2015年07月25日

<群馬遠征> 武尊山(群馬県片品村)

(武尊牧場・リフト山麓駅818-(ラベンダーリフト)-826山頂駅)
リフト山頂駅826-839登山口-912花咲湿原分岐-938武尊避難小屋943-1048鎖場直下1054-1117中岳南分岐1121-1150武尊山山頂(沖武尊)1238-1303中岳南分岐-1328鎖場直下1333-1429武尊避難小屋1433-1518登山口-1530リフト山頂駅
(リフト山頂駅1530-1538山麓駅)

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(左)武尊牧場内の駐車場とリフト。(右)最初はブナやダケカンバの美林の中を行く。

先週に引き続いて群馬の山へ。上州武尊山にはいくつかの登山口があるが、等高線を見てなだらかと思われる武尊牧場からのルートをとることにする。武尊牧場スキー場上部の駐車場に車をとめ、目の前のラベンダーリフト(第6リフト)に乗る。リフトは大した距離でもないが往復720円。駐車料金とキャンプ場内を通る入山料的なものも含まれると解釈する。なお、リフト運行は8:30からとなっているが、実際には8:15頃から動かし始めている。熱中症に注意と呼びかけられていて、今日も暑くなりそうだ。

キャンプ場内の遊歩道をしばらく歩いて、登山口から左に折れる。ダケカンバやブナの美しい森の中を緩やかに歩く。右に花咲湿原への道を分けると傾斜が増し、それが緩むとぬかるんだところが多くなる。この先、山頂までぬかるみが多く悩まされる。シラビソなど針葉樹が多くなり、約1時間で赤い三角屋根の避難小屋に到着。その先、小さなアップダウンが続き木の間越しに少しは展望が開けるように。小さな湿原を過ぎるとやがて樹林帯を出て展望が開ける。勾配が増し、目の前に中岳の岩峰がそそり立つ。

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(左)武尊避難小屋。(右)樹林帯をぬけると中岳の岩峰があらわれる。

垂直に切り立つような鎖場が3箇所続く。このルート最大かつ唯一の難所。しかし、手や足を掛けるところはしっかりしていて危険は少ない。その先は中岳を左から巻いていく。登山道左下にコバイケイソウの群落が広がり、振り返ると日光・尾瀬方面の山並みが連なる。前武尊方面への道が分かれる中岳南分岐を過ぎるとすぐに右手に水場がある。冷たい水がおいしい。いったん三ツ池と呼ばれる池が点在する窪地に下り、主峰の沖武尊へと登り返していく。鞍部には残雪も見られた。主稜線の南側の展望を楽しみながら歩けば、右手に日本武尊の銅像があらわれ、山頂はすぐその先である。

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(左)鎖場を過ぎると左下にコバイケイソウの群落が広がる。(右)中岳南の分岐。前方に沖武尊が見える。

山頂(沖武尊)では360度の展望が広がっていた。南には赤城山、眼下に沼田市街、遠くは八ヶ岳が霞む。北側に目を移せば皇海山・日光白根山・燧ケ岳・至仏山・巻機山・谷川岳など関東北縁の山々が名乗りを上げている。山頂で休む登山者は20人ほどで、思ったほど多くはなかった。下山は往路を戻った。

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(左)武尊山(沖武尊)山頂。背景には、燧ケ岳・至仏山。(右)山頂から南方向。正面は赤城山、左に皇海山。

<群馬遠征> 花咲の湯(群馬県片品村)

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武尊山から下山後は、すぐ近くにある花咲の湯に立ち寄って汗を流した。ガラス張りのモダンな建築の綺麗な日帰り入浴施設。浴室は受付から階段を下りた階下にある。内湯と露天風呂があり、洗い場が多い。源泉投入ブラス循環というかたちのようだが、泉質には大きなインパクトは感じなかった。ただ、こんな暑い日にはサッバリとして気持ちのよい湯だった。

最初はすいていたが、団体客が到着したようで混雑したのでそれを機に退散した。休憩室・レストラン・売店などもあるが、地元産ジェラートが美味しかった。(おとな入浴5時間まで:650円)
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(群馬県) | 更新情報をチェックする