田ノ入峠-(10分)-塚ノ原古墳分岐-(10分)-大穴山-(20分)-田ノ入峠
登山口(田ノ入峠下案内標)-(10分)-継子落とし(展望場所)-(15分)-852標高点-(20分)-登山口
登山口-(25分)-南鷹狩山-(20分)-登山口
安曇野の東側にあるいくつかの低山を歩きに出かける。午前中は秋晴れだったが、昼頃からは雲が多い天気になった。
(左)田ノ入峠。(右)大穴山三角点。
池田町の道の駅付近から東の山腹に車で上っていく。「滝沢城跡」「田ノ入峠」などの案内を目印にする。舗装道だが細く緊張を強いられる林道はやがて田ノ入峠へ。道脇のスペースに駐車。まずは、南側(右手)の「東山尾根コース」の案内標に従い、登山道に入り大穴山を目指す。よく整備された道がアカマツやカラマツの尾根上につけられ、途中一ヶ所左手の展望が開ける。小ピークを2つほど越えて、下ったところに「塚ノ原古墳」左折の案内標。そこを直進すると道は尾根の左下を通るようになる。すかさず踏み跡もまばらな右上の尾根上を進めば、すぐに大穴山の三角点に到達。樹林の中で展望もないし、ヤブの中の山頂である。
(左)継子落としへはこちらから。(右)展望場所から見た継子落とし。
田ノ入峠にもどり、少し池田町側に下った「継子落とし・八代峠」を示す標柱から再び山に入る。10分ほどで目の前に奇景として知られる「継子落とし」の土柱が見える場所にたどり着く。土の円錐がきりっと立ち上がっているけれど、そこに近づくことは難しそうだ。そのまま八代峠に向かうよい道(案内表示あり)をしばらく辿り、アカマツ林の中の852標高点の小ピークまで行って引き返した。
(左)南鷹狩山へは前方の林道を進み、すぐに右手の尾根に取り付く。(右)南鷹狩山山頂の三角点。
次は車で北上し大町へ。市街東側の鷹狩山は山頂まで車で行けるが、その南にある、はっきりした登山道のない南鷹狩山を目指す。鷹狩山への途中の車道分岐点で「信州八坂村MTBツーリングコース12」の標識が目印。その脇の荒れた林道を40mほど進んでから右手の尾根上に登り、かすかな踏み跡をたどる。急な尾根を直登する。右手から顕著な尾根が合流すると、勾配は緩み左下に林道が見える。その先で右手に展望が開けた後、いったん鞍部に下って登り返す。再び右から尾根が合流すれば、左に林道終点の広場が見える。それを横切るようにして前方の高みに登れば、南鷹狩山の三角点が見いだせた。ヤブの中、展望はない。下山時には左に分岐する尾根に入らないよう注意が必要だ。