エコーバレースキー場駐車場931-1004林道から山道へ-1039大笹峰-1053山彦谷北の耳-1103山彦谷南の耳1145-1226殿城山1238-1328駐車場
秋晴れになりそうなので前夜に急いで山に行くことに決める。家内と一緒なので簡単に歩ける姫木平ハイキングコースへ。数年前のほぼ同じ季節に歩いたことがある。そのときはツツジの紅葉が綺麗だったが、今年はもう終わっていた。しかし、素晴らしい展望の中を歩くことができた。
(左)エコーバレースキー場の駐車場。前方へ林道を進む。(右)駐車場にあった案内地図。
エコーバレースキー場中腹のピステというレストハウス前に駐車。「姫木平ハイキングコース」の詳しい地図もあるし、この先のルートにも案内板が過不足なく設置されている。今日も他に車はなく、ここから歩きはじめる人を見たことがない。山彦谷上部稜線まで手早く到達できる印象があり、もう少し歩かれてもいい気がする。
(左)大笹峰への道。(右)大笹峰から北の耳・南の耳・車山方面を展望する。
北に向かってスキー場の中を横断するように林道を歩く。蓼科山と八ヶ岳がこの先もずっと望める。少しずつ標高を上げて、北東への尾根を横切る箇所で案内板に従って、左折して山道へ。唐松からカヤトの原、ダケカンバ林の中を緩やかに登る。右手に浅間山が見える。山上稜線にたどり着いてカヤトの中を左へしばらく進めば大笹峰。ブランシュたかやまスキー場の最上部にあたり、スキー場の休憩小屋がある。
ここからは展望を楽しみながら歩く。八ヶ岳の右側に見えていた富士山はいつの間にか、車山の裏側になってしまった。右手には御嶽・乗鞍・槍穂高の山並を望む。後立山方面は美ヶ原に隠れている。眼下には八島湿原。山彦谷北の耳を過ぎ、南の耳に登って昼食休憩。360度の展望を楽しみながら。
(左)南の耳から見た蓼科山・八ヶ岳。(右)南の耳から見た御嶽・乗鞍・北アルプス。手前は草紅葉の八島湿原。
そのまま稜線を車山方面に向かい、分岐を左に折れて殿城山へ向かう。途中、ダケカンバの美林を過ぎ急下降の後、少しの登りで殿城山へ。目の前に蓼科山が大きい。少し手前の鞍部まで戻り、道標に従い急坂を下る。途中、岩がゴロゴロした歩きにくい下りを過ぎ唐松林へ。ネットが張られた植林地を両側に見て下り、林道に出て歩き始めた駐車場に戻り着く。北の耳から殿城山までの間、20人ほどのハイカーとすれ違った。
(左)殿城山手前からの蓼科山。(右)殿城山山頂。
4年前の紅葉のようすはこちら → 「姫木平ハイキングコース(2013年10月22日)」