2018年12月30日

木島平スキー場(木島平村)

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(左)第8・11クワッド乗場付近。(右)第8クワッド上部から見おろす。

雪不足が続いていたが、この数日の降雪で各スキー場の積雪もだいぶ改善された。それでは、というので木島平に初滑りに出かける。割引券を手に入れていたという事情もある。年末の日曜日だからある程度予想していたけれど、けっこう賑わっていた。駐車場もゲレンデに近いところは満車。少し離れた駐車場にとめる。しかし、リフト待ちが生じるほどではない。

小学生はリフト無料という設定のせいか、ファミリー層がやはり多い。子どもたちがスキーに親しむ機会が増えるのは喜ばしいことだと思う。数日の積雪のせいでコンディションは良い。滑りはじめた昼前後は激しい雪で視界がきかない状態だったが、時間がたつにつれて少しずつ晴れ間ものぞくようになった。山頂リフト以外は全リフトが稼働。昨年から右手上部にあった第7ペアが廃止されてしまったのが残念。

なお、隣接する牧の入スノーパークと池の平ゲレンデは今シーズンも営業休止の様子。リフトは雪に埋もれていた。
(シニア1日券:半額割引券使用:1,450円)

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(左)第8クワッド上からメインゲレンデを見る。(右)クワッド乗場を見おろす。
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2018年12月26日

富蔵山~西条城址(筑北村)

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男岩の北側の岩峰から、富蔵山とその向こうに聖山を望む。

登山口(富蔵山観音堂参道入口)958-1018富蔵山(観音堂奥の院)1032-1108男岩北側の岩峰1113-1129男岩1144-1201西条城址入口-1216西条城址1219-1232釜坂遊歩道案内板-1245登山口

旧本城村の「西条温泉とくら」には以前に何回か立ち寄ったが、その西側の低山にハイキングコースがあることは知らなかった。松茸の季節は登山を控えたい赤松の山。少し前に整備されたようでやや古びた道標やベンチも各所にあるが、一部はヤブがちで、あまり歩かれていないように感じた。

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(左)道標のある登山口。(右)稜上に出ると地図が設置されている。

国道403号から西側の山中に車で進む。小仁熊ダム湖を過ぎ、長野道を渡ったところに数台分の駐車スペース。少し北に歩くと道標のある登山口。赤松の山腹を登りはじめる。尾根をひとつ越え、北側をトラバースして南北の稜上の道に出る。地図とベンチがある。赤松と常緑樹の道を北に進めば、休憩舎の先で砂礫と岩場となる。鎖も張られた岩の左下を進めば観音寺奥の院に到着。その先、裏側からジグザグに富蔵山に登る。

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(左)富蔵山の山頂を見上げる。(右)富蔵山から岩殿山方面の展望。微かに北アルプスを望む。眼下の赤屋根は奥の院。

富蔵山からは東・南・西の展望が開ける。西の山並の上には微かに常念岳あたりの北アルプスが見えた。稜上の道を南へと戻り、進む。ヤブっぽいところもある赤松林の登り。右手の木の間に露岩が見えたので、踏み跡を頼りに尾根を下ってみる。ここが男岩かと思ったが勘違い。しかしこの岩峰からも展望がよかった。北には先ほど登った富蔵山の向こうに聖山が佇んでいる。残念ながら遠景の山々は雲に霞んでいた。

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(左)巨大な男岩。前方は岩殿山方面。(右)西条城址へ階段状の登り。

稜上に戻りわずかに南下すると地図とベンチのある小ピーク。直進しテープマークを頼りに右に下れば、巨大な男岩の下に出る。ここも展望がよく西には岩殿山方面が望めた。先ほどの小ピークまで戻り、南へと下り、峠状の西条城址入口へ。反対側を登り返せば、擬木階段の急登から少しずつ傾斜が緩む。小ピークで左折し、笹があらわれると四阿と説明板のある西条城址に到着。樹林の中で展望はない。

峠状の入口まで戻り、東へ下れば長野道の脇に出る。あとは高速道路の脇道のような舗装道を北に進んで、駐車場所に戻った。道は所々ヤブっぽい雰囲気だったが、立ち寄った岩峰からは展望が開け、短時間で歩ける里山の割には意外と楽しむことができた。

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(左)四阿と説明板のある西条城址。
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2018年12月21日

冠着山[佐良志奈神社から鳴海新道](千曲市)

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冠着山山頂から望む戸隠・高妻・火打・妙高・黒姫

佐良志奈神社横752-822八王子山-935正城山(893m)940-1003鉄塔359号1008-1048坊城平分岐-1128冠着山1215-1243坊城平分岐-1323鉄塔359号1328-1348車道-1412三角点668m-1456佐良志奈神社横

冠着山、別名・姨捨山は善光寺平の南に頭をもたげ、平安時代から和歌にも詠まれ姨捨伝説でも知られている。以前、坊城平から登ったが、40分程度の行程なので登山対象としてはあまり魅力を感じなかった。ところが、千曲川沿いの佐良志奈神社から尾根を登るコースがあることを知り、今回それをたどった。中心となって整備された方の名をとって「鳴海新道」と呼ばれているようだ。

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(左)大正橋の正面には佐良志奈神社。その後方の尾根をたどる。

佐良志奈神社の横に車をとめて歩きはじめる。山の北側に舗装道路を大きく折り返して登れば、南側に坂城方面の展望が開け、石段を登った八王子社からは北側の眺め。天気予報は晴だったはずだが、雲が空を覆っている。その先も幅広い作業道を進み、八王子山を示す道標に従って左折。狼煙台らしい八王子山に立ち寄るが、樹林の中で展望は得られなかった。分岐に戻ると「登山口」の標識があり、尾根上を道は登っていく。

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(左)893ピークへの登り。(右)第二展望台から坂城方面展望。

雑木林に赤松林が混在する。いくつかの小ピークは左を巻き、左右の木枝が煩いところも。893ピークへの急登は薄雪に濡れた落葉が滑り、ペースがあがらない。登り着いた893ピークは数本の白樺がある。正城山という砦跡らしい。少し下って第一展望台。雑木の気持ちよい道を進み、第二展望台も坂城方面の展望。少し元気が出てくる。滑りがちの登りから第三展望台に着き、すぐ先に359号鉄塔。北側の展望が得られる。

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(左)気持ちよい雑木の尾根の登り。(右)359号鉄塔。

鉄塔の先は蔓延るイバラを刈ってある。雪が増える。尾根の左下に岩がちの細い登りがあり、1040圏の小ピークへ。緩やかに下り、気持ちよい雑木の鞍部から1046ピークへ登る。前方の木の間に冠着山の山頂部が近づいてくる。緩やかに下れば坊城平からの道に合流する。坊抱岩への道を左に分け、第四展望台を経由して、山頂部の北東側をトラバースして行く。積雪は15cmほどだが、先人のトレースがあるので助かる。

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(左)坊城平からの道と合流。前方に坊抱岩と山頂部。(右)冠着山へ雪の直登。

坊城平の直登路と久露滝への道を右に分け、道標に従って左折し冠着山へ直登する。雪は予想より深いが、緩んでいるのでアイゼンなどは不要。右に曲がり道が緩めば冠着山の山頂広場に到着。鳥居の奥に三角点・方位盤・歌碑と神社の建物。休んでいるうちに晴れてきた。南側は目前に大林山が大きく、その向こうに蓼科山。逆光に南ア・中アは霞んでいる。北側は木の間から、真っ白な白馬三山、その右に高妻・妙高・黒姫。

下山は往路を359鉄塔まで戻り、見晴らしいい送電巡視路を通って県道498号に下った。少し先で右下の山道に入り、赤松林の638三角点を経由。その先の竹林は倒木が多く高巻いたり苦労して進み、上山田の温泉街に下った。638三角点経由は一般的には勧められない。「鳴海新道」は急なアップダウンもあり里山としては長丁場だが、案内板やマークも十分で道形が不明なところもほとんどない。他の登山者には出会わなかった。

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(左)冠着山の山頂。(右)冠着山山頂から白馬三山を望む。
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2018年12月13日

かさつぶれ山(上田市)

赤井公民館737-742北赤井神社-800天白城跡-826林道835-855反射板-917かさつぶれ山927-947反射板-1002林道-1048赤井公民館

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(左)北赤井神社。右の防獣柵を開けて進む。(右)天白城跡。樹間から四阿山方面。

何となく気になっていた「かさつぶれ山」。赤井山または天白山とも呼ばれているらしいが、個人的には「かさつぶれ山」の呼び名が気に入っている。上田周辺の里山を歩くにはよい季節。旧真田町の赤井集落にある赤井公民館の前庭に車をとめる。公民館前の一角に「天白山(天白城跡)北赤井神社 駐車場」と掲示されている。

公民館からつま先上がりに進めば、曲がり角には案内板があり北赤井神社に導かれる。神社の右にある防獣柵を通り、赤松林の道を歩く。緩やかな道が大きく折り返し、最後は階段状の登りで真田氏の出城であった天白城跡へ。説明板がある林に囲まれた小広場で、北側の樹間からわずかに四阿山が見えた。その先の深堀と岩場は右下を巻く。薄雪が覆いヤブがちな中、錯綜する踏み跡はわかりにくいが尾根を外さなければ問題ない。

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(左)林道に出たところのアンテナ。ここまで車で来ることもできる。

周囲が杉林になれば鉄塔の下に出る。ここからは送電巡視路を辿ればいい。途中の分岐では、182号鉄塔の方向に向かう。杉林の中、右に大きく巻いてから林道に飛び出す。アンテナがあり、その下の小広場まで車で入ることも可能。アンテナの右側から登りはじめる道も送電巡視路なのではっきりしている。トラロープのある急登の先にはアンテナがあり、右手には蓼科山方面の展望が得られた。

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(左)反射板から左奥に蓼科山方面。(右)7号鉄塔から四阿山・根子岳方面。

緩急の登りの先には反射板があり、ここも蓼科山方面の展望。緩やかに進む道の概ね右側は赤松林、左は雑木林。その先の7号鉄塔からは、北側に雪を被った四阿山・根子岳が望まれた。送電巡視路はここで右にそれていくが、やや薮がかった尾根上をまっすぐ登る。1285標高点の小ピークにたどり着けば、あとは緩やか。最後に少々の登りでかさつぶれ山の山頂に到着。

樹林に囲まれ、山頂を示すものは何もない。しかし、この季節なら木の間から左前方に達磨山、正面に烏帽子岳の姿が認められる。下山は途中から林道を歩き、途中ショートカットして赤井公民館まで戻った。あまり登られない寂峰ではあるけれど、送電巡視路に頼る部分が多く、それ以外も踏み跡はしっかりしていた。雑木林の中、落葉を踏みしめながら、所々の鉄塔などから展望を得られた。

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(左)尾根上の道は概ね雑木林の中。(右)かさつぶれ山山頂。前方樹間に達磨山。
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2018年12月05日

<群馬遠征> 子持山(群馬県渋川市/沼田市)

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屏風岩付近から見た獅子岩

駐車場所(通行止ゲートから左折した林道二本木線途中)855-910五号橋-921七号橋登山口-942屏風岩947-1039合流-1056獅子岩1108-1142柳木ヶ峰-1202子持山1238-1257柳木ヶ峰-1314大たるみ-1345浅間山1350-1403炭釜跡分岐-1440五号橋-1453駐車場所

一等三角点のある山として、名前は知っていた。少々の岩場があるくらいの里山というイメージだったけれど、手足を使う岩の急登が随所にあって意外と手強い。その分、ところどころの岩峰から展望を愉しめたし、葉を落とした明るい雑木林も楽しく歩くことができた。12月の平日、やや風が強いけれど、季節外れの暖かさ。途中、ひとりの登山者にも出会わなかった。

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(左)七号橋上の登山口。(右)屏風岩を見上げる。

通常は子持神社奥の院手前の七号橋駐車場まで車で入れるが、昨年、林道が崩れて工事中。二号橋・三号橋の間から先は車両通行止。通行止ゲートから左折し林道二本木線に入りすぐの路側駐車スペースに車をとめ、ところどころ工事中の林道を歩く。七号橋の先で奥の院を過ぎ、右の山道へ。木道を歩き、屏風岩の基部から沢の中を進んだ後、左折してロープ頼みの超急登で屏風岩へ。梯子があり岩の上に立てる。

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(左)屏風岩からの痩せた岩の尾根。(右)一般道と合流して獅子岩の下へ。

戻って沢沿いに登るのが一般ルートだが、屏風岩からそのまま尾根を進んでみる。右手を巻くように次の岩峰に登り、その後も左右が切れ落ちた痩せた岩の尾根を所々はロープも頼りに急登していく。周囲は樹林だが落葉した雑木林なので明るい。所々の岩峰からは、行く手に獅子岩が見える。獅子岩の手前から右にトラバースすれば、一般ルートと合流。すぐにその先左に獅子岩への急坂が分岐する。

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(左)獅子岩を見上げる。(右)獅子岩から見た山頂方向。

標識に従って獅子岩の下まで行く。鉄梯子までは登ったけれど、その上は私には危なっかしいので岩の上までは登らず。もとの道に再度合流した後は、気持ちよい尾根の登り。右手は灌木帯で展望が開け、赤城山方面が見渡せる。小ピークを2つ越えた後は、足元に笹も見られる柳木ヶ峰への緩やかな登り。柳木ヶ峰の祠を見て右折、さらに気持ちよい緩やかな道が続くがそれもわずか。

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(左)展望が開けた尾根。(右)柳木ヶ峰。

目の前の岩峰に登り詰めた後は、概ね尾根の右下に岩の段差を攀じるように登って子持山山頂へ。南北に長い山頂台地の一番北に一等三角点と山名標がある。東と西が開け、東に赤城山・皇海山・日光白根山・上州武尊、西には浅間山と榛名山。ゆっくりと休んでから、下山は柳木ヶ峰まで戻り浅間山経由とする。

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(左)子持山山頂。前方に日光白根山。(右)子持山山頂から浅間山・榛名山方面。

スリップしやすい急坂を大タルミに下り、その先は概ね気持ちよい雑木林の中、落葉の音をカサコソさせながら緩やかに小ピークを越えて行く。緩急の登りで意外と簡単に浅間山へ。背の低い木々の上に榛名山が見える。南東に向かう尾根をさらに下り、炭釜跡分岐で左折。途中からアカマツやヒノキが混在する尾根を下って五号橋に戻る。あとはそのまま三号橋下まで下って駐車した場所に戻った。

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(左)下山は浅間山経由。
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2018年12月02日

南アルプス ライチョウサポーター養成講座(富士見町)

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富士見町(富士見グリーンカルチャーセンター)で開催された南アルプスライチョウサポーター養成講座を受講した。登山の際にライチョウを見かけるけれど、生息数の減少には関心をもっていた。2時間半に渡る講演を聞き、ライチョウの生息の現状や、現在までの取組内容などを知ることができた。100人以上になる出席者の多くは登山愛好者と思われ、県外から来られている方も多い様子だった。

やはり生息数減少の根本的な原因は、温暖化にあるように感じられた。ライチョウを捕食する動物が高山にあらわれるようになり、また、高山の植生の変化も見られるとのことであった。

受講したことにより、南アルプスライチョウサポーター及び長野県ライチョウサポーター(北アルプス・火打山も対象)として登録することができた。おもな活動内容はモニター活動であり、ライチョウを目撃した際の情報提供などに協力するということである。

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posted by 急行野沢 at 21:54| Comment(0) | その他 | 更新情報をチェックする