車山肩1018-1037分岐-1056蝶々深山1104-1127車山乗越-1206山彦谷南の耳1214-1249殿城山分岐1312-1325車山乗越-1355車山肩
車山肩付近から蓼科山(中央奥)と車山(右)をのぞむ。
3連休の中日、霧ヶ峰をスノーシューで歩き回ろうと出かける。車山肩の駐車場には、20台ほどの駐車があり、それらに並べて車をとめる。車山に登る道には人の姿が多いが、車山乗越方向にも人影が見られる。今日、途中出会った登山者は20~30人ほど。そのほとんどがスノーシューをつけていた。
前方を雪雲が覆い天候ははかばかしくない。車山肩からやや下り気味に車山乗越方面に進む。途中の分岐で左に鋭角に曲がって蝶々深山までは、歩く人も多く雪面も固いのでスノーシューも要らない感じ。時折のぞく晴れ間に、振り返れば車山の山容も見えるように。緩やかな登りで蝶々深山へ。山彦谷南北の耳、八島湿原が姿を見せているが、遠景の山々は雲の中。強風のため、早々に来た道を下る。
(左)蝶々深山に向かって緩やかな登り。(右)蝶々深山。遠景は雲に隠れていた。
分岐まで戻り、車山乗越へ。車山の斜面にはスキー場を滑る人々の姿が見える。車山乗越を左折して、南の耳への稜線に入る。小ピーク(樺の丘)を越え、殿城山分岐まで来ると前方にこれから進む稜線を見渡せる。風が強く、トレースもまもなくすると消えてしまう。ところどころ吹き溜まりのような箇所もあるので、ここではスノーシューの方が便利だろう。
(左)車山乗越。(右)殿城山分岐から山彦谷南の耳・北の耳をのぞむ。
エコーバレースキー場の上縁をたどるように、稜線上の道は緩やかな登りからやや右へ曲がると、南の耳はもう目の前。場所により雪の硬軟の状態に差がある。緩く登れば、山彦谷南の耳。振り返ると車山を背景にした霧ヶ峰の広がりを眺めることができる。蓼科山や八ヶ岳は雲に隠れている。ここもあまりの強風でゆっくりしていられなかった。殿城山分岐まで戻って休憩。
(左)山彦谷南の耳から車山をのぞむ。
車山乗越まで来た道をたどり、往路を車山肩へと戻った。車山肩へ戻る緩い登りでは風で雪が飛ばされ、道形もなくなっていた。だんだんと天気が良くなり、振り返ると蓼科山が山頂を見せていた。