黒谷林道ゲート(駐車場)958-1030登山口-1101尾根にのる-1148分岐-1158白草山山頂1245-1253分岐-1305箱岩山山頂-1315分岐-1351尾根から下る-1426登山口-1455林道ゲート
(左)林道ゲートにある案内図。(右)林道歩きの後、右手の木橋を渡り登山道へ。ヒノキ林の中の登りとなる。
秋の晴天が続いている。以前、山頂付近の絶景の写真を見て気になっていた白草山。長野・岐阜県境にあるが登山道は岐阜県側からだけ。中津川から国道257号を北上して下呂市に入り、宮地で右折。案内標識にも導かれながら舗装の黒谷林道へと車を進める。心配していた駐車スペースも林道ゲート付近に何ヶ所かあり、遅い時間の到着だったが空きもあった。
林道ゲート前には登山案内地図がある。道すがら「あと〇km」の案内標もあり、目安になる。ゲートから約30分の林道歩きの後、木橋を渡って登山道に入る。沢沿いを少し上った後は、うす暗いヒノキ林の中、右へそして左へと長い斜上トラバース。道は歩きやすく急登というほどの箇所もない。ジグザグに登った後、尾根筋に出てヒノキ樹林帯から抜けると背丈ほどもある笹原の中を登っていく。右手の展望がところどころ開けるようになる。
(左)尾根に出ると笹原の中の登り。(右)右手前方に白草山山頂部の笹原が見えるようになる。
やがて、ヒノキの木の間越し右手に山頂部の笹原が眺められるようになる。白草山1kmという案内標識を過ぎ、左手に「三ツ岩」があらわれると勾配もゆるみ、間もなく樹林の中の箱岩山との鞍部(分岐)に到着。ここからは一気に開けた笹原の中の道を山頂まで緩やかに登る。正面には白煙を上げる御嶽山の姿が大きい。
分岐から10分ほどで白草山山頂に到着。風が強くてじっとしていると寒い。展望は360度。御嶽山が展望の主役だが、その左には乗鞍。先日登った小秀山が目の前。さらに右手には遠く恵那山が存在感を示していた。鞍部(分岐)まで戻ってから、箱岩山にも登る。箱岩山は西側の展望だけが開けていた。分岐に戻り往路を下山した。急登や危険な個所もなく、家族連れでも楽しめる山。山頂部の展望は素晴らしかったが、ヒノキ林と笹原の山なので、紅葉はほとんど楽しむことはできなかった。
(左)白草山山頂。背後には白煙をあげる御嶽山。(右)白草山から見た箱岩山。