2016年04月24日

金松寺山~天狗岩(松本市)

金松寺の先・林道獣柵前駐車840-928林道終点933-1040巻道分岐-1053金松寺山1058-1120小ピーク[1730m]-1203天狗岩山頂1253-1319金松寺山西側分岐-(巻道)-1328北側分岐1332-1413林道へ出る-1456駐車場所

松本平の西端に乗り出すような山容の金松寺山。古刹・金松寺ウラの里山といった風情だが、さらに西にある天狗岩を結んで歩けばなかなかの山行となる。

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(左)金松寺の先の獣除けゲート(開閉可能)。脇に3台ほどの駐車スペース。(右)林道終点。道標に従って右手の山道に入る。

旧波田町の大久保集落を過ぎ金松寺の横を通って、すぐ先の獣除け柵の前に駐車。3台ほどの駐車スペースがある。柵は開閉でき、その先にも数台の駐車スペースはある。舗装林道を10分ほど歩けば、鍵付きのゲート。ここからはダートの林道をたどる。倒木が何箇所も道をふさいでいるが歩くのに支障はない。林道終点からは道標に従って右手の山道へ。

沢沿いに登った後、水道水源の標識で右折。右手から高巻いて源頭の上部を越える。その先に少々超えるのに苦労する倒木。道は沢を離れ、大きく折り返しながら適度な傾斜を続けて山腹を登っていく。よく踏まれ歩きやすい道。周囲は手入れの行き届いたヒノキ林。送電巡視路の案内板とともに登山道を示す標識も数箇所。獣除けの扉も2箇所。右への長いトラバースがあって唐松林になると、金松寺山山頂への尾根道と巻道の分岐。往路は左折して直登し、金松寺山の山頂へ。

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(左)ヒノキ林の中を登る。途中、獣除けの扉が2箇所。(右)金松寺山山頂。樹林の中で展望はない。

金松寺山山頂には山名標もなくベンチが樹林の中にたたずむ。金松寺山からは、暗いヒノキ林とうってかわって、落葉した唐松林と熊笹の明るい道へと雰囲気が変わる。おだやかに進んだ後、ちょっとした登りがあり1730m圏のなだらかな小ピークを越え、その後は尾根上にしばらく緩やかな道が続く。この季節なら左右に木の間越しの展望もあり、気持ちのよいところ。尾根はやや右に曲がり勾配が増す。稜線に登りつけば右手に一面の白樺林が広がる。

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(左)天狗岩への登り。右手に白樺林が広がり、気持ちのよい道が続く。(右)三角点がある天狗岩山頂。唐松の木の間から、鉢盛山・御嶽・乗鞍・奥穂などの展望。

最後は尾根上を一直線にたどるような急登で、山上台地の東端にたどり着き、ゆるやかに進めば左手に天狗岩。そのすぐ先に三角点のある天狗岩山頂。天狗岩からは眼下に松本平、目の前に鉢盛山が大きく、右に雪を被った御嶽・乗鞍。場所を山名案内板のある三角点に移すと、そのほかに北西に涸沢カールが霞み、奥穂がぼんやりと見えた。

下山は往路を戻った。途中、金松寺山には寄らず北西側の巻道を使う。途中出合った登山者は2組だけ。天狗岩からの展望は薄雲がかかっていまひとつだったが、晴れていれば素晴らしいのだろう。金松寺山から天狗岩への道は明るく、気持ちよく歩くことができた。

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(左)天狗岩から松本平を見下ろす。雲が多く展望はいまひとつ。

竜島温泉[せせらぎの湯](松本市)

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金松寺山からの下山後は上高地方面に向かい、国道158号から梓川の対岸に少し入った竜島温泉で汗を流す。ずいぶん前に一度来た時の記憶では、円型の浴槽があったと思ったが、浴槽の形は変わっていた。改装されたのか、小奇麗になったような気がする。

浴室内には洗い場が10箇所とジャグジーのある浴槽。こちらは循環。室外(露天)に3~4人入れる木製浴槽があり、こちらは源泉掛け流しでヌルスベ感のある泉質が感じられる。ただ、以前来たときはもう少し泉質を強く感じたような気がしたが。季節によっては観光客も多いのだろうが、今日は地元の人が多い様子。適度な混み具合といったところ。梓川をはさんで対岸の里山の風景が見える。(おとな入浴:510円)
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(安曇野・松本・筑北) | 更新情報をチェックする