2017年02月25日

岡谷高尾山(岡谷市)

東雲閣(登山口)1003-1020高尾山(女高尾山)1034-1119展望公園(塩嶺王城パークライン)1130-1151三郡の辻-1157しだれ栗・展望台1232-1256男高尾山1304-1318鈴ヶ入-1333東雲閣

高尾山といっても有名な東京西郊のそれではなく、岡谷市街地の西に位置する里山。調べていたら、偶然にも数か月前の山岳雑誌に掲載されていた。地図上の高尾山は女高尾山とも呼ばれ、その西側隣に男高尾山もある。両方をつないで塩嶺王城パークラインの稜線も組み合わせれば、それなりの道程となるようだ。

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(左)登山口にある四阿風の東雲閣。登山口は前方左側。(右)高尾山山頂から諏訪湖・蓼科・八ヶ岳の眺め。

岡谷市街から辰野方面に向かい県道14号を南下。鶴峰公園の標識を見て右に細い道を入り登っていくと「高尾城跡」の案内板に導かれて、東雲閣という四阿風建物の前に到着、車をとめる。少し戻って左に入ると登山口の標柱。鳥居をくぐり、その先は赤松林の中をジグザグに登る。○合目の標柱が続き20分ほどで高尾山(女高尾山)山頂に。

山頂は東側が切開かれ、眼下に諏訪湖、その向こうに蓼科・八ヶ岳。山頂広場の石祠の裏に踏み跡を見つけ凍り付いた北斜面を下る。凍結した急斜面に思わず一時、軽アイゼンをつける。痩せた吊尾根を渡り、林道から左折し赤松林の防火帯を直線的に登る。本日唯一の登りらしい登り。やや左にトラバースして塩嶺王城パークライン(舗装道・冬期閉鎖)に登りつく。一帯は公園に整備され展望は素晴らしい。北・中央・南アルプスから八ヶ岳。

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(左)防火帯の登り。(右)展望公園からの北アルプスの眺め。

車道の左に沿うように中部北陸自然歩道が付けられていて、緩やかな道に雪を踏みながら南下する。野鳥観察らしい人々が車道を歩いている。少しの登りで樹林の中、石祠のある小ピーク「三郡の辻」。階段状に下って小野峠、林道を横切って登っていけばシダレ栗群生地。鉄製の展望台があり、その下でゆっくり休憩。展望台上からは、やや樹林が邪魔だが四周が見渡せる。

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(左)塩嶺王城パークラインの左に沿って中部北陸自然歩道がつけられている。(右)シダレ栗群生地とその傍らには展望台と四阿。

小野峠まで戻り、林道高尾山線を北東に進む。男高尾山を示す標識を右折、アカマツ林の水平道を男高尾山へ。送電鉄塔の草地手前あたりが最高点と思われる。展望もなくあっけない感じ。凍結した北面の急下降は危ないので林道まで戻り、雪の谷間の道を鈴ヶ入へ。その先は沢沿いの道を、堰堤を脇に見て下れば意外と早く東雲閣に下りついた。

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(左)男高尾山山頂。鉄塔の下に草地はあるが、展望ははかばかしくない。

ところどころ展望が開ける場所があり、思っていたよりも楽しめた。稜線の舗装道は夏場には車で走れるし、赤松の多い低山であることを考えると、展望のよい初冬早春あたりが適期だろうか。途中出会った登山者は女高尾山登路で1組、パークウェイで野鳥観察会の10人ほど。林道が交錯するなど、わかりにくいところがあるので、地図を確認しながら歩きたい。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(諏訪伊北) | 更新情報をチェックする

矢木温泉(下諏訪町)

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岡谷高尾山から下山後は、やはり諏訪周辺の温泉に入りたい。下諏訪の矢木温泉に向かう。国道20号沿いに看板が出ている。10台ほどの駐車場があるので訪れやすい。下諏訪町内の温泉銭湯的な施設のひとつ。

タイル張りの浴室に、こうした施設としては広めの湯舟。カランは8箇所。周辺には激熱の湯も多いけれど、ここは適温。無色無臭の湯が掛け流されている。湯にはややぬめり感を感じた。入浴しているのは地元の顔見知りばかりといった感じだった。ゆっくりと温まることができた。(おとな入浴:230円、石鹸・シャンプーなどは備え付けられていない)
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(諏訪) | 更新情報をチェックする