長野周辺では相変わらずまとまった積雪がないため、わが家から最寄りの飯綱高原スキー場などは、いまだにオープンできない状態が続いている。むしろ人工降雪に頼ることが多い白樺湖周辺のスキー場の方が滑れるコースが多いようだ。『ブランシュたかやま』の「全リフト稼働」の文字にひかれて滑りに出かけた。
(左)クワッド乗場前から。(右)ゲレンデトップ(大笹峰)から蓼科山・八ヶ岳を望む。
ゲレンデ中腹の駐車場に車をとめる。駐車場には県外ナンバーの車が多かった。しかし、ゲレンデはさほど混雑はしていない。リフトはガラガラでもなく、待ちもない。周辺の山々やコース外にはほとんど雪がないけれど、ほとんどのコースが滑走可能となっていた。おもに第2・第3リフト沿いの中斜面で滑ったが、人工雪特有の固いバーンに慣れるまで少し時間がかかる。青空が広がり、ハイキングで訪れたこともあるゲレンデトップの大笹峰からの眺望は素晴らしく、蓼科山・八ヶ岳、さらには富士山までが見えた。
スキーヤーズオンリーなのも気持ちがよい。スノーボードとスキーはまったく動きが違うので、同じゲレンデで滑るのは危険だと思っている。ストレスを感じることなく快適に滑ることができた。音楽を流していないので、落ち着いたよい雰囲気になっていると思う。近年、スキーヤーズオンリーのスキー場は減少傾向にあるけれど、頑張ってほしいと思った。(シニア半日券:2,500円)
(左)クワッド終点付近。(右)第4リフト沿い。前方には以前登山した高松山と虫倉山。