2017年08月25日

八ヶ岳[杣添尾根から赤岳](南牧村/茅野市/山梨県北杜市)

第1日[8月24日]池の口自然郷・横岳登山口駐車場712-742貯水池-907倒木-952倒木帯957-1105三叉峰(主稜線)1115-1152二十三夜峰1121-1235赤岳展望荘-1307赤岳-1400赤岳頂上山荘・泊
第2日[8月25日]赤岳頂上山荘710-738赤岳展望荘-833三叉峰848-938倒木帯943-倒木1015-1121貯水池1141-1202登山口駐車場

八ヶ岳主稜線へのルートの中でも、杣添尾根は一段と地味な存在だと思う。今回、数人の登山者にしか出会わなかった。単調な針葉樹林帯の登りに終始し、途中にこれといったポイントもない。ただ、横岳稜線に早く到達できるので利用価値はあるのでないか。天気予報は日本海側は悪かったが、八ヶ岳周辺はまずまず。しかし結局、2日間、悪天候の中を歩くこととなった。

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(左)登山口。前方右手に登山者用駐車場がある。(右)杣添尾根は苔むす針葉樹林帯の登りが続く。

南牧村の別荘地「海の口自然郷」の最奥部に登山口があり、近くに10台分の登山者用駐車場(無料)がある。先着は3台。最初は別荘地を30分ほど歩く。途中、林道に出て四阿のある貯水池から本格的な登山道に。すぐ沢を渡り、針葉樹の美林を見て急登が始まる。道が尾根の少し左下を行くようになると、一本調子の登りがやや緩む。標高2240mで道の真ん中に大きな倒木があり、その先も苔むす針葉樹林の緩急の登りが続く。

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(左)ダケカンバの木々。(右)ハイマツ帯に出るともうすぐ主稜線へ。

樹木になぜか温度計が掛けられた小広場を過ぎ、標高2530mでは左手一面の倒木帯。シャクナゲなど低木が多くなり、標高2570mからは尾根の右下を巻き気味に登る。根元から曲がったダケカンバの大木が目立つようになり、左上の尾根上に復せば、標高2730mほどで森林限界。周囲は霧に覆われ展望は叶わない。ハイマツ帯を登れば意外とあっけなく主稜線(三叉峰)に登りつく。

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(左)岩稜帯の岩陰に花も。(右)赤岳への登り。

ここからは横岳の岩稜帯の南半分をたどる。岩峰を登り降り、あるいは左右を巻いていく。梯子や鎖が随所に設置されている。岩場の陰をハクサンイチゲなどの花が彩る。西風が強く、二十三夜峰東側で小休止。赤岳展望荘を過ぎ、赤岳直下の急登にかかる。長い鎖場と急登の後、頂上山荘を過ぎて赤岳山頂へ。かなり長い時間、山頂で霧が晴れるのを待ったが展望が開けることはなかった。

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(左)赤岳頂上山荘から見た赤岳山頂。

赤岳頂上山荘に宿泊。宿泊者は20人ほど。翌朝は前日以上の荒天。からだが飛ばされそうな強風と横殴りの霧雨。2日目は権現岳から天女山・甲斐大泉に下るなど、別の方面を回ってから車を回収するプランだったが、しばらく待っても天候が好転する兆しはない。この天候で歩き回っても面白くなさそうなので、往路を下山した。

[参考] 赤岳頂上山荘 1泊2食 8,800円
posted by 急行野沢 at 23:34| Comment(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

東籠ノ登山~三方ヶ峰(東御市/群馬県嬬恋村)

池の平駐車場1017-1050東籠ノ登山1125-1148池の平駐車場1152-池の平湿原-1213三方ヶ峰1222-1242見晴岳-1312池の平駐車場

「山の日」なのだが、人気の山は混雑すると思い躊躇していた。天気予報もよくない。ならば花でも見ながらとぼとぼ歩ければいいと割り切って、湯の丸と高峰の中間にある池の平湿原に出かける。以前、夏期は一般車両通行止めでシャトルバスが運行していたが、いまは車で入れるようだ。

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(左)池の平駐車場。

湯の丸(地蔵峠)から舗装の湯の丸高峰林道に入り、池の平駐車場に車を入れる。駐車場には十分な余裕があった。とりあえず東籠ノ登山に登る。マルバダケブキ揺れる草原を横目に見て樹林帯を抜けると展望が開け、ガレ場の急登に。コキンレイカの花を見て登れば東籠ノ登山山頂。山頂に登山者は15人ほど。この山に登るのは4回目になろうか。

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(左)花を見ながら登る。(右)東籠ノ登山山頂。

周囲は雲に覆われ展望はない。ときどき霧が流れ、眼下に池の平湿原が広がるくらい。今日は西籠ノ登山には登らず、駐車場まで戻る。そして、池の平湿原へ緩やかな道を下る。左右にはヤナギラン・ハクサンフウロ・マツムシソウなどが咲き乱れる。樹林帯から湿原の北端に出ると、木道脇のベンチに多くの人が休んでいる。観光的なスタイルの人も多い。

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(左)池の平湿原。(右)池の平湿原から籠ノ登山方面。

湿原を南へと木道で横切る。両側にはこの先も多くの花が咲いている。鏡池を右に見て階段状に登れば、小湿原を経て向こう側の尾根に取り付いて三方ヶ峰へ。フェンスに囲まれたコマクサ園も花はわずか。東御市街地方面が見下ろせる。いったん下って、登り返しもうひとつコマクサ園を経由して見晴岳へ。ここも展望が開けている。

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(左)見晴岳手前のコマクサ園と遠景は東御市街地方面。(右)雲上の丘付近から花畑の向こうに池の平湿原を見おろす。

ここからは雲上の丘、雷の丘、村界の丘などという名のついた緩やかなピークを越えて駐車場に戻る。途中、右手の展望が何箇所かで開け、花の咲く草原の先に池の平湿原を見おろすことができる。終始、花々を見ながら歩くことができた。家族連れやあまり山慣れない人にも楽しめると思う。

[参考]池の平駐車場 駐車料金 500円

posted by 急行野沢 at 23:46| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

四阿山[鳥居峠林道終点から](上田市/須坂市/群馬県嬬恋村)

鳥居峠林道終点・登山口1040-1115花童子宮跡-1135[1958ピーク]-1157古永井分岐[2040ピーク]-1220[2144ピーク]1225-1302稜線分岐(縦走コースと合流)-1310四阿山1336-1409[2144ピーク]-1428古永井分岐1433-1503的岩-1519登山口

朝起きて、天気が意外によいので急いで用意して出かける。四阿山には何回も登ったが、鳥居峠側ルートは未踏なのでそちらから辿る。国道144号線の鳥居峠から、北に向かうダートの林道で終点の駐車場へ。15台分ほどのスペースはほぼ埋まっている。歩き始めは10時40分と褒められた時間ではない。雲が多く山頂の展望は期待薄。

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(左)花童子宮跡には花畑が広がる。(右)古永井分岐を過ぎて、花が咲く鞍部から2144へ急登。

登りは花童子宮跡経由のルートへ。唐松と笹の道を緩やかに登って前方の尾根に乗り、左に登れば祠と四阿をひとつ過ぎて花童子宮跡へ。ここにも四阿があり、花畑が広がる。ハクサンフウロやヤナギラン。その向こうは的岩山だろうか。ときどき右手が開ける樹林帯の登りが緩めば、右からの尾根を合わせて1958ピーク。

いくつかの祠を傍らに見て樹林帯を登れば、古永井分岐(2040ピーク)で的岩からの道を合わせる。ここにも四阿があり、南方向の展望が広がる。緩く下った鞍部は左右が開け、広々とした花畑が嬉しい。マツムシソウやカラマツソウ。足元の花に気を紛らせながら、2144ピークへのガラガラした急登に汗を流す。

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(左)嬬恋清水への分岐。前方に山頂部が見える。(右)根子岳からの縦走路に合流して四阿山へ最後の登り。

傾斜が緩み針葉樹林帯に入り2144ピークへ。いったん下り、ところどころ木段のある緩急の登り。霧が流れる合間に、右手前方に山頂部がときどき望める。嬬恋清水という水場を示す案内板があり、その後はもっぱら木製階段の登りが連続する。四阿高原への道を左に分け、根子岳からの縦走路と合流して、山頂台地の一角に到達。前方の霧の中から根子岳が姿を見せた。

わずかな登りで四阿山の山頂へ。南側を向いた祠を過ぎ、その先の祠がある場所が最高点。周囲は雲が多く、上田平の方向が晴れている他ははかばかしい展望は得られない。夏休みの土曜日なので手狭な山頂は20~30人ほどの登山者で賑わっていた。スニーカーで登っている人も見られた。

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(左)霧の中から根子岳が姿を現した。(右)四阿山山頂。周囲は雲が覆い展望は限られていた。

下山は往路を戻り、古永井分岐から的岩を経由する。樹林帯を急降下した後、左手に花も咲く草原が広がり、向こうに花童子宮跡の四阿も見える。コメツガ原生林の中をトラロープに従って下り、明るい樹林帯に入ればほどなく的岩の下に出る。道標に従いミズナラの樹林帯を下れば、沢状の地形となり唐松林の中を辿って登山口に戻り着く。

終始歩きやすい道で、危険な場所もない。花畑や笹原、しっとりした針葉樹林帯といった変化も楽しめる道で、十分に楽しむことができた。

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(左)的岩への下りで左手に草原が広がる。
posted by 急行野沢 at 22:28| Comment(0) | 登山(四阿・湯の丸・浅間) | 更新情報をチェックする

2017年08月02日

八ヶ岳[舟山十字路・御小屋尾根から阿弥陀岳](原村/茅野市)

舟山十字路602-632林道終点-728御小屋山738-824不動清水830-942露岩(標高2625)-1022阿弥陀岳1112-1140露岩-1223不動清水1228-1307御小屋山1312-1353林道終点-1416舟山十字路

梅雨空のような天気が多く、晴天が続かない。天気予報を見て縦走登山計画を何回か繰り延べた。しかしぐずぐすしていても仕方ない。そこで、日帰りで御小屋尾根から阿弥陀岳を目指す。八ヶ岳美術館の北側交差点から東に入り、舗装道を道なりに進めば舟山十字路。ゲート前に10数台分の駐車スペースが用意されているが、先着は3台。ときどき日差しがあるが、雲が山並みの大方を覆っている。

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(左)舟山十字路。ゲート前に駐車スペースがある。(右)御小屋山山頂。手前に美濃戸への分岐と三角点がある。

ゲートから林道を歩く。周囲は唐松林。すぐの分岐で左に曲がり、あとは案内板に従えば30分ほどで林道終点。緩やかな道を進み、虎尾神社への尾根を右に見て左下をトラバース。その先は右手山腹に向けて、ときにジグザグに登る。直登や巻道が交錯するがどれを選んでも大差ない。だらだらとした登りが意外に長く感じられる頃、美濃戸への分岐があらわれ、その先に御小屋山の三角点と山名標。

御小屋山の前後はしっとりした苔と針葉樹の緩やかな道が続く。緩やかな小ピークを越えていったん下った後、針葉樹林の緩急の登りで不動清水への分岐へ。坂の途中に水場を示す案内板がある。ここまでは概ね歩きやすい道が続いたが、この先は足元がガラガラした急登の連続となる。林相の変化や右手の崩壊地などを見ながら、つらい登りを我慢する。

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(左)不動清水への分岐。この先急登。(右)森林限界を越えガレ場の登り。

標高2560付近で大岩を右手に巻くあたりから、樹林帯をぬけ視界が開けてくる。標高2625の露岩に立つと、目の前はハイマツ帯。斜面に咲く花(ミヤマダイコンソウ、オヤマリンドウ)に気を紛らせ、ガレ場をジグザグに登る。ロープも頼りに登れば、右手から中央稜ルートが合流し山頂稜線に躍り出る。目の前に岩峰が2つ。1つめは右を簡単に巻き、2つめはロープ・梯子・鎖を使って慎重に上を越える。

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(左)花を見ながらロープを頼りに登る。(右)山頂稜線に出ると岩峰が2つ。右奥が阿弥陀岳山頂。

その後は緩やかにハイマツの中を進んで阿弥陀岳の山頂に到着。標柱や石祠・石仏などで賑やかな山頂。霧が流れるのを待つと、その晴れ間に赤岳の姿は望めるものの、他の方向は雲に覆われて展望はない。こんな天気の平日なのに、夏休み中なので山頂には20人近い登山者がいた。ただ、御小屋尾根からの登山者はほんの数人。

下山は往路を戻った。北陸・東北が梅雨明けしたという。明日あたりからは天気が良くなるのかもしれない。

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(左)阿弥陀岳山頂から赤岳を望む。今日の天気ではこの程度の展望。
posted by 急行野沢 at 22:33| Comment(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする

八ヶ岳温泉[もみの湯](原村)

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阿弥陀岳から下山後は、八ヶ岳美術館から西に進んだところにある八ヶ岳温泉「もみの湯」で汗を流す。公営の宿泊施設に併設された日帰り温泉施設。別荘地や高原の観光施設などが点在している一帯にあり、八ヶ岳から西麓に下山した際には使い勝手がいいのではないか。思ったよりも、地元の利用客が多い印象だった。

洗い場も多くあって、内湯・露天風呂にサウナも備えている。湯はやや黄緑色に染まっているように見える。内湯は半循環か。露天風呂は屋根があり、目隠しで囲われて見晴らしはきかないが、源泉掛け流しとのことで、気持ちよい浴感。施設内は休憩場所をはじめ広々としたつくりで、ゆっくりと寛ぐことができた。(入浴:おとな500円)
posted by 急行野沢 at 18:00| Comment(0) | 温泉(諏訪) | 更新情報をチェックする