白根開善学校先・林道ゲート822-904馬止・登山口-1038一つ石1043-1109オッタテ峠(稜線)1115-1205ダン沢ノ頭1227-1300オッタテ峠1305-1332一つ石1345-1436馬止・登山口-1515林道ゲート
(左)馬止・登山口。(右)正面に一つ石のピークが見える。急な登りが続く。
真夏なのでせめて標高2,000m以上の山に登りたいと調べていたら、目に付いたのがこのダン沢ノ頭。志賀高原(赤石山)から野反湖(高沢山)にかけての稜線はササが深い篤志家向けのルートだと思っていたけれど、刈り払いがされているという情報もあり、そのあたりも確かめたいと思った。
旧六合村(現在は中之条町に合併)の白根開善学校の奥の林道ゲート前に邪魔にならないように駐車。ここから林道を40分ほど歩けば、右手に標識の立つ馬立と呼ばれる登山口。ここから鷹巣尾根と呼ばれる尾根を登っていく。カラマツの中、やがて広葉樹も混在し、道ははっきりして歩きやすい。ツリガネニンジンやアカモノなどが足元に咲いている。標高1450mほどの案内標柱のある場所で初めて右手が開ける。その先も樹林帯の中を進むが、少しずつ樹林は低くなりササ原と樹林の中を交互に進むような感じに。やがて、正面に一つ石のピークが見える小さな平地に出る。
(左)一つ石では、東側の展望が開ける(薄雲でほとんど何も見えなかったが)、(右)オッタテ峠で主稜線に飛び出す。向こう側の標識のある場所に左から鷹巣尾根の道が合流している。
この先、一つ石までの登りが少々苦しいところ。案内標識が立つ一つ石では、東側が開けているが薄雲が多くて遠望ははっきりしない。一つ石からは針葉樹林帯の中の道が続く。少し勾配は緩んだ感じで、右手遠くに天狗原の湿原が見えればほどなくオッタテ峠。志賀~野反湖の稜線に飛び出したことになる。右手は、以前、野反湖からカモシカ平まで来たことがある。今日は左へ。
主稜線上の道ははっきりしていて迷う心配はない。ササが少しうるさい箇所もあるけれどヤブ漕ぎというほどのことでもない。右手には大高山方面が見える。オッタテの峰という樹林の中のピークを過ぎ、いったん下って登り返せば、最後は背丈ほどのササの海の中を登るような感じでダン沢ノ頭へ。周囲は開けているが、雲が多くて展望はほとんど得られなかった。山頂で休んでいると遠く雷鳴が聞こえた。休憩も早々にして、急いで往路を下山した。
(左)オッタテの峰への登りから、右手に大高山方面が見える。(右)ダン沢ノ頭・山頂。