2020年01月11日
湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市/上田市/群馬県嬬恋村)
湯ノ丸山から望む北アルプス
地蔵峠(湯ノ丸スキー場駐車場)=湯ノ丸スキー場第1リフト933-944鐘分岐954-1038湯ノ丸山1051-1115小梨平(鞍部)-1146稜線-1210烏帽子岳1237-1318小梨平(鞍部)-1343中分岐-1408地蔵峠
スノーハイクに湯ノ丸に出かける。今冬は各地で雪が少なくて、湯ノ丸はどうなのだろうかと思っていた。昨年の同じ時期にも登っているが、同程度の積雪。多いとはいえない。快晴の3連休初日なので、途中すれ違った登山者は40人近く。この数日積雪があった気配はなくかなり踏まれていたので、スノーシューはほんの数人でアイゼン着用の人が多かった。
(左)鐘分岐手前から望む湯ノ丸山。(右)湯ノ丸山までもう少し。
湯ノ丸スキー場の駐車場に車をとめると、目の前の第1リフトが動いていたので、ついそれに乗って楽をしてしまった。リフト終点からトレースのある道を緩やかにたどって鐘分岐。ここからは傾斜が増すので念のためアイゼンをつけた。アイゼン無しでも登れると思う。簡単に登れる山という先入観があるからか、いつも意外に息を切らすことになる。振り返ると湯ノ丸スキー場や籠ノ登山・浅間山。右手に富士山が霞んでいる。
(左)湯ノ丸山から浅間山方面。(右)小梨平鞍部から見る烏帽子岳。
やや硬くなった雪面を登り、湯ノ丸山の山頂に到着。北アルプスのほぼ全貌が見えるのが嬉しい(冒頭写真)。その右に戸隠・妙高の山並み、四阿山から草津白根。南は富士山の右に南アルプスと八ヶ岳。展望を楽しんでから、西側の鞍部へと下る。ところどころ踏み抜いてもスネぐらい。小梨平の鞍部からは概ね左への斜上トラバース。
(左)小烏帽子岳付近から正面に富士山が霞む。(右)稜線に出て小烏帽子岳へ。
稜線に出るといっそうの展望が広がる。右折して稜線をたどり、小烏帽子岳のピークを越えれば、右手に四阿山、左に北アルプスを見ながら正面の烏帽子岳を目指す幸せな稜線歩き。たどり着いた烏帽子岳山頂からも360度の大展望が広がる。時折、冷たい風が吹きつけるものの、山頂でゆっくりしていられるほどの温かさ。数人の登山者が去来する。展望を楽しんでから往路を小梨平の鞍部まで下る。
(右)烏帽子岳への稜線。(右)烏帽子岳から北アルプス展望。
小梨平からは湯ノ丸山の南麓を巻く道をたどって地蔵峠に戻った。こちらの道も多くの人が歩いて踏まれている。朝は駐車場には空きがあったけれど、下山した頃には車があふれ気味で、スキー場も今日はかなりの賑わいを見せているようだ。車で浅間サンラインまで下り、東御市内の湯楽里館で温泉に入ってから帰路についた。
(左)小梨平から湯ノ丸山を望む。
[参考]
湯ノ丸スキー場リフト1回券(シニア) 400円
みづほ温泉 湯楽里館(おとな入浴) 510円