林道水晶線・芝峠下958-1003芝峠-1047大峰山1057-1126水晶山-1136芝峠-1206大道山1214-(林道)-1232芝峠下
(左)「芝峠へ」という道標がある登山口。(右)尾根上に登りつくと芝峠。
いつまでも寒気も雪も訪れない。坂城の里山歩きに出かける。坂城IC入口直前を左に曲がり、標識に従ってダートの林道水晶線へ。落石と木の枝で道幅が狭い箇所があり、軽四駆でないと厳しい道。4~11月には途中で通行止めになるらしい。途中「芝峠へ」という道標を見ながら、延々と進む。
林道が分岐する箇所に車2~3台の駐車スペースがあり、前方の尾根に向かう登山道入口に「芝峠へ」の標識がある。右へトラバース気味に登れば5分ほどで芝峠。大峰山/大道山を示す標識がある。まず、右の大峰山へ。水晶山への道を2回分岐して直進、緩やかに登る。最初の小ピークは赤松に囲まれ、入山禁止のテープが道脇に張られている。その先に登り返すあたりは雑木や白樺の林相が美しい。道はよく踏まれている。
(左)大峰山への登り。(右)西側の展望が開けた大峰山山頂。蓼科山が見える。
小ピークを右に曲がり大峰山山頂へ。祠がひとつあり、西側の展望が開けている。雲が多いので、蓼科・八ヶ岳あたりは認められるものの他は雲の中。右手はカラマツの木々に邪魔されて、北アルプスが見えにくい。芝峠まで戻る。途中、案内標識に従って水晶山に立ち寄るが、松林の中で展望はない。
芝峠から大道山へと向かう。右手を回り込んで尾根にのり、小ピークをひとつ越えて赤松の多い大道山へ。山頂では祠と三体の石像が坂城の町を見下ろしている。西側が切り開かれ北アルプスが眺められる。大道山は西側直下に林道が到達している。この林道をたどって、駐車場所まで戻った。年末近いのに里山には雪もなく、晩秋の趣き。そんな風情を楽しんだ。
(左)大道山山頂から北アルプスの展望。眼下に坂城の町。