2019年10月27日

和田峠から三峰山(長和町/下諏訪町)

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三峰山から望む蓼科山・八ヶ岳

和田峠(旧和田峠スキー場下)1001-1014古峠(旧和田峠)-1043和田峠山北峰下-1130三峰山1207-1252和田峠山北峰下-1315古峠-1327和田峠

朝起きてみると思ったほど天気が良くない。県北部の山に登る予定にしていたが、登山口に向かう道は深い霧で車の運転も危ういほど。県中部のあたりは比較的天気がよさそうだと踏んで急遽予定変更して移動。今日は家内も一緒なので、簡単に気持ち良い展望が楽しめる三峰山に、和田峠から登ることにする。旧和田峠スキー場下にある駐車スペースに車をとめる。

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(左)旧中山道が越えた古峠。(右)和田峠山北峰を過ぎ、前方に三峰山が見える。

2月に雪の中、同じコースを歩いたけれど、季節が変われば表情も変わるだろうか。唐松の幼樹が覆う旧ゲレンデの道を登れば、15分ほどで旧中山道が越える古峠。案内板がある。右折して中央分水嶺のトレイルに入る。唐松に覆われた道を、小ピークをひとつ超えて右へと尾根をたどれば、和田峠山北峰(1722m)。その先で緩やかに下れば展望が開け、三峰山の山頂への緩やかな稜線が望める。道脇にナナカマドの紅葉。

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笹原の稜線に緩やかな登りが続く。

緩やかに稜線を笹原が覆い、周囲の展望が開ける。小さなピークを右に巻いて緩やかに登ると、道脇には火山性と思われる大岩がいくつか見られる。右下のビーナスラインを走るバイクの排気音が耳障り。レストハウスからの道を合わせると、あとはやや広めの道を笹原の中、登るのみ。稜線上は風が冷たい。三角点があらわれ、その先に三峰山の標柱がある。

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(左)三峰山山頂。正面は美ヶ原。(右)三峰山から諏訪湖と南ア方面。

正面には鉢伏山が大きいが、その右の北アルプスは雲の中。北には美ヶ原の台地が横たわっている。振り向くと、蓼科山と八ヶ岳。その右に富士山が霞んでいる。諏訪湖の背景の南ア・中央アは雲に霞んでいる。休んでいると数組の登山者が登ってきた。下山は往路を戻った。登山口に戻るころには雲が空を覆い、小雨が落ちてきた。

posted by 急行野沢 at 21:23| Comment(0) | 登山(霧ヶ峰・美ヶ原) | 更新情報をチェックする

2019年10月20日

扉温泉から鉢伏山(松本市/岡谷市)

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鉢伏山の山頂。一瞬、雲が切れて中央アルプスが望めた。

扉温泉登山口835-848橋(左岸へ)-954林道終点(1)959-1030林道終点(2)1035-1111横峰分岐-1130鉢伏山(三角点)1141-1206前鉢伏山1235-1247横峰分岐-1306林道終点(2)-1319林道終点(1)1324-1410橋-1423扉温泉登山口

鉢伏山荘の駐車場まで車で入れば、20分ほどの歩行で鉢伏山の山頂に達することができる。草原状のなだらかな山頂からは展望が開けるはずである。一方、山麓からも登山道が通じていて、今回たどる扉温泉からの道はその代表的なもの。天気予報を信じて登りはじめたが、霧に覆われ展望がすぐれない中を歩くこととなった。

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(左)扉温泉の登山口。(右)沢沿いの登山道。

扉温泉へのか細い道を進み、明神館を過ぎれば右手に鉢伏登山道入口の大きな案内板がある。付近の路側余地に駐車。前日の雨で足元滑りやすい登りから、白樺林を経て沢沿いへと下る。木橋を左岸(右)に渡り、その先でしっとり苔むした谷状の道を進む。再び沢沿いになった道は右手の尾根を上り、沢の左岸上方を緩やかに進む。沢に沿い、あるいは沢をやや下に見て進む。ところどころ紅葉した木々も見られる。

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(左)林道終点(1)。この先で左へ沢を渡り、山腹に取り付く。(右)林道終点(2)。

急流の沢に沿って進めば、林道の終点広場に出る。そのまま沢沿いに直進しそうなところ、赤テープに従って右岸(左)へ沢を渡り山腹にとりつく。足元は笹が覆う唐松林の中、大きく折り返しながら登っていく。山腹を巡る林道終点を経て、尾根はかたちを整えていく。道は急登を強いることなく適度な斜度を保ち、九十九折で小気味よく標高を上げていく。いったん尾根が緩んだ後も、ジグザグに歩きやすい登りが続く。

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(左)歩きやすい登りが続く。(右)草原をトラバースして山頂台地の一角へ。

樹木が少なくなり周囲が開ければ、道は右へとトラバース。山頂大地の一角で、鉢伏山・前鉢伏山・鉢伏山荘からの道が交差する横峰分岐へ。晴れていれば緩やかな草原がつながる風景が美しいはずだが、霧で視界はすぐれない。南東方向に広い道をたどって鉢伏山の山頂(三角点へ)へ。霧で四周の展望は望めないが、一瞬、雲が晴れて中央アルプスが望めた(冒頭写真)。下から登ってきたご褒美だろうか。

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(左)鉢伏山。(右)前鉢伏山への道。レンゲツツジが紅葉している。

横峰分岐まで戻り、北西方向にある前鉢伏山へ。林道から平坦な登山道に入れば、葉を赤くしたレンゲツツジが笹原に彩りを添えている。前鉢伏山の山頂にあるベンチでしばらく待ったが霧が晴れる気配はない。横峰分岐までもどり、往路を下山した。道は歩きやすく道標も適度にある。特に沢を離れてから一気に標高を上げていくあたりは気持ちよい。下山後はすぐ近くの桧の湯で汗を流した。

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(左)前鉢伏山の山頂。
posted by 急行野沢 at 22:05| Comment(0) | 登山(霧ヶ峰・美ヶ原) | 更新情報をチェックする

2019年10月05日

八ヶ岳[地蔵尾根~赤岳~県界尾根](茅野市/南牧村/山梨県北杜市)

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県界尾根から見た横岳と赤岳天望荘

第1日[10月4日]茅野駅1020=(アルピコ交通バス)=1058美濃戸口1105-1152美濃戸(美濃戸山荘前)1215-1430行者小屋[泊]
第2日[10月5日]行者小屋631-739地蔵の頭-745赤岳天望荘803-842赤岳907-912赤岳頂上山荘928-1002巻道分岐1007-1104大天狗1114-1206小天狗1219-1255谷に下る-1348サンメドウズ清里・バス停1429=(清里ピクニックバス)=1445清里駅

美濃戸側から赤岳に登り清里側に下る計画。下りは未踏の県界尾根をたどることにした。2日目は見事な秋晴れとなり、展望を楽しみながら歩くことができた。県界尾根は標高2630m以上に鎖・梯子が連続し、下りでもけっこう時間がかかる。落石の危険もあり、ヘルメットの準備が欠かせない。

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(左)美濃戸口バス停から歩き始める。(右)南沢沿いの道。

清里側に下山予定なのでマイカーは使わず、茅野駅からバスに乗る。満席に近いバスを美濃戸口で降り、美濃戸までは林道歩き。空は重い雲に覆われている。無人の美濃戸山荘前から南沢沿いの道に入り針葉樹林帯の中を進む。今日は行者小屋までだから気分は楽だが、美濃戸から行者小屋までは標高差700m弱はあり、それなりの登りもある。沢を渡り返しながら岩がゴロゴロする道を進む。

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(左)苔むした針葉樹林の道。(右)行者小屋から見た早朝の赤岳。

広い涸れ沢の中や針葉樹の苔むした道を歩くようになれば、間もなく行者小屋に到着。霧雨が舞うような天候で風も強い。明日の好天の予報を信じて登ってきたが、やや不安になる。平日なので行者小屋の宿泊者は20人ほどと少なくゆっくりと休むことができた。炬燵の温かさがうれしかった。

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(左)鎖や梯子が続く地蔵尾根。(右)地蔵の頭から見た赤岳と富士山。

予報通り翌朝はすっきりと晴れた。どの道で登るか迷ったが、地蔵尾根を行く。左手に涸れ沢を見た先で急な石段状の登りとなる。振り向くとダケカンバ越しに朝日を浴びた阿弥陀岳が美しい。その先は梯子や鎖が連続する岩場の急登。稜線が見えてからも、やや右手を絡む鎖の岩場がけっこう長い。主稜線の地蔵の頭に登りつき、右にわずかで赤岳天望荘。

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(左)赤岳への登りから横岳方面。(右)頂上山荘から見た赤岳山頂。

目の前に赤岳、その左には富士山が霞んでいる。ジグザグの道から鎖の岩場の登り。足元がガラガラした道を登り詰めれば赤岳頂上山荘。すぐその先の赤岳山頂へ5回目の訪問を果たす。空は晴れ渡り、富士山や南ア・奥秩父の山々が見える。御岳・乗鞍は見えるが、北ア北部はやや雲に隠れがち。多くの登山者が入れ替わり山頂にやってくる。

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(左)赤岳山頂から阿弥陀岳を望む。(右)長い梯子を下る。

今回はこれからが緊張するところ。清里に向けて県界尾根を下る。いきなり鎖が張られた急坂。斜めに突出た岩を過ぎると、いったん右にトラバース。その先も鎖や長い梯子を下る。赤岳天望荘への巻道分岐でひと休みすれば、横岳が意外に迫力ある山容を見せている(冒頭写真)。さらに鎖の岩場が続くが、最後に高度感がある梯子と長い鎖を下ると危険箇所は一段落。ひとまず安心し、疎林越しに富士山を望む。周囲の紅葉にいまさらながら気づく。

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(左)足場の少ない岩場(下から見上げる)。(右)鎖場が終わり富士山を遠望。

ジグザグの道は樹林帯に入り足元ガラガラとした下りに。勾配が緩むとヘリポートの跡があり、振り向くと色付いたダケカンバ越しに赤岳の姿。樹林帯の大天狗の小ピークを過ぎ、その先の幼樹が続く下りでも、正面に富士山を見る。緩やかな歩きやすい道となり、2258標高点付近はダケカンバの林相が美しいところ。

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(左)大天狗は樹林帯の中。(右)2258付近。ダケカンバ越しに赤岳を振り返る。

針葉樹林帯を緩やかに進めば展望のよい岩頭が2~3箇所。小天狗では木の間越しに清里方面が見える。バスの時間まで余裕があるので時間をつぶしながら下る。すぐ先の分岐で、尾根を外れ右折。ジグザグの急坂を下り、谷に至ると勾配は一段落。あとは緩やかな道を歩き続け舗装道に出て、サンメドウズ清里スキー場にあるバス停へ。清里ピクニックバスで清里駅に出て、帰途についた。

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(左)小天狗手前で赤岳・横岳を振り返る。

[参考]
アルピコ交通バス 茅野駅~美濃戸口 片道1,000円
行者小屋 1泊2食 10,000円
清里ピクニックバス サンメドウズ清里~清里駅 (乗車1回)500円
posted by 急行野沢 at 22:00| Comment(0) | 登山(南八ヶ岳) | 更新情報をチェックする