2017年12月15日

<群馬遠征> 小野子山~十二ヶ岳(群馬県高山村/渋川市)

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十二ヶ岳山頂は360度の展望。後方は右に武尊山から日光白根山、左に谷川連峰。

赤芝登山口904-948尾根に乗る-957ゴヨウツツジ-1020小野子山1026-1046鞍部-1013中ノ岳1118-1135鞍部-(女坂)1157十二ヶ岳1227-(男坂)1246鞍部-1328舗装林道-1400小野子林道-1427赤芝登山口

初冬に登って楽しいのは、低山ながら展望の優れた山。そんな山を探した結果、群馬の小野子山・十二ヶ岳に向かう。群馬県高山村の北毛青少年自然の家を経由し、その上部にある小野子林道沿いの赤芝登山口(姉妹ツツジ入口)へ。路側余地に5台ほどの駐車スペースがある。今日は他に車なし。

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(左)赤芝登山口。右手手前の路側に5台ほど駐車可能。(右)雑木の尾根道は気持ちよい。

ちょうど、自然の家方面から2人の登山者があらわれて先に登っていった。今日出会った登山者はこの2人だけ。案内地図がある登山口から歩きはじめる。桧林の中、緩やかな道はすぐに林道に出る。右折してつま先上がりの林道を進み、右にカーブする地点で正面の山道に入る。暗い桧林の中の急登。それも長くはなく、左折して山腹をトラバース。さらに右にジグザグに登って尾根上に出る。気持ちよい雑木林の尾根道を進む。

案内板に従い、尾根から右手山腹を巻いてゴヨウツツジの前に出るが、この季節は寒々しい裸木。巻き気味に左折して尾根に復す。日陰の巻道は数センチの薄雪で滑りやすく慎重に進む。右手唐松、左手雑木の気持ちよい尾根道を、3つほど小ピークを越えて小野子山へ。小野子山頂は思っていたよりも展望がよく、樹間に南西に浅間山方面、北に谷川連峰、東に赤城山が望める。

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(左)小野子山山頂から浅間山を望む。(右)樹林に囲まれた中ノ岳山頂。

小野子山から薄暗く雪の付いた急な北西斜面を下る。いったん緩んだ後、右折してさらに急坂を下る。右手の高山村側への道を分ける鞍部から急登を登り返し、少し緩めば樹林に囲まれた中ノ岳山頂。落葉したこの季節なら明るい。中ノ岳からも、西斜面の緩急の下り。平坦な十字の鞍部を過ぎて、男坂・女坂の分岐。右手の女坂をとると、北側の山腹を巻き、最後は西側から山頂に登りつめる。

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(左)男坂女坂の分岐。十二ヶ岳山頂が目前。(右)十二ヶ岳山頂から浅間山・四阿山・草津白根方面の展望。

十二ヶ岳の山頂からは360度の展望が開ける。山名標の真後ろには武尊山、その右に日光白根から赤城山。武尊の左には真っ白な谷川連峰から苗場、志賀の山々、草津白根、四阿山、そして浅間山。しばらくは四周の眺めを堪能する。下山は男坂を下る。さほど危険となころはないが、雪のある個所では足を滑らせないよう慎重に下る。

男坂の下の鞍部を左折して、北側の樹林帯の中を下る。桧林になると林道に出て右折する。その後は北側山腹を横切る荒れた林道なども使って登山口まで戻った。下山の林道は大部分、暗い桧林の中をたどったが、最後は伐採地となり谷川岳方面の眺めが開けた。山の北側・西側には多少の積雪があったが、落葉樹の尾根道は気持ちよく、山頂からの展望も素晴らしかった。

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(左)下山の林道途中、伐採地からは展望も開ける。
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(群馬県-志賀草津以外) | 更新情報をチェックする

高山温泉[いぶきの湯](群馬県高山村)

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小野子山・十二ヶ岳からの下山後は、やはり高山村にある温泉に入ってから帰りたい。R154から北に入ったところにある「いぶきの湯」へ。高山温泉の源泉だという。高温なので地下水を加水して温度を下げているというが、塩化物泉で浴感は悪くない。入口にある飲泉所で口に入れると塩辛い。浴室の湯はうっすらと石炭のような匂いがする。小ぶりな浴室には6人ほど入れる内湯と、6人分の洗い場。入浴しているのはまったく地元の人たちだけで、自分は場違いな感じ。小さな日帰り湯だけれど、ほのぼのとしたロコな雰囲気も好ましい。何より300円という入浴料が嬉しい。
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | 温泉(群馬県) | 更新情報をチェックする