グリーンパーク934-957リフト終点-1018ゴンドラ終点1023-1042分岐-1057菱ヶ岳山頂1138-1216西登山口1221-1320グリーンパーク
(左)最初はゲレンデを登る。正面に台形の山容が見える。(右)ゴンドラ終点から案内板に従って樹林帯の登山道に入る。向こうに見える岩壁の左下を巻いてから右上に登っていく。
太平洋岸に梅雨前線が停滞している。日本海側の方が天候が良いので、新潟方面の山を検討することになる。新潟といっても信越国境に近い菱ヶ岳に出かけてみることにした。キューピットバレースキー場の背景をなす山である。
スキー場の中腹にあるグリーンパークの前に駐車。すぐ脇には登山道を示す案内板がある。しばらくはゲレンデの中を登る。正面には台形状の菱ヶ岳の山容が見える。梅雨空で曇っているのが今日は助かる。リフト終点を過ぎ、ゴンドラ終点へ。右手に大きな案内板があり、ここから樹林帯の登山道となる。向こうに見える岩壁の下を巻いて、南側から山頂に登るのがルート。
(左)沢沿いには雪が残り水芭蕉が咲く。(右)菱ヶ岳山頂。薄雲が広がり展望はいまひとつ。
やがて残雪のある沢沿いの道になり、水芭蕉がそこかしこに咲いている。分岐の標識があり、右に向かって急登となる。足元が滑りやすい。緩急の登りの後に山上台地の稜線を行くようになり、神社をおさめた小屋のある山頂に到着。薄曇りで遠くの眺望はのぞめないが、足元にはスキー場のゲレンデが広がる。
下山は西登山口へと向かう。滑りやすい急降下の後、沢沿いの道に出るとここには残雪と水芭蕉。やがてブナの美林の中を道は進むようになる。足元にはギンリョウソウが顔を出している。西登山口で国道403号に出たら、あとは車道をたどって駐車場所に戻った。
(左)下山路にはギンリョウソウが足元を彩る。(右)下山路のブナの美林。