2017年03月25日

鹿教湯富士[富士山](上田市)

高梨集落最上部(駐車)1003-1043市峠-1108鹿教湯富士1123-1142市峠-1208「1009ピーク」1223-1251梅の木峠1256-1330穴沢集落-1405高梨集落最上部

鹿教湯温泉の後ろにそびえる変哲もない里山。山ガイドなどでは「富士山」の呼称が多いが、日本一の山と区別するためここでは「鹿教湯富士」としておく。里山としての魅力は期待以下でも以上でもなかった感じ。一帯は松茸山なので、その季節の入山は控えたい。道標などないものの赤テープが終始目印になる。

170325DSC02603.JPG 170325DSC02610.JPG
(左)古い峠道には石仏が佇む。(右)石垣も積まれた古い峠道。ジグザグの登りで市峠へ。

国道254号から鹿教湯入口の直前で右折し高梨集落に入り、最上部の廃屋跡地らしき空地に駐車させてもらう。獣除け柵から沢沿いの道を進む。墓地の先で沢を離れ右の山腹へ登る。左へトラバースしてから山頂へ直登する尾根を回り込んだ後は、山腹を右へずっと斜めに登っていく。古い峠道らしく石仏が見られ、歩きやすい広めの道が続く。途中、道が崩れがちのところも。最後は左の山腹をジグザグに、積まれた石垣を見ながら登れば市峠に到着。

市峠には案内標などはなく、塩田側に道が下っている。左(西)の尾根に取り付く。小ピークをひとつ過ぎ、左手に展望が得られるところが一箇所。落葉で滑りやすい急斜面を木枝に捕まりながら登り、右にトラバースすれば山頂の一角に。平坦路を右にすぐで樹木に囲まれた鹿教湯富士の山頂。三角点と石祠があり、木の間からわずかに鹿教湯方面を見おろせる。

170325DSC02625.JPG 170325DSC02632.JPG
(左)山頂への後半は急登が続く。(右)三角点と石祠がある鹿教湯富士の山頂。前方には鹿教湯温泉街が見おろせる。

このまま下山してもあっけないので、稜線を東に梅の木峠まで歩いてみた。市峠から東へ向かう尾根上には踏み跡と赤テープがある。途中、1008ピーク前後は落葉樹の明るい尾根で気持ちがよい。ただ、その先は松茸山のテープと滑りがちな急降下が続き、展望もないので、お勧めするようなルートでもない。馬頭観音がある梅の木峠で右折して、広い峠道を穴沢へと下る。穴沢から国道254号沿いに歩いて駐車場所に戻った。

170325DSC02651.JPG 170325img001.jpg
(左)1008ピーク付近は明るい雑木林。

鹿教湯温泉[町・高梨共同浴場](上田市)

170325DSC02673.JPG 170325DSC02675.JPG

鹿教湯富士からの下山後は、やはり鹿教湯の温泉に入ってから帰りたい。いろいろな温泉ブログなどで紹介されている「町・高梨共同浴場」へ。わかりにくい場所にある。丸子方面から国道を鹿教湯温泉街に右折し、右手に火の見櫓があるところを左手の路地に入る。駐車場はない。基本的には地元のための共同浴場でシンプルな造り。地元民以外は入浴料200円を料金箱に入れる。

新鮮な湯がライオン型の湯口から掛け流し。源泉5本の混合泉とのことだが、かすかな硫黄臭がする。適温で気持ちがよい。洗い場も2つあるが当然、石鹸などは備え付けられてはいない。浴槽は5人ほど入れる大きさのもの。浴感はやはり素晴らしい。
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉(上田・小県) | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

岩殿山(筑北村)

岩殿寺900-940林道終点-1000九頭龍社-1030岩殿山奥の院(三社権現)1042-1107別所分岐-1140岩殿山(三角点)1220-1247分岐-1300遥拝所1305-1330菖蒲沢分岐-1358別所登山口-1423岩殿寺

「信州ふるさと120山」にも名を連ねる筑北の信仰の山。ガイドブックの記載からは修行の山として岩場が多いとの印象を持っていた。しかし、道はしっかりして岩場で進退に窮することはなかった。北アルプスの展望もところどころ。全体的に赤松林の山ではあるけれど、葉を落とした明るい雑木林の尾根道も楽しむことができた。

170320DSC02343.JPG 170320DSC02352.JPG
(左)最初は沢沿いの道。(右)大岩の九頭龍社。ここから沢を離れジグザグの急登。

岩殿寺の広い駐車場に車をとめ、すぐ先の橋を右に渡って林道を進む。寺沢ダム湖を過ぎ、堰堤の前で林道終点。少し手前に5台ほどの駐車スペースがある。堰堤を右から越え、アルミの梯子を登り、その先は左下に沢を見て斜上トラバース気味に登る。落葉が厚く積もり、道形もところどころ崩れがち。アルミの橋で沢の左に渡りひと登りで大岩の九頭龍社へ。

170320DSC02365a.JPG 170320DSC02368.JPG
(左)本堂跡。奥の院へは前方の岩の間を進む。(右)岩殿山奥の院(三社権現)。大きな岩に抱かれるように社がある。

道は沢を離れ右手をジグザグに登る。尾根上に出て明るくなってくる。大岩の雷神社や岩造五重塔など、説明板もある。左にトラバース気味に進んで稜線に出たところが昔、本堂があったと案内板がある小広場。稜線の北側に回り込む道を進むとすぐに大岩に抱かれるように奥の院(三社権現)の社がある。本堂跡まで戻り稜線を南下する。天狗岩にはステップが切られ、鎖を頼りに登る。

170320DSC02379.JPG 170320DSC02382.JPG
(左)天狗岩のクサリの登り。(右)天狗岩の上からの北アルプスの展望。

天狗岩の上からは北アルプスの展望が素晴らしい。その先は岩の間のテープマークを頼りに下る。鞍部から少し登り返すと別所からの登山道が合流。急登の後、傾斜が緩むと細い岩稜を渡る箇所があり、左手・四阿屋山方面の展望が開ける。緩急の登りが続くが、何箇所か大岩を巻く場所はテープマークなどを頼りに慎重にルートを見定める必要がある。

170320DSC02395.JPG 170320DSC02400.JPG
(左)山頂へやせた岩稜を通過する。(右)岩殿山山頂(三角点)。展望はあまり得られない。

たどり着いた岩殿山山頂は樹林に囲まれて展望はすぐれない。木の間越しに北アルプスや奥の院方面の山並み。下山は分岐まで戻って別所への道をとる。赤松林の後、気持ちのよい雑木の尾根を下れば遥拝所。奥の院方面が切開かれている。沢の源頭を横切り、緩い登りで872ピークを右から巻くと荻道祖神の石碑。道がやや広くなって左に廃屋を見る。

170320DSC02422.JPG 170320img001.jpg
(左)遥拝所からは正面に奥の院方面が見える。

その先でも左下の谷に廃屋が見える。地図上、「日影」と記されている集落だろう。いつ頃のものかわからないが、こんな山間での暮らしは想像するのが難しい。ジグザグに下って火の見櫓がある別所登山口に降り立つ。あとは車道を歩いて岩殿寺まで戻った。展望の開ける岩場もあり、里山の楽しさも感じさせる山。途中出会った登山者は1名だけだった。
posted by 急行野沢 at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(筑北・長野西山) | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

富士嶽山[平井寺トンネルから](上田市)

平井寺トンネル上907-954稜線(平井寺峠東)1000-1035富士嶽山(三角点)1045-1105富士嶽神社奥社のピーク1147-1230富士嶽神社裏の登山口-(車道:奈良尾・平井寺集落経由)-1335平井寺トンネル上(車を回収)

塩田平の南東に位置する里山。春めいてきて里山に登るにはよい季節。少々変化をつけて平井寺トンネルから平井寺峠付近を経由して、南西側の尾根から登ってみた。上田市街方面から南下し、平井寺トンネル料金所の直前を右折し林道に入る。独鈷山への道から左に曲がった平井寺トンネルのちょうど上あたりの路側余裕箇所に駐車し、林道を歩きはじめる。

170318DSC02233.JPG 170318DSC02246.JPG
(左)平井寺トンネルの上を越える林道を歩く。(右)沢を詰めて前方の稜線をめざす。道はない。

車が入れるのは500m程先までで、その先は荒れた林道。沢の左を進むと細い踏み跡に。沢の二股にテープがあり、左の山腹に登ってみるが、やがて涸れ沢に降りる。次の二股も右手の沢の左側を登り、沢に降り正面の稜線に向けて涸れた沢の中を登る。結局のところ、平井寺峠の方向を見定めて涸れた沢を登りつめればいいのだが、この間、はっきりした踏み跡やテープマークは期待できない。

170318DSC02257.JPG 170318DSC02264.JPG
(左)赤松の急登からやがて雑木の明るい登りへ。(右)樹林に囲まれた富士嶽山山頂(三角点ピーク)

作業道を横切り最後はやや右手の稜線に登り詰める。地図上の平井寺峠よりも少し東に登りついたようだ。左正面の小ピークを左に巻いて鞍部に出る。その先は赤松の尾根を急登する。踏み跡は入り乱れているが、尾根を進めば問題ない。小ピークを右から回り込むあたりからは雑木の気持ちよい登りに。傾斜が緩んで三角点のある富士嶽山山頂に到着。落葉樹に囲まれ、展望は得られない。

170318DSC02280.JPG 170318DSC02285.JPG
(左)富士嶽神社奥宮のピークからは展望が広がる。眼下に塩田平。遠く北アルプスが霞む。(右)四阿山・浅間山方面の展望。

北東に痩せた尾根をたどった後、小ピークを右折して雑木の中の急降下。檜・赤松の登りの後に、ススキを掻き分けて富士嶽神社奥社のあるピークに到着。ここからは東・北・西方向の展望が開ける。塩田平を挟んで、四阿・湯の丸・浅間。左手には子檀嶺山の向こうに北アルプスが霞んでいる。

下山は一般ルートである北側の尾根を下った。トラロープが配置されているが、とにかく急坂が続く。いったん緩んで岩がちなヤセ尾根を下る。「石造薬師坐像」の案内柱を過ぎ富士嶽神社裏手の登山口に降り立つ。富士嶽神社から奈良尾、平井寺の集落内の車道を歩いて平井寺トンネルに戻り車を回収した。今回の登りルートは道形がないといっていい。テープマークもほとんどない。地図を見て地形を判断して登らなければならない。

170318DSC02296.JPG 170318img001.jpg
(左)富士嶽神社裏の登山口へ下山。

2017年03月11日

<飛騨遠征> スターシュプール緑風リゾート ひだ流葉(岐阜県飛騨市)

調べていたら「ひだ流葉」は金曜日に限りリフト1日券が1,000円だということが分かった。隣県の未踏破スキー場でもあり、日程を調整して遠路滑りに出かけた。曇り空に時々雪が降る天候。スノーボーダーが多いイメージがあったが、スキーヤーもそれなりにいて安心。平日なのでやはり空いていた。3月に入り、雪が少々重いのは仕方ない。

170310DSC02155.JPG 170310DSC02159.JPG

飛騨エリアの中では規模の大きなスキー場というイメージがあった。実際に滑ってみると、ちょっと無理に規模を広げすぎた感じも受けた。下部にはペアリフトがかかる広大な気持ちよいバーンが2つ、上部には景観のよい2本のペアリフト沿いのコース。上部のゲレンデは比較的雪質はよいのだが、クワッド・ペアを乗り継いだあと、その入口は少々歩かなければならないのが面倒。上部と下部の間を結ぶ尾根沿いのコースは狭い箇所が多く、いまひとつ楽しめなかった。

もう少し華やかなスキー場を想像していたけれど、ローカルな雰囲気の方が強く感じた。ゲレンデを取り巻く食堂・宿泊施設には閉鎖されているものも点在していた。(金曜限定リフト1日券:1,000円)

170310DSC02150.JPG 170310DSC02136.JPG
posted by 急行野沢 at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | スキー岐阜県 | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

三水城跡~摺鉢山~三ツ頭山~半過城山(坂城町/上田市)

十六夜観月殿下841-920狐落城跡-939三水城跡-1037摺鉢山1045-1124林道-1143三ツ頭山1215-1244北尾根-1307半過城山1312-1350半過城山登山口(半過林道)-(車道:県道77号他経由)1503十六夜観月殿下

以前、摺鉢山は室賀峠から、三ツ頭山は直下の林道から登ったが、ちょっと短絡的すぎたと思っていた。坂城の網掛集落から三水城跡を経る尾根を登れば、それなりの充足感が得られるのではないかと興味をそそられていた。下山ルートは、これも以前登った半過城山を経由しようと考えた。

170305DSC01977.JPG 170305DSC01999.JPG
(左)十六夜観月殿への登り口。三水城跡の案内もある。(右)狐落城跡。

坂城町千曲川西岸にある十六夜観月殿の入口付近の路側余地に駐車。石段を登り絶景の観月殿の脇を経て階段状の登りから大きな尾根にのれば、左手木の間に千曲川を見おろしながらの登りに。トラロープの滑りやすい急坂で小広場の狐落城跡。前後に空堀がある。その先も気持ちいい落葉の尾根の登り。トラロープの急坂を登り空堀の先、三角点のある三水城跡へ。ほぼ360度の絶景が得られるが、今日は薄雲が多く遠景は霞んでいる。

170305DSC02015.JPG 170305DSC02034.JPG
(左)絶景が広がる三水城跡。(右)摺鉢山山頂。

空堀をいくつか過ぎ、小ピークの登り下りを経て比較的緩やかに尾根を登る。右から尾根沿いの道をあわせるあたりから、次第に赤松が多く薄暗くなる。前半が明るく気持ちよい雑木の尾根だったので少々興ざめ。ほどなく室賀峠からの道に合流。左折して残雪の急坂を登って摺鉢山へ。この季節だから前回ほどヤブがかってはいないが、展望は三ツ頭山方面など木の間にわずか。

170305DSC02038.JPG 170305DSC02053.JPG
(左)摺鉢山から東へ下った鞍部はやせ尾根状。(右)山頂らしくない三ツ頭山山頂。

三ツ頭山への歩き始めは、はっきりした踏み跡は期待できない。テープのある箇所から真東に見える小ピークとの鞍部を目指して斜面を下れば、少しずつ道形は整いやせ尾根の鞍部へ。作業道の急登で小ピークを越え、左手に採石場跡らしい窪地を見て、その際の鞍部に降り立つ。南東方向にジグザグにひと登りした後、小ピークを右に巻いて進めば林道に飛び出す。反対側斜面にテープを見つけて尾根に取り付くが、やがて道は広がり足元はイバラが茂りがち。最後は右手の作業道に移って山名標もない三ツ頭山山頂へ。

前回も感じた通り、およそ山頂らしくない。東に進むと防火帯の切開きから半過城山方面が見渡せる。ここで休憩。ここからは赤松林の防火帯を淡々と進む。歩きやすいが面白味はない。急降下の後、ゆるやかに登り返して半過城山の北尾根へたどり着き右折。3つほど小ピークを越えて、北尾根を登る。周囲は赤松・唐松や常緑樹だが、ときどき右手の展望が開ける。半過城山の山頂は樹林の中で展望皆無。

170305DSC02059.JPG 170305DSC02078.JPG
(左)三ツ頭山山頂東から防火帯の向こうに半過城山。(右)樹林に囲まれた半過城山山頂。

半過城山からは東に向かい尾根を下る。ときどき左手に坂城方面の展望が開ける。ジグザグの下りから谷状の地形に降り、その先の送電鉄塔足元では上田方面の展望。南に下った後、左に雑木の中をトラバース。右折して巡視路らしい階段を東に下れば舗装林道に飛び出す。以前、半過城山に登った際に車をとめた場所だ。観月殿まで戻る交通手段がないので、車道(県道77号など)を歩いて、駐車場所まで戻った。

170305DSC02095.JPG 170305img001.jpg
(左)半過城山登山口。

山中、誰一人にも会わなかった。後半はやや単調な感じで、前半の三水城跡前後あたりが一番気持ちのよい道に感じた。摺鉢山まで登った後、帰路にもう少しよいルートがあればと思う。あるいは室賀峠から下山路を三水城跡方面にとるのがいいのかもしれない。