2017年12月21日

高烏谷山(駒ヶ根市/伊那市)

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高烏谷山山頂から望む中央アルプス

高烏谷神社932-1010南福地分岐-1021高烏谷山1100-1127高烏谷神社

初冬の晴天を狙って、またも南信の里山へ。天竜川東岸に位置する高烏谷山は車でも山頂まで行けるが、歩いて登っても1時間程度。山頂からの展望は素晴らしいという。

登山口は高烏谷神社。参道の右手の林道をたどって本殿直下の駐車場まで車を入れる。本殿の右手から登山道が始まる。ひと登りで尾根に乗り、あとはところどころ溝状になった赤松林の尾根道をたどる。林道を横切った先は左右に松茸山のテープが張られている。樹林帯の中、古くからよく踏まれた緩急の登り。

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(左)赤松の中の登山道。(右)高烏谷山山頂は石仏などで賑やかな小広場。

「南福地」の案内板があり、左手に道をあわせると道は緩む。その先は一投足で高烏谷山の山頂に飛び出す。振り返ると中央アルプスの展望が素晴らしい。そのほぼ全容を見渡すことができる。東側は木枝が少々邪魔するが甲斐駒・鋸岳・仙丈が見える。石像や社などにぎやかな山頂広場には小屋や四阿もある。反対側からは林道が到達している。

三角点は林道の左上に付けられた踏み跡をたどって見つけられた。ちょうど登って来られた地元のご夫妻と、伊那谷周辺の山についての話を交わし楽しく過ごした。下山は往路を戻った。

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(左)高烏谷山山頂から東側の樹間に甲斐駒・鋸岳・仙丈。
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三界山(伊那市)

北東尾根登山口1256-1313三界山1328-1342登山口

せっかく伊那まで来たのだから、今回ももうひと山。松茸山だとわかっているので、いままで意欲がわかなかった三界山。これでは登山とはいえないかもしれないが、最短距離である北東側の林道から往復することにした。

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(左)三界山北東側尾根の登山口。

国道152号を高遠中心街から南下し、白山トンネルを出たところで左折。さらにすぐに左折して広域基幹林道・長谷高遠線に入る。途中からダートになる。三界山の北面を巻いて、東側に移ろうという尾根を超す場所(路側)に駐車。少し南に歩けば「三界山コース」という道標があり、はっきりした道が西へ登っている。

左手に松茸山のテープが張られた尾根を登る。途中、唐松が多くなり傾斜がやや急に。北斜面なので薄雪が残っている。桧林となり、右手から尾根と踏み跡を合わせ、あとは緩やかに山頂へ。登山時間はほんの20分ほど。赤松に囲まれてやや薄暗い山頂だが、地元小学校の登山記念の立て札などで賑やか。

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(左)三界山山頂。赤松に囲まれている。前方に微かに中央アルプス。(右)山頂から少し東に進むと甲斐駒・鋸岳などが樹間から望める。

西の中央アルプスは赤松の木々であまり展望はない。東に少し進むと目の前に甲斐駒・鋸岳が大きいけれど、赤松の木々が煩わしく会心の展望とはいかない。下山は往路を戻った。下山後は高遠温泉「さくらの湯」に立ち寄って、温まってから帰途についた。
posted by 急行野沢 at 20:00| Comment(0) | 登山(伊那谷周辺-上伊那) | 更新情報をチェックする