1054烏山林道(最初の交差)-1114林道5回目交差1118-1143小ピーク(7回目林道交差前)-1201角間分岐-1225烏帽子岳山頂1310-1325角間分岐1328-1338小ピーク(7回目林道後)-1353林道交差5回目-1406最下部林道交差-1422コースはずれヤブ下る-1434林道-1456林道ゲート前

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(左)和池の先の林道ゲート。ここから歩き始める。(右)市民の森からの烏帽子岳への登山コース。花が楽しめるところも。

昨年の初冬に殿城山に登ったとき、その道が烏帽子岳へと通じていると知った。連休最終日、行けるところまで辿ってみようと出かけた。昔の菅平有料道路の途中にある田沢集落から北東側へ上っていく。西入集落から和池を通り過ぎ、その先のゲートのある舗装終点で車をとめる。上田市民の森からではちょっと足の長い行程になるので、ここから林道を北に歩けば少しはショートカットできるのではないかと考えた。

林道はやがて沢を渡り、右に曲がって山腹を上っていく。その右折カーブの箇所に左に入る赤テープと踏跡を見つけてヤブの中に突入する。テープの目印を拾いながら、途中の大岩から直上に登れば、市民の森からのコースに飛び出す。途中、ヤブで傷をつくるような箇所もあり一般には勧められない。ショートカットになったかも疑問。

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(左)カンバ類に囲まれ足元は笹に覆われた気持ちよい尾根道。(右)角間分岐。正面に烏帽子岳が見える。

市民の森からの道は、カラマツ林の中。よく踏まれ適度な斜度で歩きやすい。やがて交差する林道には「烏山林道」と書かれている。この先、林道と交差する箇所は都合7回になるが、いずれもはっきり案内板がある。少しずつ傾斜は緩んでくる。足元は低い笹が覆うようになり、カンバ類の樹林が混ざるようになる。林道と6回目の交差を過ぎると、道はいったん緩み顕著な尾根上を進めば、正面の木の間越しに烏帽子岳の姿が見えてくる。ちょっとしたピークを過ぎるとすぐに林道と7回目の交差。ササとカンバの中を登って行けば、角間方面との分岐に出る。角間方面への道はほとんど廃道になっている様子。正面に四阿山方面が見える。

笹原の中の登りはやがて、石がゴロゴロした急登となる。振り向けば上田の盆地が広がっていく。3時間弱で山頂に到着。何回も訪れた山頂だが、違う道からたどり着けば気分もかなり違う。360度の展望はいつもの通り。山頂には数組のグループが休んでいたが、1組を除いては湯の丸側から登ってきたようだ。展望は、近くは湯の丸、四阿方面。南に蓼科・美ヶ原。谷川連峰・妙高・北アルプスは雪を従えて霞んでいた。下山は往路を戻った。

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(左)烏帽子岳への登り。笹原から石がゴロゴロした登りへ。(右)烏帽子岳山頂からは360度の展望。遠く北アルプスが霞んでいる。
posted by 急行野沢 at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

金原温泉[大田区休養村とうぶ](東御市)

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烏帽子岳から下山後は、すぐ近くにある金原温泉[大田区休養村とうぶ]で温泉に入る。以前も本ブログで紹介したところ。施設全体の建築は伊東豊雄の設計によるもの。大田区民でなくとも利用することができる(少なくとも日帰り入浴は)。

露天風呂などなく大きな窓がとられた広い内湯があるだけだが開放感はある。ただ、洒落た建築ではあるけれど温泉施設としてどうかは疑問。循環だが泉質はなかなかよいと思う。浴槽に茶色の成分が付着している。大田区の施設というイメージのせいか、いつもすいている。今日も浴室に他に人はいなかった。(入浴おとな:650円)

こちらもご覧ください → 2013年11月02日「金原温泉[大田区休養村とうぶ](東御市)」
posted by 急行野沢 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(佐久・東御) | 更新情報をチェックする

2015年05月02日

<滋賀遠征> 伊吹山(滋賀県米原市)

上野登山口807-839一合目-915三合目922-940五合目-1028八合目-1050稜線-1102伊吹山山頂(三角点)1153-1211八合目-1240五合目1250-1303三合目1315-1333一合目-1405登山口

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(左)上野登山口 (右)三合目

連休を利用してどこか普段は登れない山へ、ということで出かけたのが伊吹山。深田百名山にも名を連ねる名峰である。早朝に長野を出発して、長野道・中央道・名神を経由して関ヶ原ICで降りる。旧ゴンドラ乗場の駐車場に車を入れ、登山口で協力金300円を払って登り始める。子ども連れをはじめとして老若男女入りまじり、多くの人が登っていく。

杉林の中をひとしきり登ると一合目。道すがら○合目の案内板がつけられているので目安になる。一合目には売店・ロッジがあり、ここからは旧ゲレンデの左側を登る。二合目からゲレンデ右手の低木帯となり、三合目は休憩舎・トイレもありかつてのスキー場の中心をなしていたところで広々としている。見上げる伊吹山が大きい。このあたりまで、道は軽トラぐらい走れる広さ。古くから登られてきた山だけあって、歩きやすく道はつけられている。

ゲレンデの中を登って五合目へ。ここが旧ゲレンデの最上部。古びた小屋があり、飲み物を売っている。ここから、山腹をジグザグに登る急登となっていく。七合目・八合目あたりが苦しいところ。炎天下の登りはきつい。足元も石がゴロゴロとしている。振り返ると琵琶湖が大きい。

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(左)五合目。売店では飲み物を売っている。(右)稜線に出ると残雪が。

ようやく稜線に達して、頂上までの道すがらには雪が残る。山頂には何軒も小屋があって、飲み物・食べ物を下から持ち上げるのは馬鹿らしくなるくらい。反対の北側には山頂直下に駐車場があり、伊吹山ドライブウェイでそこまで車で達することができる。だから車でやって来た人も多くて、広い山頂部はたいへんな賑わい。東側にある三角点をようやくみつける。

独立峰なので360度の展望が開ける。南側には琵琶湖が広がり、北側には遠く雪を頂く白山。下山は往路を戻った。今日はとにかく暑く、ほとんどが日差しを遮るもののない登山道なので、思い切り汗を絞らされた。標高差1,000m以上あるのでもっと時間がかかると思っていたけれど、3時間弱で登れたのはやはり道のつけ方がよいということなのだろうか。

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(左)伊吹山山頂の三角点。(右)北には遠く白山。眼下には伊吹山ドライブウェイの駐車場。
posted by 急行野沢 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(西日本) | 更新情報をチェックする