2015年07月12日

笹山~入山~黒河山(大鹿村)

黒河牧場・駐車場1018-(林道)-1050笹山の小屋-1118中間峰(2077標高点)1122-1205入山1210-1235休憩地(笹原の中の倒木地帯)1304-1226中間峰(2077標高点)-1401笹山の小屋1406-(尾根道)-1440黒河山-1500南アルプス展望地1505-1518駐車場

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(左)黒河牧場最上部の駐車場。向こうに続いている林道をまずは歩く。(右)笹山・入山間から見た入山と左奥に塩見岳。

ちょっと朝寝坊してしまったので、黒河牧場敷地内のダートの道をたどって、上部の池の畔の駐車場についたときには10時をまわっていた。以前、ここを起点に二児山に登ったが、今回は反対の方向(南方向)に向かおうというもの。そちらには、黒河山や笹山・入山といったピークがあり、気持ちのよい笹原が広がっている場所もあるらしい。

まずは、いままで車で上ってきた延長のような林道を南に向かって歩く。黒河山から笹山に続く稜線の西側につけられた林道だ。林道終点には小屋があって、赤マークなどに従って踏み跡をその先にたどれば立ち枯れの木が多い笹山山頂。だが、山頂を示すものは見つけられなかった。ここからは踏み跡をたどって入山に向かう。テープマークなどもあまりないけれど、稜線をはずさなければ問題はない。踏み跡は笹の中にしばしば錯綜することがあるものの、だいたい稜線上に追うことができる。針葉樹林帯の中、道は概ね下っていく。

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(左)入山・笹山間から見た黒河山・二児山方面。(右)樹林の中の入山山頂。

2077標高点と思われる場所から、笹ヤブを漕ぐように急降下すると正面に笹原が広がり、その向こうに入山の姿が見える。そのすぐ左には遠く塩見岳が凛々しい姿を見せている。さらに左に目を移すと白峰三山や仙丈岳の姿も見える。かすかな踏み跡をたどりながらも、しばし楽しい笹原ウォークとなる。

笹原の道は少しずつ勾配を増し、針葉樹林帯に入り急登となる。最後はやや右から回り込むようなルートをとり、入山の山頂に。三角点と山名標があるが、樹林に囲まれ展望は皆無。早々に山頂を辞して先ほどの気持ち良い笹原の中間点あたりで休憩する。伊那谷から吹き上げて来る風が気持ち良い。往路を笹山までもどるが、登り返しがけっこうきつい。

笹山の小屋の脇から、赤マークに従って右手の樹林帯の道に入る。途中までマークが導いてくれたが、とにかく倒木が多く踏み跡も錯綜して道はないといっていい状態。稜線をはずさないように歩く。駐車場脇には黒河山・笹山も含めて「遊歩道」として案内地図があったけれど、遊歩道どころではない。概ね鬱蒼とした針葉樹林の中を進み、黒河山の山頂も樹林の中。その先に南アルプス方面を見渡せる展望所があり、そこから西側に山腹を下る。斜面に赤テープが見えたからだが、踏み跡もいまひとつはっきりしない。と思っていたら、駐車場のすぐ上に飛び出した。最後は笹を漕いで駐車場の前に出た。

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(左)笹山・入山間から見えた南アルプス。(右)黒河山山頂も樹林の中。
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まつかわ温泉[清流苑](松川町)

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黒河牧場から下山後は松川ICから中央道にのろうとしたので、ICのすぐ近くにある「まつかわ温泉『清流苑』」で汗を流す。一帯は、テニス・マレットゴルフ。渓流釣りなどさまざまなレジャーが楽しめる総合的な施設になっている。多くの人で賑わっていた。

温泉は加温循環で南信に多い少しヌルヌルする湯。打たせ湯やサウナ、露天風呂も備えている。泉質はともかくとして、浴室内も明るく2つの浴槽がある露天風呂も気持ち良かった。(おとな入浴:400円)
posted by 急行野沢 at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(伊那谷) | 更新情報をチェックする