2017年04月30日

本高森山~前高森山(高森町/松川町/飯田市)

高森カントリークラブ奥・登山口835-952展望台957-1007前高森山分岐-1110本高森山1150-1227前高森山分岐-1342前高森山1347-1256前高森山分岐-1309展望台-1400登山口

高森町の町名はこの山に由来するという。この山への尾根をさらにたどれば、大島山・念丈岳を経て奥念丈岳で中央アルプスの主稜線へと至る。私の脚力で日帰りでは本高森山までが限度か。全体に展望にすぐれないけれど、本高森山山頂では意外にも南アルプスの展望があり、この季節なら木の間越しにも山々の姿が見える。赤松・唐松のやや単調な登りに終始するきらいはあるが、道は終始歩きやすく道標も整備されている。

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(左)登山口。奥に車3台ほどの駐車スペース。(右)前半は赤松林の尾根を登る。

高森カントリークラブの脇を抜けて林道を進むと、右手に登山口の標識がある。3台分ほどの路側余裕スペースに駐車。杉林をジグザグに登り支尾根にのり、赤松林の尾根にやや溝状の歩きやすい道。主尾根にのり1206三角点の下を過ぎ、左を巻いて右へ尾根に復す。緩やかな道がジグザグの急登になった先、標高1350mあたりで周囲は赤松林から唐松と熊笹へ。

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(左)展望台から伊那谷・南ア方面。(右)前高森山分岐。周囲は唐松と熊笹。

再び左へトラバースしジグザグの急登の先に、登路途中唯一の展望地。道が左折する箇所で、右手・伊那谷方面がやや開けている。緩やかに進んで鞍部状の前高森山分岐。道標が各方向を示している。右折して進む道も唐松・熊笹に囲まれ、小ピークを2つほど越えて行く。まだ葉をつけない唐松越しに周囲の景色くらいはわかる。急登の先の2つ目の小ピーク付近からは亜高山性の針葉樹やダケカンバが増える。

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(左)標高があがるとダケカンバや針葉樹林に。(右)本高森山山頂直下の登り。

ダケカンバの林を過ぎると道に残雪があらわれる。雪を踏んで本高森山の山頂に到着。展望は期待していなかったが、南東側が切開かれて笹原の向こうに伊那谷、遠く南アルプスの展望。ただ今日は気温が高すぎて南アは霞んでいる。北側は木の間越しに大島山・烏帽子岳方面、そして雪をまとっているのは中央アルプス仙涯嶺か。上澤新道が大島山方面に続いている。

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(左)本高森山山頂。北側木の間から大島山・仙涯嶺方面が見える。(右)本高森山山頂は南東側が切開かれ、伊那谷や南アの展望がある。今日は遠景は霞んでいる。

下山は往路を前高森山分岐まで戻って、分岐から前高森山に立ち寄った。道の左端の三角点を通過した先の山頂は、小広場で山名標があった。しかし、周囲は唐松林で展望は皆無。その先に道はなかった。分岐まで戻り登山口へと下山した。途中、出会った登山者は単独行者2人だけだった。

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(左)樹林に囲まれた前高森山山頂。
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信州たかもり温泉[御大の館](高森町)

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本高森山からの下山後は、やはり高森町内の温泉に入らなければならないだろうと考え、信州たかもり温泉[御大の館]で日帰り入浴。名前の由来は同町出身の元明大野球部監督・故島岡氏が「御大」と呼ばれていたことによる。

湯に温泉としての魅力は残念ながら乏しいが、小奇麗な施設で使い勝手はいいと思う。浴室・露天風呂、そして広い休憩室からも南アルプスの展望が素晴らしい。(おとな入浴:500円)
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2017年04月23日

夏焼山~兀岳(南木曽町/飯田市/阿智村)

木曽見茶屋900-950夏焼山1000-1020大平峠(木曽峠)1025-1055小黒川分岐-1125兀岳1210-1230小黒川分岐-1255大平峠1305-(車道)-1325木曽見茶屋

大げさにいえば中央アルプス南端部が伊那谷と木曽谷を分かつ山域。両山頂からは予想以上の展望が得られた。夏焼山へはしっかり整備された登山道だったが、兀岳へは今日は一部笹ヤブ漕ぎとなった。笹刈り後以外は一般登山には勧められないと思う。行き交う車は中京方面のナンバーが多い。南木曽岳を目前に望む木曽見茶屋脇の駐車スペースに車をとめ、少し大平峠方向に歩き左の登山道へ。

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(右)木曽見茶屋前の駐車スペース。

巻き気味に進んだ展望台はあまり展望がない。階段状に登って尾根にのり、緩やかに登っていく。パノラマコースという名がつく、整備され歩きやすい道。案内標識や熊追いの音を出す木が用意されている。この季節なら落葉の木の間越しの展望はあるが、前半部は檜・針葉樹・雑木の中でそれほどのパノラマはない。

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(左)夏焼山への道(パノラマコース)。正面の木の間越しに夏焼山。(右)夏焼山山頂からの展望。左から南木曽岳・御嶽・乗鞍。

標高1400m付近では木の間越し前方に夏焼山が姿を見せ、その先の階段状の登りでようやく展望が開ける。たどり着いた夏焼山は一部立木が邪魔するものの、ほぼ360度の絶景。残雪の御嶽・乗鞍が美しい。左に南木曽岳、右に摺古木山方面。振り返れば恵那山。兀岳方面の展望も楽しみながら笹原と落葉樹の気持ちよい尾根を進み、十字の分岐を右折し大平峠へ急坂を下る。

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(左)四阿や駐車スペースがある大平峠。左は夏焼山へ、右奥に兀岳への登山口。(右)大平峠から兀岳への登りは笹ヤブ漕ぎ。

四阿や駐車場がある大平峠は南側に兀岳登山道の案内板があり、その脇から登る。沢水が流れる道から、左に巻いて尾根沿いに登る。笹が道を覆う。1453ピークを過ぎるとさらに笹は濃くなり、笹ヤブ漕ぎの登りとなる。しかし道形ははっきりしマークもあるので迷う心配はない。

小黒川からの道をあわせ、左(東)に曲がる。小黒川への道は笹刈りがしてあるように見えた。ここからは歩きやすく気持ちよい道。緩やかに進んだ後、展望が開け右後方に恵那山が見える。檜林の急登から小ピーク下で右に曲がり、雑木や亜高山的な針葉樹林の中を登って兀岳山頂へ。山名標の文字はなぜか「禿岳」となっている。

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(左)兀岳への登りから振り返ると恵那山。(右)兀岳山頂からの展望。摺古木山、安平路山方面。

兀岳からは北側の展望が開け、摺古木・安平路など中央アルプス南端の山々が大きい。その左に乗鞍・御嶽。思っていた以上の眺望。下山は往路を大平峠まで下り、その先は大平街道(舗装車道)を歩いて木曽見茶屋まで戻った。途中、出会った登山者は2名だけだった。
posted by 急行野沢 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-下伊那) | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

あんずの里・森(千曲市)

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千曲観光局のホームページをチェックして、森のあんずが満開のようなので、例年のことではあるが家人と出かけてみた。昨年あたりにくらべると今年の満開の時期はずいぶん遅い。あんずの里観光会館の前を通り過ぎ、沢山川沿いの有料駐車場に車をとめる。ここから上平展望台までの緩やかな上り坂を歩いていく。ちょうど満開で見頃となっていた。

今日は暖かく、土曜日でもあるので多くの人が訪れていた。道すがら、あんず加工品などを売っている露店などをのぞきながら歩く。そのまま窪山展望台まで足をのばした。遠景は雲に霞んでいて、北アルプスや高妻山などを望めなかったのが少々残念だった。あんず祭りは明日までの予定だっだが、18日まで延長となったようだ。
posted by 急行野沢 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 季節の散策(花・湿原など) | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

高鳥屋山~梨子野山(飯田市/阿智村)

青木登山口928-1023梨子野峠1032-1054梨子野山分岐-1107松沢分岐-1137高鳥屋山1221-1247松沢分岐-1301梨子野山分岐-梨子野山(三角点探す)1320-(南東尾根下る)-1400青木登山口

風越山や座光寺富士・笠松山とともに飯田の西方に連なる里山。飯田まで行く価値があるかと思っていたが、登ってみると里山の魅力に溢れていて、標高の割には楽しめる山だと感じた。道は歩きやすく、一般ルートを行けば危険な箇所や急登もない(今回の梨子野山からの下山路には超急坂あり)。鳩打峠から梨子野峠へ縦走したいが、交通手段の確保が難しい。今日は青木からの往復登山とした。

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(左)青木登山口。道標に従い水路沿いの道に入る。

飯田山本ICで中央道を降り、北西の山中に車を進める。か細い舗装道を進み青木集落上の峠状の場所に出る。2台ほどの駐車スペースがあり、車をとめる。「梨野峠」を示す道標があり、振り返ると南アルプスの見晴らしがよい。道標に従い水路脇の広い道を進み、やがて沢筋を離れ左へ。檜林から赤松林の尾根にかわり、溝状にえぐられた道を登っていく。

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(左)梨子野峠。小広場の南側が切開かれて展望が得られる。前方には四阿もある。(右)梨子野山分岐への登り。明るい落葉樹林と熊笹。

古い峠道らしく、急勾配はジグザグに刻み歩きやすい勾配としている。左手の落葉樹越しに恵那山だろうか、少しの展望が得られれば、ほどなく梨子野峠に到着。四阿や説明板もある小広場は南側が切開かれている。「高鳥屋山」を示す道標に従って、右折する道を進む。小ピークの西側を巻いた後、尾根の左下を登る道はダケカンバ・ブナなども混在する落葉樹の美しい森林。

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(左)梨子野山分岐から松沢分岐への道。右・唐松、左・針葉樹林。(右)松沢分岐の先で左手の展望。遠く見えるのは安平路山か。

梨子野山分岐を直進すると、緩やかで歩きやすいよい道が続く。右は唐松林、左は雑木や針葉樹。ごく緩やかなピークを2つ越えて檜林の中の松沢分岐。緩やかに下った鞍部あたりは、左手が伐採後の植林幼木なのでところどころ展望が得られる。遠く雪をまとっているのは安平路山の方向だろうか。

高鳥屋山へは右をやや巻いてから左へ尾根上に復し、右・唐松、左・針葉樹・檜の登り。右から尾根を合わせ、山上台地に出て道は緩む。最後に少しの登りで高鳥屋山に到着。小広場の南側が切開かれて青いトタン屋根の小屋があり、眼下に飯田山本ICが見える。南アルプスの展望が嬉しい。場所を移しながら樹林を避けて山並を眺める。正面やや右は愛知県境の茶臼山。

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(左)高鳥屋山山頂。(右)高鳥屋山山頂は南側が切開かれて、南アルプスを展望できる。すぐ下には青トタン屋根の小屋がある。

下山は往路を戻り、途中の梨子野山分岐から左に進むと、およそ山頂らしくない唐松林の中に「梨子野山」のプレート。分岐する左の道を進み三角点を探すがなかなか見つからない。ようやく登山道の左奥(北東側)の笹の中に見つけた。そのままこの尾根を南東方向に下る。唐松林から赤松林の急降下へ。茸山の作業道らしく、松茸の季節は避けるべきだろう。少々ヤブがかるもののはっきりした道。最後は檜の植林地に出て、登山口に下りついた。途中、ひとりの登山者にも出会わなかった。
posted by 急行野沢 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山(伊那谷周辺-下伊那) | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

四阿屋山(筑北村)

東山登山口1055-1125権現池-1203四阿屋山1230-1252権現池-1307石造分岐-1317御嶽石造神像-1322石造分岐-1333登山口

冠着山・聖山とあわせて筑北三山というらしい。筑北の小盆地から南方角を眺めると、この四阿屋山が意外と大きなボリュームでそびえている。以前、北側の草湯方面から登ったがはっきりした記憶がない。雨模様の天気だったが、あらためて西の東山集落側から登った。

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(右)東山からの登山口。10台ほどの駐車スペースがある。

坂北駅前から東へ、東山集落を過ぎて畑地の中を進み、ゲートを開けて舗装林道へ。途中おもな分岐には「四阿屋山」の標識がある。登山口は10台ほどの駐車スペースと登山概念図がある。この図ではここは「坂北(中村)登山口」となっている。赤松林の道を進めば、すぐに尾根にのって右折。さらに右折して山腹を東に進むトラバース道となる。石造神像への分岐案内板を過ぎ、赤松の道が続く。

案内板のある「権現池」は水たまりのよう。その先で道標に従って、巻道から左折。ひとしきり登れば尾根にのる。下山時は直進しないよう注意。尾根のやや左を登ったあと、右へ進み尾根に復する。赤松林が途切れ、切り開かれた展望台。北アルプス山名板が小蓮華山から大滝山まで。その範囲の展望が得られるのだろうが、今日は一面霧の中。

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(左)権現池。水たまり程度の大きさ。(右)展望台。晴れていれば北アルプスの絶景が見えるらしい。

その先ひと登りで四阿屋山山頂。樹林に囲まれた広場に三角点がある。展望は木の間越しにわずかだろう。ここまで登山道にはまったく雪がなかったが、山頂部と北側斜面には雪が残る。北側から冷たい風が吹きつけるので、山頂北側下の社殿に併設されている避難小屋で休憩。下山は往路を戻り、途中、道標にあった御嶽石造神像に立ち寄った。

1時間余で登れる山で、途中、危険な場所も急登もない。ただ、ほとんど赤松林を歩くので、展望台以外ではほとんど展望がない。そんな中でも里山の良さを見いだせる人向けの山ということになるだろうか。この季節、この天候では誰にも出会わなかった。

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(左)四阿屋山山頂。右下には社殿がある。霧が濃く、北側から冷たい風が吹きつけていた。(右)御嶽石造神像。
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2017年04月02日

大林山[室賀峠から](上田市/千曲市/筑北村)

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大林山山頂から北アルプスの展望。

室賀峠908-929「916ピーク」-952風越峠-1026「1081ピーク」1035-1102反射板分岐-1144大林山1221-1249反射板分岐1254-1320「1081ピーク」-1335風越峠-1357「916ピーク」-1417室賀峠

大林山には各方面から登っているが、室賀峠からの尾根を登るルートは未踏なのでそれをたどってみた。足元が滑りやすい急登が多く、特にこのルートを推すということにはならないと感じた。反射板合流までの間、道標は室賀峠・風越峠にあるだけ。尾根筋を行けば問題なく、踏み跡もはっきりしていて適度に赤テープがある。

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(左)室賀峠から登山開始。左の道に入る。

室賀峠から少し上田側に下った「室賀峠史跡公園」の空地に車をとめる。わずかに室賀峠へ登り返し、左手(西側)の道に入ればすぐに送電鉄塔がある。赤松林のやや広い道は、やがて急登となり916ピークへ。北西へと下るとやや広い作業道となって林道に出る。右手は杉林。林道を左に進む手もあるが、踏み跡微かな正面の尾根に取り付いて967ピークを目指す。

967ピークには四等三角点。風越峠への道はわかりにくいが、西ではなく北へ下る尾根を少し進みテープマークの箇所から左の山腹を下るのがいいと思う。風越峠に下ると案内標があり、すぐ左下には先程の林道が見える。赤テープを頼りに林道からすぐ風越峠へ登ってくることもできる。しばらく緩やかな道の後、1081ピークに向けて本日一番の急登。雪解けと落葉で足元が滑りやすい。

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(左)風越峠。左下すぐのところを林道が走っている。(右)1081ピークに向けての急登が始まる。

1081ピークを過ぎればしばらく雑木林の穏やかな登り。小ピークからは右手木の間越しに四阿山・烏帽子岳などが見える。このあたりから尾根道に断続的に積雪があらわれる。登りついた反射板方面との分岐には案内標がある。すぐ上のおよそ山頂らしくない斜面には九竜山の標識。ここからは積雪がぐっと増える。

ある程度の雪は予想していたが、トレースもなく何回か踏み抜いて膝下まで埋もれる積雪。学校登山の八合目・九合目の表示や脇のトラロープを見ながら唐松林の雪の急登。登りついた箇所からは左に展望が開け、わずかに進めば大林山山頂。いつもながら、正面には北アルプス後立山から北信五岳方面の展望が素晴らしい。振り返れば蓼科・美ヶ原。

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(左)八合目付近。予想より積雪が多かった。(右)大林山から蓼科山方面の展望。

すぐ後からトレランらしき青年が身軽なスタイルで登ってきた。雪の登りでは私のトレースが役だったようだ。半過城山から三ツ頭・摺鉢山・室賀峠経由で登ってきて、氷沢川沿いに下るといってすぐに去って行った。今日出会ったのは彼一人だけ。私はしばらく展望を楽しんでから往路を下った。途中、967ピークは省略し林道を回った。