象山神社(長野市松代町)830-850象山855-938「683峰」南側-1005「815峰(鞍骨山東JP)」1016-1045御姫山-1108大嵐山(杉山)1142-1205戸神山1210-1238「百瀬・鏡台山」案内板-1257鏡台山登山道に合流-1324林道に出る-1348鏡台山倉科登山口1353-1409更埴大峰山1419-1442「33号鉄塔」-1511観龍寺(千曲市森)
(左)象山山頂。(右)815ピーク(JP)。後方に見えるのは鞍骨山。今日は反対の方向に。
暖かな日が続いている。松代から更埴方面にかけての里山歩きに出かける。象山神社から西に進み、尾根に登る。尾根上の配水池を過ぎて象山山頂へ。明るい雑木の尾根道は水道施設・電波塔を過ぎて、赤松の急登となる。683ピークは踏み跡に従って左側を巻いて、その先さらに勾配が増す。右手の木の間越しに妻女山方面の尾根を見渡せば、815mピーク(JP)は近い。樹林に囲まれたJPより右へたどれば鞍骨山方面。今日は左へ。
うってかわって緩やかな尾根道。小ピークをひとつ過ぎれば、右手前方に整った御姫山の山容が見える。御姫山の山頂も樹林の中。そこから大嵐山にかけては雑木の気持ちよい尾根道が続く。落葉した雑木が取り囲み明るい大嵐山の山頂には、「杉山」という山名標が立てられていた。松代側と倉科側など麓の集落によって呼び方が違うようだ。尾根道はここで左折。数分も行けば、左から上ってきた広い作業道に合流してしまった。
(左)御姫山から大嵐山にかけては気持ちよい落葉の道。(右)大嵐山(杉山)山頂。
軽トラも走れそうな作業道は尾根上を進む。カモシカの姿をみかけ、その先の小ピークの左を巻いた後、今日唯一といってよい展望地に出る。右手が開け、姨捨山方面を望む。雲が多く遠景は霞んでいる。その先で右手に入った樹林の中が戸神山山頂と思われるが、山名を示すものは何もなかった。作業道にもどり、緩やかな赤松の道を淡々と進む。熊笹が足元にあらわれる頃、左と右に林道が分岐するが、尾根に近い中央の道をたどる。やがて右手に「百瀬・鏡台山」を示す道標があらわれる。鏡台山を示す道に入れば、山腹の北側をトラバースするため雪が深くなる。といっても数センチくらい。前方の尾根に向かって右手に登っていけば、倉科からの鏡台山登山道に合流。今日は右の倉科側へ下る。
(左)作業道に出た後、本日唯一の展望地。(右)作業道から鏡台山を示す道標に従って右へ。雪の残る山腹北面を巻いて行く。
ヒノキと赤松の中、歩きやすい道を緩やかにくだる。いったん、林道に出た後、案内板の箇所から再び山道に入り、倉科登山口に出る。以前、ここに車を置いて鏡台山まで往復したことがある(鏡台山・倉科コースの登山記録は→こちら)。今日は、そのまま尾根を直進するかたちで大峰山(更埴大峰山)へ。明るい雑木の尾根道をたどり、樹林に囲まれて薄暗い大峰山山頂に到着。以前、森の観龍寺から一度登ったことがある(以前の大峰山登山記録は→こちら)。
山頂から観龍寺への下山路が、前回同様、うまく見つけられない。赤テープに導かれるようにして赤松の尾根に入り、急降下したら33号送電鉄塔の下に出た。考えていたよりひとつ南側の尾根を下ってしまったようだ。送電線巡視路と林道を通って本来のルートにもどり、観龍寺へと降り立った。展望の利かない山域ではあるけれど、ところどころ気持ちのよい雑木の尾根道を楽しむことができた。
(左)鏡台山倉科登山口から大峰山へは気持ちのよい道がづく。前方は樹林の中の大峰山山頂。