2018年01月05日
太郎山(上田市)
太郎山山頂からの北アルプス。
表登山口930-1042太郎山神社1047-1052太郎山1119-1129西峠-1137秋和分岐-1233秋和登山口(防獣ゲート)-(R18上田バイパス沿い)-1327表登山口
新年最初は上田市民の山とわれる太郎山。地元では毎日登る人もいるという。何回か登ったけれど、歩いたことのない表参道から登った。新年だからやはり正面から行かねば。朝9時過ぎ、上信越自動車道の高架橋下の登山口付近路側には10台以上の車があった。途中、出会った登山者は10数人。山頂まで1丁ごとに丁石が置かれている。山頂からの北アルプスの展望が素晴らしかった。
(左)22丁丁石。20丁あたりから雪が多くなる。(右)太郎山神社。
登山道は山腹をジグザグに登る。踏まれて凍結した道に思わず軽アイゼンをつける。周囲は唐松・赤松・雑木。送電鉄塔の下を右に進み、左にジグザグに登り、尾根に登りついて右折。南面する尾根ではアイゼンは不要。11丁の丁目石があり、少しの平坦地となる。石の鳥居を過ぎ、相変わらずの登りだが、急登を強いることのない歩きやすい道。
20丁丁石あたりから雪が深くなる。といっても深さ20cm程度。赤い鳥居があらわれ、石段を登れば太郎山神社に到着。本殿の前で手を合わせる。右側を回り込んで背後の登山道を進めば、太郎山山頂。この時間、他に登山者はいない。目をひくのは西側正面に広がる北アルプスの展望。左は穂高・槍から右は鹿島槍・五竜。その右の白馬は木枝に隠れがち。南側眼下に上田市街が広がり、美ヶ原が霞む。
(左)太郎山山頂から上田市街を見おろす。(右)秋和分岐。白馬岳方面が見渡せる。
下山は未踏の秋和登山道へ。こちらに登山者の姿はない。積雪の道を西峠に下った後、その先、案内板の立つ秋和分岐。北側に白馬岳方面が見渡せる。左に下る道はすぐに尾根を外れ右へ下る。杉林をジグザグに下る。道標があり橋を渡る道は「生塚」へ、右折し秋和へ下る。周囲は気持ちよい雑木林。積雪に覆われた道はときにわかりにくく、先人のトレースと赤テープが頼り。
標高800mで右手に石ゴロの斜面を見て、谷の左を一直線に下る道となる。山影に入ると再び積雪が道を覆う。長い下りの後、林道に降り立つ。獣除けゲートをくぐれば、すぐ下に登山者用駐車場がある。R18上田バイパスを東にたどって表登山道まで戻り、車を回収した。
(左)秋和への道は中間部で気持ちよい雑木林に。