2016年10月16日

<東北遠征> 磐梯山 (福島県磐梯町/猪苗代町)

磐梯山ゴールドウェイ・八方台登山口905-925中ノ湯跡-1038弘法清水1055-1125磐梯山1145-1212弘法清水1302-(お花畑)-1317分岐-1414中ノ湯跡1424-1448八方台登山口

観光も兼ねて家人と裏磐梯へ出かける。初日は会津の名峰・磐梯山への登山。最も短時間で登れる磐梯山ゴールドウェイの八方台からのルートを選ぶ。秋晴れの日曜日なので八方台の駐車場は満杯。多くの車が前後の路側にとまっている。係員の指示に従いその列の中に駐車する。こうした係員を配備した対応はありがたい。

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(左)八方台登山口。(右)中ノ湯跡。廃墟の温泉宿があり、その前には天然の足湯が楽しめる池。

多くのグループと前後しながら、ブナ林の中を歩きはじめる。中ノ湯跡までは幅の広い緩やかな道。中ノ湯跡は昔の温泉宿の廃墟があり、周囲には湯が湧き出し硫黄臭が漂っている。前方の景色が開けて山頂が見えた。すぐに左に裏磐梯スキー場からの道をあわせて緩やかな道を行くと、その先は岩まじりの急登が続く。

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(左)弘法清水の東側には広場がある。(右)磐梯山山頂直下から北側の展望。裏磐梯の湖沼群と西吾妻山。

樹林帯の中、展望はないがところどころ左手の木の間越しに檜原湖方面が開ける。その先は尾根の右下を行くトラバース気味の道。紅葉もところどころ。進んでも標高をあまり稼いでいないのが気になる。前方に見えはじめる山頂部は、ますます高くなるように見える。登りが少し厳しくなった後、傾斜は緩みお花畑への分岐。右に緩やかに進めば、弘法清水の水場に到着。売店の小屋が2軒建ち、携帯トイレも用意されている。

小屋の東側が広場になっていて、北側の展望が広がる。天気は快晴。間近には噴火口跡や荒々しい岩壁、向こうには裏磐梯の湖沼群、遠く吾妻連峰や安達太良山、飯豊連峰の山々。弘法清水の脇から、山頂への急登となる。足元は段差が大きく登りにくい。左右にあらわれる展望に気を紛らわせ、30分も登れば三角点と祠がある磐梯山山頂。

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(左)磐梯山山頂。南側には猪苗代湖が広がる。(右)弘法清水から少し下り、お花畑方面へ周回する。

磐梯山は独立峰なので360度の眺望。いままで見えなかった南側には猪苗代湖が広がっている。西側直下に売店が建つ。ざっと数えたところでは、山頂にいる登山者は200人ほど。大変な賑わいだ。弘法清水まで下ってから広場でゆっくり休憩。北側直下の道を半周して噴火口の際を歩き、お花畑(この季節には花はない)を経由してもとの道に戻り、往路を下山した。

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(左)お花畑付近から見上げた磐梯山の山頂部。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(東北・北関東) | 更新情報をチェックする