2019年04月21日
鏡台山[倉科コース](千曲市/坂城町/上田市)
鏡台山の山頂から。晴れていれば正面に北アルプスが望めるが。
倉科コース登山口(林道芝平樽滝線途中)926-956林道終点-1019[1134ピーク]-1048北峰-1059鏡台山(南峰)1149-1200北峰-1222[1134ピーク]-1239林道に出る-1239登山口
このところ道のない山ばかり歩いていたので、今回は気楽に歩ける山に行きたい。家内も一緒なので、何回も登ったことがある鏡台山に出かけた。以前、歩きやすかった記憶がある倉科コースをたどったが、季節のせいかヤブがちなところもあった。
長野マラソンの交通規制が敷かれる直前の市街地から、千曲市森へと車を走らせる。あんず祭りの賑わいも一段落したスケッチパークの脇から、沢山川沿いに南下する。途中、林道・芝平樽滝線の標識で左折し、落石が多い舗装林道を慎重に進む。左折から5km弱で「鏡台山登山口」の標識がある登山口に到着。3台分ほどの駐車余地がある。
(左)倉科コース登山口。(右)いったん林道に出る。
案内板の脇から登山道へ。立派な標識の割に道はヤブっぽいが、杉・檜・赤松などの樹林帯の中、踏み跡は明らか。15分ほどでダートの林道へ出て、しばらくこの林道を進む。林道終点からは、赤松の中、笹が生えるなだらかな登山道。正面に見える尾根に登り着けば、そこは1081ピークの東側。道は左に曲がり、右・赤松、左・檜の笹が濃い道で、緩やかに1134ピークを越えて行く。
(左)1081の尾根への登り。(右)1134の先の鞍部付近。
その先の鞍部ではやや尾根が痩せる。左から百瀬口の道が合流。分岐はわかりにくく、百瀬口方面に進むときは踏み跡やマークを確認したい。少し急な登りが続き、左から尾根が合流。登りが緩むと唐松や雑木が多くなり、少しほっとする。気持ちよい緩やかな道が続き、北峰1267mへ到着。昔ここで運動会がおこなわれたという説明板がある。
(左)北峰に向けて緩やかな登り。(右)北峰。
あとは小さな鞍部から登り返して鏡台山の山頂へ。4回目の訪問。西側が切り開かれているが、期待していた北アルプス方面は雲の中。眼下に千曲市方面を見おろすものの、少し進んだ先からの富士山の展望も得られない。下山は往路を戻った。途中、他の登山者とは出会わなかった。もう少し、季節が進んだ方が、こんな山の彩りも豊かになるかもしれない。
(左)鏡台山山頂。
7年前の様子はこちら → 「鏡台山[倉科コース]2012年5月13日」