2019年01月17日
烏帽子岳~湯ノ丸山(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)
正面に四阿山・根子岳を見ながら烏帽子岳に向かう。
地蔵峠932-952中分岐-1015小梨平1021-1107烏帽子岳1137-1207小梨平1211-1250湯ノ丸山1300-1323鐘分岐-1329中分岐-1349地蔵峠
雪山ハイクに湯ノ丸へ出かける。やはり例年に比べて雪は少ない。湯の丸スキー場に面した地蔵峠の駐車場に車をとめる。平日なのでスキー教室の子どもたち以外にスキー客の姿は少ない。青空のもと、烏帽子岳から湯ノ丸山へというお決まりのコース。ロッジ花紋の脇から林道を歩きはじめる。
(左)キャンプ場から湯ノ丸山を見る。
前方に湯ノ丸山を望むキャンプ場を過ぎ、唐松林の登山道となる。道は踏み固められ何も着けずに歩けるが、トレースを外すと膝下あたりまで潜る。ちょっとした登りがあって中分岐。右にツツジ平への道を分けて、湯ノ丸山の南麓をトラバースして行く。前方に烏帽子岳の稜線が見えてくると、烏帽子岳と湯ノ丸山の鞍部の小梨平に到着。
(左)小梨平から見る烏帽子岳。(右)小烏帽子岳から八ヶ岳・蓼科山の左に富士山。
烏帽子岳の稜線への道も概ね左へ斜上トラバースなので、アイゼンも着けずに登る。稜線に出ると展望が開ける。南に八ヶ岳・蓼科とその左に富士山が浮かぶ。小烏帽子岳を越えて、正面に烏帽子岳の山頂、右に四阿山、左に高妻山・妙高山を見ながら歩く道は楽しい。烏帽子岳直下で3名の登山者とすれ違ったが、今日出会ったのはそれだけ。
(左)烏帽子岳山頂。左に高妻・妙高、右に四阿。(右)小梨平から見る湯ノ丸山。
烏帽子岳山頂は時々冷たい風が吹き抜けるものの、快晴のもと360度の展望が開ける。北アルプスが雲に隠れてほとんど見えないのが残念だが、今日ここからの展望の主役は高妻山と四阿山だろうか。来た道を小梨平まで戻り、西側から湯ノ丸山へと登る。やはりここは急登。途中で軽アイゼンをつける。標高があがると背後に烏帽子岳の姿が大きくなる。
(左)湯ノ丸山山頂。前方に籠ノ登山・浅間山。(右)鐘分岐から湯ノ丸山を振返る。
湯ノ丸山(南峰)へ着くころには雲が多くなってきた。向こう側に籠ノ登山・黒斑山越しに浅間山の山頂がのぞく。湯ノ丸山から東へ向かっての下りは、勾配も急でスキーやスノーシューに踏まれていて滑りやすい。鐘分岐まで下り、振り返ると山頂は雲が覆いはじめていた。中分岐を経由して、地蔵峠へと下山した。